『マッドサイエンティストの手帳』878
●マッドサイエンティスト日記(2026年6月前半)
主な事件
・入梅(4日)
・大阪JAZZ@放出(14日)
・播州龍野いたりきたり
6月1日(月) 穴蔵
目覚めれば6月であった。
システムダイアリー用とPC用の2027年のスケジュール表を作成する。
生きてるかどうかわからんのに、年に1度の検査通院など、予定だけは決まってくる。
来年はややこしい3連休は少ないようで、生きてればいい年になりそうな。
昼、運動不足なので食品スーパー往復、液体系重量物のポーターを務める。
近所のTビル前のユリが全開であった。
*
ビルの谷間の百合。
夜は昼間運んだ液体で喉を潤しながらジョージ・ルイスの「Lily of the Valley」を聴く。
『PLAYS HYMNS』に収録の名演、わが家族葬の通夜で流すよう申しつけている名盤である。
6月2日(火) 穴蔵/台風接近
未明から雨。終日降りつづく。台風6号の影響である。
終日穴蔵。パジャマのまま過ごす。
トラが1匹、眼下の駐輪場廃墟で雨宿りしている。
*
台風は明朝に最接近(紀伊半島先端)の予報。今夜、エサやりオバサン、来るのかねえ。
市営廃墟にいるトラ3匹、まあ1〜2日のエサなしでも大丈夫だろう。
心配なのはたつの市の大山賢二である。本日は報道なし。550円所有から2週間、食えてるとは思えない。
台風接近で、明日は朝から姫新線運休。神戸からの県警諸君も行けそうにない。
大山の死体発見はまだ先になりそうな。
猫は死ぬ時には身を隠す。大山が猫型なら、人目につかない河川敷か山の中に入り込んだはずである。
夜、一杯飲んで早寝。
目覚めれば台風は通過しているであろう。
6月3日(水) 穴蔵/死体発見
定刻4時に起床。
台風6号は四国沖? 窓外、雨は本降りだが、風はそれほどでもない。静かなもの。
6時頃に和歌山県南部に上陸、古座川に「レベル5氾濫特別警報」。へえっ。
大阪は、雨は小降り、7時半頃に雨はあがり、昼前に晴れ間もあり。
終日穴蔵。テレビで東海、関東の大雨を見ながら過ごす。
と、夕刻、たつの市のニュース。
殺人現場から揖保川の10数キロ下流で男性の死体を発見という。
映像では、御津町中島の庄内井堰(中川)のようである。
腐乱しているが着衣は似ている、今夜、司法解剖らしい。
おそらく大山賢二であろう。やはり河川敷で野垂れ死にしていて、台風による増水で死体が流されたとしか思えない。
横浜から長男がメールしてきた。「たつの市の知名度は大幅アップ。アイスブレイクに大活躍中」だと。
「たつの市」の名を全国区にしたのは大山賢二であろう。
三木露風でも渥美清でもない。かれらが知名度をあげたのは「龍野市」である。
わたくしは「たつの市」の名が大嫌いで、極力使わない。播州龍野と表記することにしている。
詳しい事情はこちらに書いているが、要するに「龍野市」は周囲の市町村と合併して「たつの市」になったのであり、誕生してまだ20年である。
生誕20年の「たつの市」の名を全国に広めた功労者は大山賢二に間違いない。
揖保郡新宮町で人を殺し、揖保郡御津町で死体で発見された。龍野町にはちょっと滞在して通過していっただけ。
ま、同じ姫新線でも、津山の名を全国区にした都井睦雄には及ばないけどね。
6月4日(木) 穴蔵/入梅
曇、時々晴れ間も。
終日穴蔵。
朝のニュース。たつの市揖保川下流の水死体はDNA鑑定で大山賢二と確認された。
播州龍野の某さんに電話で確認したら、昨日はヘリが飛び交ってたいへんだったらしい。
「胃の中は空っぽだったから、河川敷で飢え死にしてたんだろう」
動機は不明のままだが(色々噂話が飛び交うだろうが)これにて一応幕引き。そのうち忘れ去られるだろう。
近畿が「梅雨入り」。
夕刻に這い出てハチへ。
気がかりだった先月13日の話のつづき。
ハチ軍団メンバーだった、亡くなった「天涯孤独の男」、結局行政委託で無縁塚?という道筋しかなかったようである。
8月8日に(今年は恒例だったライブは無理なので)追悼セレモニーみたいなこともやろうということになる。
ハチ軍団の正式解散式もやるか。ハチも世代が完全に入れ替わっているから、解散というより消滅だな。
歩いて帰る。途中、茶屋町あたりはキャンドルナイトであった。
*
ロフト消滅もあって、このイベントも年々縮小していく感じだ。
自宅に帰り着いたとたんに雨になった。
6月5日(金) 穴蔵
曇天。肌寒い。
終日穴蔵。パジャマの上に1枚羽織って過ごす。
たつの市の事件報道が終わったから、落ちついて机に向かえばいいのだが、集中できず。
本とCDの整理を少しだけ。いかんなあ。いかんこともないか。
朝は定番メニュー。
昼はお好み焼きでビール1杯。
夜は金目のアクアパッツァでビール、ワインを少しばかり。
*
健康的な食生活がつづく。
6月6日(土) 穴蔵
晴。梅雨の間の晴れ間らしいが、出歩くことなし。
午前、Amazonからの荷物到着待ち。12:30にやっと届く。久しぶりに購入のCD。
北村英治93歳(現在97歳で現役!)の演奏を聴く。
本日、播州龍野へ行きのつもりだったが、相棒の某くんが往復してくれた。
夕刻連絡あり、格納庫もわが実家も異状なし。たつの市の母娘殺人犯大山は、本竜野に降りたものの、格納庫(駅から5分)あたりには来なかったようだ。
他にも連絡事項数件あり。しばらくアタマも使うことになりそう。
6月7日(日) 穴蔵
雨。梅雨寒である。
終日穴蔵。一枚羽織って、資料を読んで過ごす。
少しはアタマも使うのであった。
ゴミ出しついでに見る屋上庭園の紫陽花。
*
この花だけは雨でないと絵にならんなあ。
6月8日(月) 穴蔵
晴のち曇、夕刻から雨。
朝、フィリピンでM8.2の地震があり、津波警報が出たが、関係おませんわなあ。
終日穴蔵。生存確認のみ。
6月9日(火) 穴蔵
曇。終日穴蔵……のつもりだったが、必要あって食品スーパー往復で外出。
ややこしい事情が生じて家事を色々。
夜は珍しく次男が調理をしたが、これが結構うまい。
専任料理人不要論が浮上してくるなあ。
6月10日(水) 穴蔵
晴。終日穴蔵。家事いろいろ。
夜は本日も次男が調理。
生存確認のみ。
6月11日(木) 穴蔵
晴。朝、大淀署に出頭する。運転免許の受取り。最後の更新となろう。
コンビニに寄って帰館。あとは穴蔵にこもる。
夜は専任料理人が起きてきて調理するが……うーん、落ちついて食事する気分になれず。
ゴミ出しなど家事を済ませて早寝。
6月12日(金) 穴蔵
晴。爽やかな日である。
・朝、近所の某院へ。定期健診。諸数値は良好であった。
・午前、H3 6号機の打ち上げを見る。無事軌道に乗る。何よりであった。
・午後、播州龍野の某事務所からメール。来週には行かねばの娘。
ついでに大山賢二の足跡も辿ってみたい。楽しみである。
・夜、専任料理人が復帰して(この2.3日、発熱して寝込んでいた)、色々並べてもらって晩酌。
やっと普通の日常が戻ってきた。やれやれ。
6月13日(土) 穴蔵/歩幅測定
晴。室温28℃で爽やか。穴蔵にて色々読んで過ごす。
午後、肉体労働。食品スーパー往復、液体系重量物のポーターを務める。
近所のTビル前、今日は白ユリが全開であった。
*
(ビルの)谷間の百合…… Lily of the Valley はスズランなのだが、バルザックの方はユリだからややこしい。
などと考えつつ、どうも歩行が専任料理人に較べて遅れがちになる。
荷物があるからでなく、たまにいっしょに外出してもそう感じる。
後刻、10年ぶりに、正確な距離がわかっている廊下を「普通に」歩いて歩数を調べる。
2往復した結果、歩幅は59.3pであった。ついに60pを切る。
認知症が進行しているのである。
過去の記録(歩数計への設定値)と照合してみる。
2007年 80p
2013年 76p
2017年 70p
2026年 59p (※6/16に再測定、70pに修正する。)
この20年ほど、歩幅は1年に1pずつ狭くなっていることになる。
90歳で50p、100歳で40pになるのか……
老衰を実感しつつ、夜は5皿ばかり並べてもらって液体系重量物の一部を流し込む。
6月14日(日) 大阪JAZZ@放出
薄曇り。直射光なく快適な日。
昼に出て、おおさか東線で放出へ。
駅前の、ふだんはシャッターが降りている店の多い栄町商店街にエラい人混み。
*
「放出ビアフェス2026」という催しで、各地のクラフトビールと地元の飲み屋の共催らしい。
うーん、参加したいが、残念ながら時間がない。横から見物しただけで、駅前のディア・ロードへ。
大阪JAZZの例会。
・本日の特集はHさんの「ボストン・ジャズ・クロニカル」……ご本人のボストン訪問ルポ(ライブハウス跡探訪)も含めて、ボストンでの録音盤だけで 構成。ゲイリー・バートンのバークリー「卒業アルバム」なんてまったく知らなかった。
・持ち寄りは「最近よく聴くお気に入り演奏」……これは当然ながら名盤から珍品までバラバラ。
わが持参は北村英治の93歳録音の「PARK STREET KIDS」(先日のロリンズ95歳、4日前には秋満義孝96歳で死亡、しかし亡くなったジャズメンはもうすぐアチラで聴けるのだから、最近は現役高齢ジャズメンを聴くことが多い)だったが、打合せもしてないのにHさんも同じ主旨でナベサダ昨年末録音の「But Beautiful」。北村英治97歳は来週大阪でMitchと共演、ナベサダ93歳は先日大阪に来たばかり。ともに管楽器を吹き続けるのが凄い。
・デクスター・ゴードンのオランダでの演奏映像を見て終了。
あと、栄町商店街へ行ってみたい気もしたが、ここは自制。
おおさか東線で18時過ぎに帰宅。
シャワー後、5皿ばかり並べてもらってビール、酎ハイ。
明朝から騒がしそうなので早寝。
6月15日(月) 大阪←→播州龍野
15日早朝(米東岸は14日夕刻)、大騒ぎになると予想してニュースを見るが、何の報道もなし。
スポーツニュースばかり。肩透かしであった。
天気がよくなってきたので、予定を1日繰り上げて、播州龍野行きとする。
9時半頃に本竜野着。
ひと月ほど空き家状態だった実家の庭は雑草が急激に伸びて、門から玄関まで歩くのも困難なほど。
大山賢二が侵入した気配もなかった。ほっ。
軽で某事務所、金融機関などうろうろ。
そうめんの里近くまで行ったついでに、嘴崎橋を眺める。
*
↑この橋の下(左端)が、今月3日に下流で死体が浮かんだ大山賢二の潜伏場所。
河川敷の繁りはテレビで見た以上に広域に広がっている。県警諸君、苦労したはずだ。
近くの某販売店で聞けば、この周辺は連日、捜査とマスコミの取材でたいへんだったらしい。
やっと静かになりましたね、といったら、「いえ、あの後、また新宮で人殺しがありまして」という。
12日に、たつの市新宮町角亀で大林茂樹(68)が妻を絞殺したという。つい先日ではないか。
「自分で110番したから」騒ぎにはならず、テレビ報道もなし。新聞の地方版が取り上げた程度だそうな。
二地域居住がだんだん遠ざかる気分になる。
戸締りを入念に確認して、夕刻帰阪。
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