mad

 【最近1週間ほどの記事】 (* のついた写真はクリックで拡大します)


11月21日(金) KLL例会
 晴。昼前に出て、阪急で越境、大阪から兵庫県の三宮へ向かう。
 市役所と区役所の間の眺め。
  *
 やはり神戸の街並みは大阪に比べて、歩いていて気分がいい。
 インバウンドが少ないからだろうか。
 午後、区民センターで神戸文芸ラボ(KLL)例会に出席する。
 本日はインフルその他で欠席者が多く、作品合評は来月に送って、老人数名の雑談会となる。
 Anchor KLL次号で「追悼特集」の予定だが、有力メンバーのひとりを喪って、今ひとつ元気がでないところがある。
 本日は早めの閉会。
 新開地あたりをウロウロしたいのだが、時間が中途半端。改めて専任料理人と来ることにしよう。

11月20日(木) 穴蔵
 晴。今朝が「いちばんに冷え込み」という予報だが、6時のベランダは8℃(アメダスは6.4℃)。
 大袈裟に騒ぐ気温ではない。今年2月22日は、最高7.5℃、最低2.2℃だったんだからな。
 つい先日まで暑い暑いといっておりながら、バカじゃねえか、テレビの予報屋ども。
 といいつつ、わたくしは寒がりなので、終日穴蔵。
 少しは仕事もするのであった。

11月19日(水) 穴蔵
 終日穴蔵にあり。
 色々雑件の処理。
 午後、BSで『惑星ソラリス』を見る。
 前に見たのは1977年だったから、48年ぶりか。
 冒頭あたりの未来都市(東京ロケの高速道路)とラストの原作との違いはよく覚えているが、ともかく長くて往生した記憶だけが残っている。原作に較べてやたら登場人物が多いし。
 宇宙ステーションが(金をかけてない分)はじめて生活感が出ているなと、その点だけ感心した。
 今回は、忍澤勉『終わりなきタルコフスキー』(寿郎社)で、詳細な画像分析を読んでいるから、見方が変わった。
  *
 なるほどそうであったかと感心するところ多し。
 ただ、テンポの緩さは体質に合わないし、「SF」度は原作からガタッと落ちる。最高のSFを普通の文学にしてしまったとでもいうか。
 『終わりなきタルコフスキー』を読む方がはるかに面白い。これひとつの不思議。

11月18日(火) 穴蔵/ウロウロ
 寒波到来というが、普通の日である。
 午前は「奇妙な雑務」……急に頼まれて、30年ほど前の短篇(自作ではない)を雑誌から発掘してテキスト化する。
 読み返して見ると結構面白く、現代風である。長篇大殺戮ノベルの冒頭みたいな雰囲気。これからどうなるのか期待する。
 午後、茶屋町アプローズまで出向く。芦屋にいる身内(妹だが)が出てきたので喫茶店で話す。
 播州龍野関係の経過説明と今後の相談だが、クマの出没とか親戚関係者の出没とか、話が周辺の怪しい事情にまで拡大して、2時間以上話し込んでしまった。
 兄妹でこんなに話すのは半世紀以上なかったような気がする。
 帰路、公園横、いつもとは反対側を通ったら、樹木の枝がバッサリ切り落とされている。
  *
 樫やらなんやらの常緑樹全部。ここ数日の所業だろう。
 身ぐるみ剥がれたようで、急に風が冷たく感じられる。
 寒波は皮膚感覚よりも視覚から来るのではないか。

11月17日(月) 穴蔵
 終日穴蔵。昨日の反動である。
 雑事……というか、経過報告書の作成に時間がかかる。SF系のことはできず。

11月16日(日) 大阪←→播州龍野
 日曜だが、早朝の電車で播州龍野へ移動する。
 始発時はまだ暗い。冬至が近いのである。
 播州龍野にて9時から始動。
・M自動車へ行って車検の終わったワゴン引取り。
 年内で廃車か迷っていたが、こちらでのややこしい案件が続きそうなので、あと1年は必要である。
・タイムマシン格納庫で雑事。メンテナンス業務はまだ残っているからなあ。
・地方信金とJAのATM回り。年末が近いのである。
・午後に某工務店来宅、先日から進めていた補強工事が終わり、その現場確認。
 丁寧にやってもらい、たぶんわが生存中は大丈夫であろう。
 庭周辺もシルバー諸氏が丁寧に雑草の処理をしてくれていて、来春までは問題なし。
・その後、先月初めから懸案だった「地籍未確定」の区画に出向く。
 行政書士と「先方」と現地集合しての境界確認の立会い。
 あっけなく……というか、ごく友好的に片づいた。
 先方のいうには、悪いのは「市」であって、ウチと先方の境界には何の問題もない。
(先方と公道の境界の図面を見れば確かにもっとも。地籍調査で、役人が面倒になって、隣接するウチもいっしょに「未確認」にして投げ出した気配がある。)
 ま、先方と市の問題は残るが、当方は「筆界特定」とかをやらずに済み、最悪2年近くかかりそうなのが数ヶ月で片づきそうな。
 負の遺産をしょい込まなくて済みそうである。
 実家から少し離れたエリアにて。
  *
 鶏籠山は見えるが、まるで別世界……クマが出現しても不思議でない雰囲気だ。
 夕刻の電車で帰阪。
 播州龍野関係の諸問題が大きく進展して、二地域居住の展望が開けてきたような。
 疲れた……が、心地よい疲労感である。

>>ちょっと前の記事

>>もっと前の記事【1996年〜の目次】
SF HomePage