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10月14日(火) 穴蔵
 曇天。
・朝、近所の某院へ。定期健診。数値は極めて良好であった。
・午後、かんべむさし氏が来穴蔵。100日ぶりである。
 仕事場を大阪から西宮に移して以来、連絡が途絶えていた。
 環境激変で何かあったのではと心配していたのだが、基本的に通信環境をPCからスマホに移行したためらしい。
 本日は茶飲み話……というか、互いの近況報告など。あわせて当方の終活について色々アドバイスを受ける。
 次回からは、ビール媒介のSF検討会スタイルに戻すことにする。お互い、もう以前のようには飲めないが。
・夜、BSで『渡り鳥いつまた帰る』を見る。65年ぶり。これは細部もよく覚えていた。
 アキラは馬で現れ、最初からジョーがからむ。ルリ子は被害を受けている家の娘。キャバレーのダンサーは白木マリ。
 渡り鳥シリーズの骨格が出来上がった作品で、この後の『赤い夕陽の渡り鳥』と『大草原の渡り鳥』をあわせた3本が面白かった。
 ジョーは『ろくでなし稼業』以降、主演にまわってシリーズを抜けるから、急に面白くなくなる。
 中三から高一にかけての、本当に短い期間だったのだなあ。

10月13日(月) 穴蔵
 陰のち晴。終日穴蔵にあり。
 3連休の最終日。終活をぼちぼちと進める。
 時々テレビニュースを見るが、万博閉幕とガザ人質解放ばっかり。前者はやっと、後者は明日見ればよい。
 唯一興味深いのが尼崎の老人刺殺事件。
 83歳の老人が自宅居間で近所に住む明石愛花(23)に包丁で首を切られて死亡。
 動機は不明。他人事とは思えんなあ。注目して見守りたい。

10月12日(日) 穴蔵
 曇天。3連休の2日目。
 終日穴蔵。何もせず。
 昨日の反動であろう。睡眠が不規則になり、ただ眠い。
 昼前後に驟雨があったらしいが、寝ていて気づかなかった。
 台風23号の影響か。22号につづいてまたも八丈島に接近中らしい。
 大阪直撃なら面白かったのに。
 万博最終日に7年前が再現されれば、大屋根リングなど全部きれいに片づいたはず。

10月11日(土) 森山威男ジャズナイト2025@ala
 曇天。世間は3連休の初日である。
 普通なら穴蔵にこもっているのだが、本日は特別で、年に1度「新幹線に乗る日」である(正確には去年乗らなかったから2年ぶり)。
 午前、新大阪へ行き、名古屋まで行く。
 新大阪駅は大混雑。キャリアケース引いて降りてくるのが圧倒的に多い。
 新幹線の混み具合は、2年ぶりだから、よくわからん。ひかりの自由席にする。
・午後、千種駅前で名古屋在住のIさん(隠す必要はないか。今高英一さん)と会う。
 毎年、可児市に向かう前に会うのが習慣になっている。
 ジョージ・ルイスとコルトレーンについて(コレクションも含めて)日本でいちばん詳しい方で、ラスカルズの大ファン。
 河合さんを偲ぶ会以来、2年ぶりである。
 いつもはあれこれジャズ談義だが、河合さんのいない今、お互いの病気や終活の話が増えたなあ。
 しかし、来年も会いましょうということで、ひとり可児へ向かう。
・夕刻、可児駅からala(可児市文化創造センター)への長い一本道を歩く。今では懐かしの散歩道になった。
 幸い雨も降らず。
 夕暮れのalaもいい雰囲気だ(毎年9月だが、今年は1月遅い)。
  *  *
 森山威男JAZZ NIGHT 2025、今年で25回目だったかな。昨年欠席で、皆勤記録は途切れたが、めげずに復帰である。
 ロビーでおなじみの皆さんに挨拶。
 18時30分に開演。
 今年は、森山威男(ds )川嶋哲郎(ss,ts)田中邦和(ts)魚返明未(p)須川崇志(b)のカルテット。
 小編成だが、企画が面白い。
・第1部はメンバーそれぞれの音楽歴紹介とそれにちなむ自薦曲。
 威風堂々(魚返明未)
 Night & Day(田中邦和)
 You Don't Know What Love Is(魚返明未)
 Giant Steps(川嶋哲郎)
 なぜこの曲か。エピソードの紹介が(森山さんの絶妙の誘導もあって)面白いのだが、とても書ききれない。
 塩之谷さんのレポートに期待(何しろ森山おっかけで北京上海のブルーノートへ行き、来月はロンドンまで行くというのだから)。
 曲想がすべて異なるのも見事な構成。
・ジャンケン大会挟んで、第2部は、森山さんの「自伝的」話になる。
 子供の頃のことを書き出したら面白くなり、noteに「怪物の目に涙」と題して連載開始らしい(帰路の電車内でちょっと見たが、おもしろそうな)。
 それにちなんで、演奏歴の節目になった思い出の曲が演奏された。
 Softly As In a Morning Sunrise(学友だった加古隆さんの思い出)
 Greensleeves(山下洋輔トリオを離れる最後の欧州ツアー)
 Gratitude(井上淑彦さんの思い出)
 そしておなじみの定番、
 Sunrise 〜 Goodbye
 終演は21時。
 皆さんと終了後の雑談を楽しみたいが、ここ数年のパターンで、直ちに今渡まで歩き、犬山〜名古屋と名鉄を乗り継ぎ、最終に近い新大阪行のぞみで深夜の帰宅となった。
 久しぶりの新幹線だったが、疲労感もなく、いい強行軍だった。

10月10日(金) 穴蔵
 秋天、午後はしだいに曇る。
 終日穴蔵。一応マジメに机に向かう。
 明日は久しぶりに遠出する予定なので、それまでに一区切り。
 たちまち夕刻。
 夜は専任料理人が和風を並べた。
  *
 サンマは全身を載せる皿がないので途中で切ったという。
 それなら小骨を取ってほぐしてくれればいいのだが。
 などと無粋なことはいわず、久しぶりに冷酒を少しばかりいただく。
 うーん、呉春が飲みたいところだが……一升瓶は一生禁止、でもないが、微妙なところだ。
 秋の夜は更けゆく。

10月9日(木) 穴蔵
 秋日和。終日穴蔵。
 少しは仕事もするのであった。意外にはかどる。珍しい1日であった。
 午後、またも市営廃墟が騒がしい。本日も消防訓練。
  *
 北棟、激しい放水のなかを隊員諸君がハシゴをよじ登っていく。
 一昨日とは別部隊なのであろう。がんばるなあ。
 北消防署だけでなく、他の区からも訓練に来るのだろうか。
 掲示では「消防局総務部施設課」が来年3月末まで訓練施設として管理しているらしい。
 市民には大事な訓練である。恒久的に使ってほしいと願う。

10月8日(水) 某院往復
 晴。午前、歩いて天六の某院へ。年に一度の定期検査である。
 X線撮影の後、面談3分ほどで終了。簡単なもの。
 といっても、5年前拷問に近い入院生活を思い出す機会でもある。
 10月1日は手遅れではなかった。
 用心して生活しなければ……と肝に銘じつつ、来年10月の予約をして帰館。往復約5000歩、きちんと歩けた。
 午後は穴蔵。終活を少し進める。体が動くうちに片づけておかねば。

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