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2月25日(火) 穴蔵
 曇天、午後は晴れ間も。
 ウイルスが嫌で終日穴蔵。
 相棒の某くんがクルマで播州龍野行きなので、こちらの用件をメールで頼んだら、快く引き受けてくれた。
 密閉の公共交通機関で行かなくて済む。
 ありがたいことである。
 仕事はさほど進まず。たちまち夕刻となる。
  *
 夜は専属料理人の作った蕪蒸しその他でビール、吉乃川。
 早寝するのである。

2月24日(月) SF大賞/墓見で一杯
 朝のニュース。
 第40回日本SF大賞は、小川一水さんの『天冥の標』全10巻(早川書房)と、酉島伝法さんの宿借りの星(東京創元社)に決定。
 ともに長い時間をかけて書かれた大作で、何よりの受賞である。おめでとうございます。
 大森望・日下三蔵編『年刊日本SF傑作選』全12巻(東京創元社)に特別賞。これも12年がかりで、年月をかけた仕事が顕彰されるのはまことに喜ばしい。
 吾妻ひでお氏と眉村卓氏に功績賞、小川隆氏と星敬氏に会長賞。4氏とも何十年も前から知っている方で、3氏はおれより若く、これは寂しい。
 時間の流れを感じさせるなあ。

 静かに穴蔵で過ごすつもりだったが、9時過ぎから上階が騒がしくなる。
 騒音一家が去って、静かな日々がつづいていたのに、何としたことだ。新騒音一家が引っ越してきたのか?
 管理人に聞くと、まだ荷物が残っていて、小刻みに移送しているらしい。
 業者に頼んでおきながら、(1部屋多い)引っ越し先に入りきらず、整理してから残りを運び込むのだという。今まで、よほどギシギシに詰め込んでいたらしい。2DKに4人(5人説もあり)で、どんな生活をしていたのか。
 遅くとも今月末までのしんぼうである。
 たまらず散歩に出る。
 人混みは避けて、淀川方向へ。
 が、淀川堤は工事で立入禁止である。
 しかたなく進路変更、「天神山」に倣って墓見に行くことにする。
 豊崎の東海道線東側に残っている南浜墓地を見物(大坂七墓のうち、残っているのはここと蒲生墓地だけ)。
 さすがに人はいない。
  *  *
 橙の下に墓は並んでいる。一杯やりたい墓石は見当たらず。
 東海道線の高架を潜って源光寺の方に出て、A先生の研究所前を抜ける。
  *
 書斎棟はしんとしている。うらやましい環境だ。
 おれも見習わねば。ま、騒音が治まってからだ。
 夜は数皿並べてもらい、専属料理人を墓石に見立てて、墓見で一杯。うまっ。

2月23日(日) 穴蔵
 晴れたり曇ったり。外の気温はわからず。
 刻々と増える新型コロナウイルス感染者のニュースを断続的に見つつ、終日穴蔵にこもって過ごす。
 雑件がたまって、播州龍野へ行きたいのだが、公共交通機関に1時間以上閉じこめられての移動は気が重い。
 困ったことだ。
 明日も休日なので、連休が終わってから考えるか。
 今年の花見会はすべてやめることにする。
 死ぬのが怖いからではなく、感染して媒介者になるのが嫌なのである。

2月22日(土) 穴蔵/梅田解放区?
 曇天、9時過ぎに雨が降り始め、本降りとなる。
 むろん出歩かないから、結構な雨である。
 穴蔵にこもり、源泉徴収票が揃ったので、確定申告の仕上げ。
 夕刻近くに晴れ間あり。
 と、夕刻、外が騒がしくなった。
 出てみると豊崎西公園で20人ほどが集会。「安倍やめろ!」の横断幕を持って「安倍やめろ!」と叫んでいる。
 騒がしいのが警察で、パトカー2台、警官30人くらいが周辺を囲み、広報車?も来て、マイクで何やら警告している。こちらの音声の方が騒がしい。
  *
 やがて、パトカーに先導され、参加者を上回る警官に囲まれて、後ろにもパトカーがついて、茶屋町方面に去った。
 ネットを見ると「梅田解放区」と名乗る連中らしいが……。
 背後に何か過激な(あるいは異国の)組織がいるのか。
 過剰な警備のような気がしないでもない。

2月21日(金) 神戸新聞文化センター
 晴れて気分のいい日である。このところ、こればっかり。
 昼前に出て阪急で三宮へ。
 電車は空いていて、ほっとする。
 神戸新聞文化センターでの講座の日である。
 幸い兵庫県はまだ新コロナウィルスの感染者はゼロである。
 聴講者も少数なので、安心して話せる。
 面白いことに、エッセイや小説(SF)の中に、新コロナウィルス騒動を先取りしたような作品が複数あり(書かれたのはギリギリでも1月半ば)、時代感覚の鋭敏さに感心する。
 ただ、現実の事件がこの3週間でこんな大騒ぎになってしまうと、便乗作品と誤解されかねない。
 これに似た事例は、阪神大震災や東日本大震災などでもあった。難しいところだ。
 おれが「証人」としているから、今回の事件もじっくり観察して、時間をかけて、より高度な作品に仕上げてほしいと思う。
 その他、Kさんの、日本に輸入されたロダンの彫刻数体の数奇な運命を日本の近現代史にからめて描いたノンフィクションの力作もあり、刺激

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