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4月23日(水) 穴蔵
早寝したら深夜1時30分頃に目が覚めてしまった。
地上波で『インディペンデンス・ディ』(1996)を何となく見てしまう。タイトルは知っていたが初見。
これ『幼年期の終り』を単純化・幼稚化して、ただの活劇にしただけではないのか?
90年代から、あまりSF映画を熱心に見なくなったが、架空の映像を見せるだけの作品が増えたからか。
そのうち見ようと思って見なかった作品が多く、DVDも面倒で……今ごろテレビで見るわけだが、感激することは滅多にないなあ。
また睡眠。
6時頃に起きて、普通の日常に戻る。
雨。終日穴蔵。
……のつもりだったが、雨がやんだので、午後、ジュンク堂往復。
手前のロフトが今月末で閉店(阪神デパートに移転)する。
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茶屋町は衰退気味だったが、これで決定的だな。ジュンク堂も書籍売り場は縮小しているし、NU茶屋町も店の入れ替わりが多く、空き店舗も多い。
ロフトも20年前まではよく利用したが、今はダイソーで十分だからなあ。
後はどうなるのか。今さらホテルではあるまい。
場末感の漂う雑多な店舗群を期待する。
4月22日(火) 穴蔵
晴。暖。午後には25℃を超えた(室温は直射のおかげで朝から26℃)。
夏日。起きてから着替える必要なく、ありがたい季節になった。
穴蔵にて本を読んで過ごす。
終日こうしていたいが、少しは体を動かさねばならぬ。
午後、茶屋町の郵便局、ついでに近くをうろうろ。
綱敷神社の新緑が鮮やかである。
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ちょっとお詣り。ややこしい状態での長寿より、周囲の迷惑にならぬことをお願いして帰館。
また穴蔵にこもる。
4月21日(月) 穴蔵
晴。夏日一歩手前。いい季節になった。
終日穴蔵。
・5時、BS「落語研究会」で柳家さん喬『鴻池の犬』を見る。江戸バージョンというか、さん喬のアレンジ?
江戸の商家の仔犬3匹のうち、クロが大阪の鴻池に貰われる。それを追ってシロが大阪まで旅するロード落語に仕立ててある。これは知らなかった。まあまあ面白い(さん喬の語りはあまり好みではないが)。
ただ、この着想では、もっと面白い作品がある。
木下昭南『草物語 −野犬連合盟主「虎」−』という長篇(Anchor KLL No.1掲載)。
同人誌掲載作だが、眉村さんが注目して長篇化を勧め、完成した長篇をわたくしが推薦したもの。
木下氏は鈴木商店の研究家でもあり、『金子直吉傳』中のごく短いエピソード(愛犬が東京から神戸まで戻ってきた)をもとにした長篇で、わたくしは「前半がロードノベル、後半が『鴻池の犬』を思わせる」と紹介している。特に道中の展開は「トコトコついていくだけ」のさん喬版とちがって、波乱万丈である。機会があればお読みいただきたい。
・北京でロボットマラソンのニュース。
人型ロボットのハーフマラソンで、色々なのが出場、時速約10キロで走る。
クラーラが『神の鉄槌』で月面マラソンを書いたのが30年前だから、現実が遅れている気がしないでもないが、驚くべきはその価格。自動車より少し高いくらいというが、ホンマかいな。
わたくしは以前から、マラソンのペースメーカーにロボットが使われるだろうと予想しているが、これは外れるかも。
ロボットが人間を超越していることを「公開」しながら競技することになるからで、主催側が認めないかもしれない。将棋にAIを同席させないのと同じ理屈だ。
しかし……そもそもペースメーカーというのはおかしな存在だと思う。一度、女子マラソンで、男のペースメーカー数人が女性選手を囲んで走っているのを見たことがあるが、どこからも文句はつかなかったのか?
4月20日(日) 穴蔵/長男帰浜
薄曇り……まだ花粉黄砂か。
昼、長男が散歩に出るというので同行。
左岸線豊崎インター。万博会場に向かうタクシーが意外に増えた。
佐伯祐三生家。静かである。
冨島神社。軽く参拝。徒歩圏では数少ない藤棚(豊崎東公園のは撤去)を見る。
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中津商店街。日曜というのにほとんどシャッター。
スカイビル北の里山。地域猫(サクラ耳)2匹が食事中だった。ウチの近所みたいな嫌猫派はいないらしい。
うめきた。北エリアで安藤忠雄展開催中。青りんごが置いてあった。
8000歩ほどになった。
夕食は若ごぼうの掻き揚げその他を並べてノンアル、あとタケノコごはん。
長男は深夜に名神東名を(途中睡眠を挟んで)帰浜するという。
出発は見送れそうにない。※
早寝。
※こちらを22時頃に出て、名神東名、三ケ日あたりで熟睡してしまい、横浜早朝の予定が9時帰着(3時間遅れ)になったような。
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犬が待ちくたびれて玄関で寝ていた……とメールしてきた。
4月19日(土) 長男帰省/大阪←→播州龍野
晴。暖。花粉黄砂でかすんでいる。
朝6時頃に長男から湾岸長島あたりを通過とメールがあり、8時半にウチの駐車場に到着した。
すぐ播州龍野へ行こうという。昨夜22時頃に横浜を出て、途中で5時間ほど眠ったから疲れていないらしい。
急いで準備、9時過ぎに、専任料理人とともにワゴンに乗り込んみ、播州龍野へ出発。
龍野実家に10時30分に到着した。
3人とも作業着姿なので、そのまま庭の雑草処理、屋内の片づけなどの作業を行う。昨年の11月以来、半年ぶりである。
横浜からわざわざ「掃除」のために帰省……というのも変な話だが、近い将来を考えてのわが依頼でもある。
しばらく(あと2年?)こちらを「文豪風書斎」にして、ひとりで生活したいのだが、家族の賛同が得られない。
地ならしが必要なのである。
実家作業は午後に終了。あとは色々と寄り道して帰ることに。
午後、実家をワゴンで出発。
河原町商店街の吾妻堂へ。
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意外に客が少なく(花見シーズンの直後だからな)、しょうゆ饅頭はあったようである。
引き続き、地元の生鮮野菜販売の「旬菜蔵」へ。色々並んでいるものの、大市のタケノコは実質先週で終わったようである。
林田川のそばにある「山林」を見に寄る。
なぜか○百坪の竹藪を所有していて、向かい側は(子供が遊ぶ気配のない)児童公園である。
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竹林を取っ払って「整地」すれば、別荘には絶好の立地なのだが……無理なようである。
欅坂トンネルを抜けて姫路市へ。
姫路西インターから山陽道、中国道、新御堂筋を経由、渋滞なく、夕刻前に帰阪。
さすがに疲れた。
専任料理人が色々並べてくれて、久しぶりに一族でちょっと一杯。うまっ。
後期高齢者のみ、早寝させていただく。
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