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『宇宙ランド2100』盛林堂ミステリアス文庫)
 久しぶりに自分の本。
 北原尚彦さんが、わが「ジュニアSF」をまとめて下さった。
 なんと小松左京氏脚本の「幻の人形アニメ」絵コンテが収録されています。
 →詳しくはこちらを。


12月1日(月) 大阪←→播州龍野
 早朝の電車で播州龍野へ移動する。
 9時前に到着。年内に片づけるべき雑件が色々あり、タイムマシン格納庫の作業、実家の雑事、金融機関の関係、司法書士事務所に顔出し、その他、市内ウロウロ。
 昼に龍野公園にも行ってみる。
 聚遠亭は月曜で休園。しかし、外から見ただけでも、今年の紅葉が貧相であるとわかる。半分以上が枯葉色。
  *
 昨日来た観光客もがっかりしたであろう。
 聚遠亭がこれだから、紅葉谷その他、推して知るべし。
 クマが出ないだけ、よしとすべきか。
 夕刻の電車で帰阪。
 二地域居住の準備はほとんどできないままである。

11月30日(日) 穴蔵
 晴。終日穴蔵……不調である。
 気分が落ち着かず、これといったことは出来ぬまま。
 午後、近所を1時間ほど散歩。
 今年は紅葉がまるでダメ。公園も神社も枯葉状態が多い。
 S病院前のだけがまあまあであった。
  *
 前立腺でまたお世話になることがあるだろうか。
 たぶんその前に別の場所が原因で……となるだろうな。
 11月は気の重い月であった。

11月29日(土) 穴蔵
 晴。終日穴蔵。
・嵐山光三郎氏の訃報。83歳。肺炎。
 『口笛の歌が聴こえる』を書架から探し出して再読。
 やはり面白い。面白いが、この小説は永山則夫逮捕の1969年で終わっており、私はこのニュースを社会人になって直後に知った。
 それから半世紀以上……私はほとんどの時間を社会人の仕事とハードSFに費やしてきた。
 『口笛の歌……』の世界は、学生時代には憧れながら、結局ほとんど接点がないまま終わった。
 まあ、それでよかったのだろう。

11月28日(金) SF老人会
 晴。終日穴蔵。
 夕刻かんべむさし氏が来穴蔵。4ヶ月ぶりか。
 本来なら年内に忘年会的SF検討会を開催するつもりだったが、双方の事情で今年はそれが出来ない。
 ちょっと早目に年寄りの茶話会を行うことにする。
 テーマはどうしても「終活」になってしまう。
 しかし、別に暗い雰囲気でもなく、淡々たるもの。
 次は明るい新年会をやりたいものだが、できなくても、まあしかたないなあ……ということになる。

11月27日(木) 穴蔵
 晴のち曇。終日穴蔵。
 外出は、午後、ジュンク堂往復のみ。
 MBS南側、ロフト跡で何やら工事が始まっている。
 南北2箇所の出入口に「呪術廻戦」の看板が作られ、1階内部で工事中。
 はて、アニメなら地下の映画館跡を使うはずだが。
  *
 西側のゲーセンは「ガチャガチャ」館になったし、NU茶屋町の中にもアニメやゲーム関連の店が増えている。
 茶屋町一帯、日本橋化していくのか(日本橋〜恵比須町あたりは5年ほど行ってないから現状は知らないけど)。
 丸善&淳久堂がいつまで持ちこたえるか心配になってくる。
 レジの列、土日でも、近所のラーメン屋より遥かに短いからなあ。

11月26日(水) 穴蔵
 昨日は寒くて、入浴後、粗食、早寝した。
 こんな日は、熱燗をグビッと飲ればいいはずが、そうもいかない事情あり、つらいところだ。
 幸い定刻4時に目覚め、体調は普通であった。
 気象情報を見るに、昨日は最高気温が15℃を切っており(大阪)、やはり寒かったのだ。
 本日は電気も通じており、終日穴蔵、コタツで本を読んで過ごす (先日来、面白い本を色々読んでるが、近日書くことに)。
 外の気温がよくわからない日であった。
 夜は専任料理人が、グラタンや野菜の煮込んだのやらを並べる。
  *
 これでブルディガラの三日月パン、久しぶりにワインを少しばかり。これでなくては。
 早寝させていただく。

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