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1月28日(木) 穴蔵
晴れて、外は暖かそうである。
ビールを買ってこようかと申し出たら、「今日は休肝日ですから、明日でいいでしょ」。
散歩してもビールなしとなると、出歩く気がしなくなった。
終日穴蔵。気合入らず。たちまち夕刻。粗食。早寝。
1月27日(水) 穴蔵
夜中に雨が降ったようだが、曇天、だんだん晴れ間も出てくる。
終日穴蔵。不調……絶不調である。机に向かっているものの、アタマ働かず、時間だけが過ぎる。
理由もはっきりしている。運動不足である。筋肉の衰えが頭脳の衰えに直結しているとしか思えない。
たいしたことできぬまま、たちまち夕刻。
専属料理人が「絵にかいたようなご馳走」を並べた。
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湯豆腐、トンカツ、刺身。
おれの場合、トンカツを串カツに変えれば、いちばん好みの居酒屋メニューである。
これでビール、熱燗。あと、明太子か塩辛があればいくらでも飲めるのだが、1時間でストップとなった。
早寝するのである。
明日は買い物の分担など理由をつけて、少しは歩くつもり。
1月26日(火) 穴蔵
晴れて暖。終日穴蔵。昨日と同じである。
机に向かって左を見ると、野々村竜太郎の生家(のある市営住宅)と駐車場が見える。
その駐車場に先日から赤いシートが張られ、今日はクレーン車がきた。
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いまさら駐車場の建て直しとは思えず。
3年後には竜太郎の生家は取り壊しだし、これから4,5年「明窓浄机」からの眺めは激変しそうである。
見届けるまで何とか生きることにするか。
お楽しみはこんなことしかない。嗚呼。
1月25日(月) 穴蔵
快晴で暖。
外出日和だが自粛。
終日穴蔵にあり。
たいした仕事はできず。
休肝日につき、粗食。
早寝するのである。
1月24日(日) 穴蔵
雨が降りつづく。
終日穴蔵。
あまり生産的なことはできず。
1月23日(土) 創サポ講座・特別編
朝だ。雨が降っている。雨読。穴蔵にて眉村作品を再読する。
夕方に近い午後、創作サポートセンターの事務局が入っている谷町筋の某ビルへ。
ここの会議室で創サポ講座の特別編をオンライン開催する。
関西在住のSF作家に創作法を聞くシリーズ、5年前の上田早夕里さんから昨年末の田中啓文さんまで続けてきたが、本日は最終回・特別編である。
このシリーズを始めた時から、最終回は眉村さんと決めていて、眉村さんからも了承をいただいていた。残念ながら間にあわず、本日は特別ゲストとして、村上知子さんに来ていただいた。
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全員オンラインでも可能なのだが、他に不要不急ではない重要打ち合わせ事項もあり、一度は顔合わせしておく必要もあって、ゲストの他に「門下生の筆頭格」ともいうべき数氏にも参加してもらい、会議室からの中継方式で行った。
創作法を聞くというより、村上知子さんから見た眉村さんの意外な側面など、興味深い話が多い。
特に病床での『その果てを知らず』執筆のエピソード。
持参いただいた「メモボード」は、初めて見るものだ。
厚手の用紙(下敷きにもなる)数枚に細かいメモがびっしり書かれている。
一枚にはR,C,S,D…などの記号(それぞれRealとかDreamなどの意味がある)と番号がつけられていて、それらは完成稿では消されたとか。
どう見てもこれはプロット用紙であり、「門下生」諸氏もまったく知らなかったもの。
これを見るだけでも、集まった値打ちがあった。
終了後……一杯やりたい気分になるが、ここはストイックに解散。
早く新コロナが収束してほしいものである。
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