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4月8日(水) 穴蔵
 昨日「緊急事態宣言」が「発出」された。ややこしい役人言葉だなあ。原稿書いた官僚は、デンデンくんが出発と読み間違わないかヒヤヒヤしてたのではないか。
 兵庫県も対象区域に指定された。これで当分実家へは行けない。「納税」があるのだが、これは不要不急だから構わんか。
 ただ、兵庫県、感染者ゼロの鳥取県との県境付近の状態が気になる。具体的には浜坂・諸寄(中学時代の夏に臨海学校で行った)あたりだが。浜坂高校は5月6日まで休業らしい。迷惑なことだろうな。
 大阪府のお上は「ともかく家にいてください」を連呼。
 従順なおれは、いいつけを守って終日穴蔵にこもる。
 本日は天六のガス爆発から50年である。
 先代・桂歌之助さんを思い出す。
 歌やんは天六交差点にあった市民会館の落語会に前座(兼お茶子)で出演、これが噺家デビューのはずであった。
 ところがガス爆発で会館で吹っ飛び、デビューはパー。
 奇しくも同じ頃、おれはデビュー作「イカルスの翼」が雑誌に載った。
 後日、へんなことでデビューがずれたなあと語り合ったものだが、歌やんの起こした大惨事はこんなもので済まなかったなあ。
 夜は歌やんを偲びつつ献杯。
 ベランダからスーパームーンを眺める。
  *
 やっぱりうまく撮れない。こんなものか。

4月7日(火) 穴蔵
 晴。終日穴蔵にあり。
 夕食時、テレビ全局が「緊急事態宣言」の会見中継。
 さっぱり聞き取れない。
 要点は後刻ネットで見よう。だいたいはわかってることだが。
 CDでパキート師匠、ドン・バイロン師匠を聴きつつビール、ワイン。
 お、今夜はスーパームーンである。写真撮ろうとしたが、酔っぱらってうまくいかない。嗚呼。
 早寝するのである。

4月6日(月) 穴蔵
 晴。3月中旬の……以下昨日と同じ。穴蔵で自粛生活。
 調べたいことあり、しかし市立図書館は今週から再開予定が、またも5月6日まで臨時休館延長となった。
 ネットで予約して借り出しは可能らしいが……検索すると「館内閲覧用」である。嗚呼。
 5月の連休明けまで、これを理由に寝て過ごすか。
 集合住宅関係のこと色々。
 苦手な折衝もやって、なんとか5月に、密閉空間で密集の集会なしで、理事長のお役御免の目処がたった。
 ともかく、あとひと月である。

4月5日(日) 穴蔵/お代官様
 晴。3月中旬の気温というが、室内におれば、特に変化なし。
 本日も「お上」に逆らわず、終日穴蔵にて自粛。
 不要不急の外出はするなということで、考えてみると、おれ自身、社会的には「不要」な存在だし、生き急いでいる訳でもなく、外出する理由は見当たらない。
 お上のいいつけには忠実に服従するが、「いちばん上のお方」のおっしゃることは、マスク2枚を下さることと、観光旅行の割引クーポン券?
 マスクは外出しないから「不要」だし(布製なら専属料理人が作った、もっといいのがある)、観光旅行は「不急」だし、この国でいちばん偉い方のおっしゃることが「不要不急」としか思えない。
 おれは自粛しているのだから、自粛を続けたらどうなるのをご教示くださりませ、お代官様。奥様が花見ではしゃいではるのは、まことに結構なことでございます。お上にはそれくらいの余裕がなければ。しかし、下々へのご教示は、できますれば理解可能な日本語で、何卒。
 お上のいいつけを守って、集合住宅の理事長として、理事会と通常集会を文書回覧方式で行うことにする。5月末まで、密閉空間での集会はもってのほかである。
 回覧文書案をあれこれ試作してたら、たちまち夕刻になってしまった。
 生産的なことは何もできず。嗚呼。

4月4日(土) 穴蔵
 快晴で暖。たぶん本日が花見には最高の日であろう。
 出歩くこともなく、穴蔵にて過ごす。
 おれは「お上(←ともかく偉い方々)」のいいつけを忠実に守って、外出自粛に徹するのである。
 お名前を挙げるまでもないが、あんな立派な方々のいいつけには絶対に背いてはならない。
 忠犬となって終日「おあずけ」状態で過ごす。
 あ、「よし」という声がかからないから、机に飛びついて原稿を書く動作もできない。嗚呼。
 お上、なんとかしてくれよ。
 集合住宅の2階屋上の桜(樹齢42年)が満開。
  *
 これを眺めて本年の花見とする。
 神戸新聞文化センターから電話あり、4〜5月の講座は休講となる。こちらから申し出ようとしていたところ。
 大阪JAZZの例会、島之内教会のコンサートも中止。ビッグリバーは延期。さらに、なんと秋の神戸ジャズストリートも中止(こちらは「諸般の事情により」でコロナかどうかは不明だが)。
 SFでは、日本SF大賞贈賞式が中止。4月に上京の予定が1件あったが、これもどうやらテレワーク? 筒井伸輔さんの個展に行くのは難しくなつた。
 落語関係もほぼ全滅。
 5月末頃まで穴蔵生活になりそうだ。

4月3日(金) 穴蔵
 晴。外は花見日和のようである。
 おれは「お上」には逆らわないから「不要不急の外出自粛要請」を遵守して、終日穴蔵。
 たいして仕事は進まず。
 集合住宅の委員会や総会をどう進めるか(狭い集会室に密集して長々と議論はしたくない)、理事長として案を練らねばならぬ。
 任期の最後に、ややこしいことがあるものよ。
 夕刻、エリス・マルサリスの訃報。
 新型コロナウイルスの合併症で。85歳。……1989年にスナッグハーバーで聴いてから31年か。
 まだ現役だったとすると、ニューオリンズ全域が危ないことになるなあ。
 たちまち夕刻。
 専属料理人の並べた標準的メニューでビール。
  *
 あと、HATSUTATSUのパンでワインを少し飲みつつ「エリス・マルサリス・トリオ」を聴く。
 これは新地のムルソーで聴いて、いいなと思って入手したもの。
 東司丘さんはエリスを楽しむ気分ではないだろうな。
 おや、かんべさんのページによれば、3月末で宝塚ホテルが閉館したらしい。
 ここで手塚治虫氏が結婚式をあげられたと書いてはるが、筒井康隆氏もここ。じつはおれも結婚するならここでと憧れていたが……事情があって叶わなかった。SF関係と会社関係と学校関係と親戚が同席となるとややこし過ぎて……他にも事情はあるけど、幻のホテルになったなあ。


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