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9月16日(月) 穴蔵
 世間は3連休の3日目。本日は老耄(おいぼれ)の日。耄碌の日とも申せましょう。
 日曜と重なると翌日に移動する「軽い祝日」である。やめりゃいいのに。
 後期高齢者としては、敬ってほしいとも思わないし、敬われることなど何にもしてないものなあ。
 本日も出歩く気になれず。終日穴蔵。
 生産的なことは何ひとつできぬまま、たちまち夕刻。
 枝豆、冷しゃぶサラダでビール。
  *
 あとガーリックシュリンプと明太パスタで格安ワイン。うまっ。
 毎日こんな生活でいいのだろうか。よくありません。
 3連休は終わり。明日から少しは動く予定。

9月15日(日) 穴蔵
 世間は3連休の2日目。出歩く気分になれず。
 午前は曇で、直射光が入らないので助かる。
 終日穴蔵。
 相変わらずの不規則睡眠で24時間が経過してしまった。
 明日こそ少しは体を動かすつもり。

9月14日(土) 穴蔵
 晴。終日穴蔵。
 不調である。本日から世間は3連休。ますます気が重くなる。

9月13日(金) 穴蔵/ウロウロ
 秋晴れ…9月8日から続いた猛暑日は5日間で終わった(本日の最高は33.8℃)が、真夏日だから、世間はまだ夏か。
 相変わらず不調。睡眠が不規則なのがいかん。
 午後、近所を散歩。久しぶりに梅田貨物線側を歩く。
 豊崎第6架道橋が取り壊されて、さらに東側の高架が解体されていたが、どうやら架道橋東30メートルほどで止まったような。
  *
 おおさか東線が地下に潜り込む途中。ここから新大阪までは96年前からの高架はそのまま残ることになる。
 つまり、ここが「うめきた再開発」影響の北端と見ていいようだ。
 歩行者には不便になった。
 豊崎神社あたりまで貨物線沿いに歩き、方向転換、東海道線線に沿って南下、タカセ市場で液体系重量物を仕入れて自宅まで運搬。
 運動がこれだけではいかんなあ。

9月12日(木) 穴蔵
 秋晴れ……だが、やはり猛暑日である。
 午後に徒歩圏の某院へ。念のための術後検査で、異状なく、無事放免。
 ついでなので散歩しようかと思うが、本日も猛暑日。寄り道せず引き返す。
 近所で新店が開店準備中である。
 気になるのは、これがラーメン店「麦と麺助」と「弥七」の中間にあることだ(両店間は50mくらい)。
  *
 店名を見ると「疾風勁草」で、「誰も見たことのない新しいうどん屋、始動します」とある。
 へえ。すぐ北には、うどんの「たけうち」があるし、流行ってないラーメン屋もチラホラ。この麺類激戦地に殴り込むのだから、相当な自信なのだろう。(※)
 10月オープン。注目して待ちたい。……もっとも、食べには行かないけどね。「麺助」は6年前までうどんの「讃州」で、ここのカレーうどんは絶品だった。店主の久保くんは同じ集合住宅の住人だったし。「讃州」は肥後橋に移って、今は割烹。久保青年はうどんだけに留まる料理人ではなかったのだ。
 左隣には和食の「楽人(たびと)」があり、時々行く。ランチに出る蕎麦がなかなかいい。
 もっともコロナ以降、あまり外食はしない。継続している愛好店は「信州そば」だけで、ここは文句なしにうまい。生涯通うのは「信州」だけになるだろう。
 と、近所の麺類案内でありました。
※「疾風勁草」をネットで調べたら、内装施工の会社がオープンするうどん屋で、店長候補を募集中である。「うどんに対する経験や知識は問いません」という。……内装は「誰も見たことのないうどん屋」なのだろうが、どんなうどんが出てくるのか。「味わったこともない」うどんなのか。楽しみといえば楽しみ。(9/13)

9月11日(水) 穴蔵/ウロウロ
 秋晴れである。世間は猛暑日らしい。
 10時からテレビでハリスとトランプの「舌戦」を見るが、女性の同時通訳(うまいんだろうけど)では口調(特にトランプの)がぜんぜん伝わってこない。京唄子と鳳啓助を手話通訳で見るようなもか。芸がまったく楽しめず、30分ほどで切る。
 昼間、ちょっと外出。茶屋町の郵便局まで。
 このところ明らかに運動不足なので、ついでに散歩と思ったが、炎天下、恐ろしい暑さである。
 coolbitを被っていても、保冷剤がたちまち常温化。猛暑日は本当であった。
 ジュンク堂を覗いてから引き返す。
 午後は穴蔵。
 たちまち夕刻。
 色々並べてもらって軽くビール。
  *
 あと、某方面からいただいた限定醸造のマスカットワインを開ける。フルーティだが辛口系。絶品である。
 久しぶりにトミフラ師匠を流しつつ。至福の時間という他ない。

9月10日(火) 穴蔵
 秋晴れ。大阪は「猛暑日」が続いているらしいが、部屋にこもってたら(朝の直射光以外)過ごしやすい季節である。
 終日穴蔵。
 昼、南から急速に雲が沸き出してきた。
  *
 これを見ると、まだ夏なのかなあ。
 しだいに雲に覆われ、遠雷が聞こえるが、雨は降らず。
 夕刻、ビールを飲み出した頃に、やっと打ち水が少しあった。
宇能鴻一郎氏の訃報。心不全で。90歳。
 「光りの飢え」「鯨神」を読み、その後も『痺楽』や『逸楽』などの官能小説はよく読んだ。鯨に銛を打ち込む場面の描写が、そのまま官能描写に変わるのは自然に思えたし、日常離れした状況設定は官能ホラーだった。タイトルは忘れたが、核シェルターを舞台にした短篇はほとんどSFだったと思う。70年代以降の職人的ポルノになってからは離れたが、初期作品については隠れ愛読者?であった。


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