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11月6日(木) 穴蔵
 予報は晴だが、雲の多い1日であった。肌寒し。
 終日穴蔵。
 断腸亭なら「正午大黒屋。」で終る1日。
 わたくしの場合は3食きちんと食べているから、おっさんの境地に到達できない。
 昼1食にすればいいのか……よくわからん。
 独居したいが、今のところ難しいからなあ。

11月5日(水) 穴蔵
 曇天。陰鬱な日なり。。
 終日穴蔵にこもって雑事の処理……なかなか効率は上がらず。
 寒いからか老化のせいか鬱陶しい案件だからか、おそらく全部のせいだろう。
 今週いっぱいダラダラやるしかない。
 夜は専任料理人がポトフを作った。
  *
 体が温まり、少し元気が出てきた。
 BSで『悪名』を見る。同シリーズの何本かは見ているが、これははじめて。
 勝新太郎も田宮二郎も若いなあ。
 勝新のシリーズものは、悪名(田中徳三)→座頭市(三隅研次)→兵隊やくざ(増村保造)の順で、座頭市も兵隊やくざも第1作がいちばん面白く(というより第1作のみが傑作)、悪名も例外ではなかった。ラストでさんざん打ち据えられるのがいい。

11月4日(火) 播州龍野→大阪
 播州龍野にて、午前3時に目覚める。
 寒い。室温は9℃……真冬の気温ではないが、外はたぶん7〜8℃だろう。大阪なら真冬。
 西の空に月皓々。十三夜である。
  *
 また布団に潜り込む。
 5時に始動。
 ホットティの朝食後、ゴミ出し(龍野のゴミ出しは朝8時30分までなので、泊まり込みでなければゴミは出せない)。
 その他片付け作業をやっているうちに、8時前、工務店の2氏来宅、陋屋の補強工事開始である。
 梁の沈下を調べるのにレーザーを使用するのだった。はじめて見た。
  *
(計測器の名称から使い方まで細々と質問したいのだが、仕事の邪魔になるので訊き出せない。)
 玄関近くに装置を置き、各部屋を開け放って、各部屋の戸や襖やガラス戸の高さをチェックしていく。
 あちこちの畳をあげて、床下の柱と礎石を調べる。沈下の主因箇所も判明。工事の手順も決まっていく。
 築130年を超えているのだが、メインの木材は衰えていないらしい。わが寿命に較べて、たいしたものだ。
 昼前までつき合い、工事手順が決まったあたりで、あとはお任せして帰阪する。
 夕刻に近い午後に帰館。
 体が冷え切っているので入浴。
 播州龍野だから寒いのかと思っていたら、本日は大阪も急激な冷え込みだったらしい。
 熱い煮物類でちょっと一杯。やれやれ。

11月3日(月) 大阪→播州龍野
 3連休の最終日。文化の日であった。
 文化的ならざる用件で播州龍野へ移動する。
 姫路(たぶん大手前公園)で文化的?な催しをやってるらしいが、米朝師匠とは関係なさそうなのでパス。
 昼前に本竜野に到着、こちらも何かイベントをやつてるらしいがパス。
 実家にて、明日からの陋屋の補強工事に備えて、準備作業を色々。しんどいことである。
 たちまち夕刻。
 少し離れた隣家裏庭の柿は夕日に映える。
  *
 この周辺にクマが出たという話は聞いたことはないが、心配になる。
 夜は急に寒くなる。味三昧の弁当でちょっと一杯。
(工事前夜という事情もあり)暖房は小型の電気ヒーターのみ。
 毛布を重ねた布団に潜り込んで早寝。

11月2日(日) 穴蔵
 3連休の2日目。晴れたり曇ったり。
 終日穴蔵にて、本日も雑用のつづき。
 身から出た錆だから仕方がない。
 明日に備えて早寝させていただく。

11月1日(土) 穴蔵
 目覚めれば11月、3連休の初日であった。
 外出しても人出が多いであろう。
 終日穴蔵。
 雑用の多い日である。多すぎて書くのも面倒な。
 11月のわが予定急変にともなう連絡がいちばん多い。
 テレビニュースを断続的に見ながら。
・山形県でクマのパトロール中の市職員がクマに襲われたというニュース。
 何をやっとるのか。
・26年前、高校同級生の妻を刺殺した女・安福久美子(69)が出頭。事件は1999年11月13日、名古屋市西区のアパートで。
 妻を殺された高羽氏は、証拠保全のために、現場アパートの部屋を借り続けていたという。
 この犯行当日(11月13日)、当方は何をしていたか。今の相棒の某君とともに、尾道から秋田県大館(!)へ転勤になり移動中の某君を大阪でつかまえ、3人で会社設立の謀議を行っている。この年末に水面下でタイムマシン業の会社設立、翌年から大っぴらに、昨年まで活動してきた。わが会社人生の後半である。
 この間、高羽氏は現場を維持しつづけた。立派という他ない。
・フリーランス法の施行から1年。あまり守られていないという。
 当たり前だろう。諸悪の根源はインボイス制で、フリーランス(というより零細業者)を宥めるためにでっちあげたザル法。なんの役にも立たんよ。
 インボイス制のおかげで、こちらはタイムマシン業を「廃業」、会社人生にとどめを刺されたんだからな。

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