『マッドサイエンティストの手帳』491
●マッドサイエンティスト日記(2010年11月後半)
主な事件
・相生ミッション継続中
・堀家住宅公開(20日)
11月16日(火) 大阪→相生→播州龍野
朝、ちょっと書店に寄る必要が生じて、新大阪まで行く。
朝から営業している大型書店は新大阪駅の「DAN」だけである。
で、ここから播州赤穂行きの新快速に乗ろうとホームに降りたら、18番ホームで鉄っちゃんらしいのが数人、停車している特急?を撮影している。
*
おれは鉄ではないけど、ありがたそうなので、いっしょに撮影。
で、9時40分頃に新快速に乗って、淀川鉄橋を渡ったら、淀川堤(よく散歩する場所である)に撮り鉄らしいのが30人ほど集結しているのが見える。
鉄橋を渡ってくるところを撮るらしい。
「臨時」と表示してあるけど、特別な列車なんだろうか。(※)「雷鳥」の色違いのように見えるけど。
ということで、昼前に相生に着く。
ミッション続行。
夕方、播州龍野へ移動する。
19時の室温14℃。大阪では真冬の温度なり。
「龍力」熱燗で晩酌。
早寝するのである。
※これは修学旅行用の臨時列車……「修学旅行集約輸送臨時列車」で「集約臨」と略すらしい。初めて知った。
おれが見たのは583系。淀川堤はいちばん東側の線路を通過するから絶好の撮影ポイントらしい。
よく散歩する場所だが、撮り鉄諸君を見かけたことはなかったが……。(11/17)
11月17日(水) 播州龍野/相生
寒いのであった。朝5時、室温は11℃である。
10℃を切れば、ストーブ用意だな。
朝刊に森本雅樹先生の訃報。
偉大なる慢性躁状態の天文学者であった。馴れ馴れしく「マーキー」なんて呼んでいたけど……。
12年前には西はりま天文台で同室で、ともかくむちゃくちゃであった。
型破りな学者で、しかし教えられることは多く、楽しい思い出ばかり。
マーキーおじさん、おれもそのうち、そっちへ行きますからね。
ということで、朝から相生の隠れ家へ移動する。
相生ミッションは昼頃に切り上げ、播州龍野に戻る。
タイムマシン格納庫にて少し作業。
夕刻に近い午後、本日は東の方向をしばらく散歩。
夕映えの金輪山の前をキハ系姫新線車両が通過していくのであった。
センチメンタルになるぜ。
夜は、常夜鍋でビール、うどんをぶち込んで「龍力」熱燗。
DVDで『ワイルドバンチ』を見る。7、8回目かな。
たまらんなあ。
定刻22時を過ぎて就眠。
11月18日(木) 播州龍野/相生
朝から相生の隠れ家へ行く。
相生ミッションは午前中で切り上げ。
深夜の作業がなくなったから、ま、ちょっと楽にはなったなあ。
天気がいいので、海沿い、室津経由で帰ることにする。
牡蠣の直販所が多い。
牡蠣で一杯やりたいところだが、おれの料理メニューにはない。
専属料理人を呼び寄せるしかないようである。
「道の駅みつ」でちょっと休憩。レストランは混んでいて昼飯はパス。展望所から海を眺める。
*
ああ播磨灘。
龍野へ帰館。相生→室津→龍野は29キロである。峠を幾つも越えるから、自転車だとたいへんなもの。
近所に住んでた某さん、30年、相生へ自転車通勤、時々室津で女郎買いしてきたというが、よくやったものよ。
午後はタイムマシン関係の業務をこなす。
夜は昨夜の材料の残りで、CD聴きつつビールを飲んでいたら22時前になる。
そろそろ就眠。
11月19日(金) 播州龍野/相生
朝から相生の隠れ家へ行く。
厭きてきたなあ。
本日も相生ミッションは午前中で切り上げ。
午後、播州龍野にもどる。
天気がいいので、龍野公園まで1時間ほど散歩する。
*
紅葉はばらつきあり、まだ緑色のところもあれば真っ赤な葉もあり。
そういうものだ。
夜はキムチ鍋でビール。中華麺ぶちこんで「神の河」水割り。
ニュースを見ながら、法相の柳田稔くんはなかなかいいことをいうと感心する。
(フレーズふたつ覚えたら法相の答弁なんてちょろいものっやつね。確かに。見事なテクニックだ。)
(ハード)SF作家は、つぎのふたつさえいっとけばいい。
・人類がまだ見たこともない光景を描写する。
・科学者が理屈で解明できないような事件を起こす。
ただ、大臣の答弁とちがって、SF作家の場合、いうだけではなく、作品にしなければならないからしんどい。
おれなんて、理屈ではわかってても、まったく実行できないままだもんね。
山田正紀なんか「想像できないことを想像する」のひと言で、40年近く、まだそれを実現しようと誠実に書き続けているのだものなあ。
柳田くん、気楽なものではないか。ま、さっさと辞任したまえ。
それはそうと、柳田くんはレッドビーンズのカエルさんにちょっと似ているなあ(バンジョー持っている人)。
性格は正反対だろうけど。
11月20日(土) 播州龍野/相生/堀家公開
天気予報では曇天へたすりゃ雨だったのが、雨は昨夜に降り、朝から秋晴れである。
相生の隠れ家に向かう。
朝の新快速で大阪から専属料理人がやってきた。
雑事の手伝いのためである。
相生は午前中で切り上げ、室津経由で龍野に向かう。
播磨灘沿いはカキの水揚げが始まっていて、直販所の看板が目立つ。
カキを買っていくか迷うが(専属料理人のレパートリーにカキは入っているのだが)、油や調味料を揃えるのが面倒なので、「海宝」でカキフライのランチを食し、ウルメや煮干しを買って帰る。
午後、龍野に帰館。
本日から4日間、龍野の「オータムフェスティバル」。
目玉は「堀家住宅の一般公開」である。
わが家から徒歩2分。
結構人が来ている。
小学生ボランティアがガイドで付く。よく勉強しましたねと褒めてあげたい。
* *
公開は、長屋門を入って、主屋の玄関、土間、座敷と表の庭だけである。
全体から見ればほんの一角、子どもの時に何度か入ったところである。
「裏座敷」とか十数棟残っている土蔵群が見たいのだが、そこまでの見学コースは整備されていないようだ。
垣根越しにかいま見るだけ。
ま、当主は知らぬ仲ではないから、個人的にお願いできないではないが……。
ついでながら、紹介パンレット(PDF)はこちらに。
あと、旧市街もぶらぶら。
専属料理人は○○堂で醤油饅頭と練羊羹を買う。
帰路、ガレリアでヒーコ。
専属料理人もここの珈琲は抜群という。
あと、クルマの通らぬ裏道を歩いて帰館。
好天でなによりであった。
11月21日(日) 播州龍野/相生
本日も秋晴れなり。
朝から相生の隠れ家に向かう。
ミッション続行。
専属料理人は昼前の新快速で大阪へ帰る。
おれも帰阪の予定だったが、事情が変わって、あと1日、龍野に滞在となった。
午後は龍野に戻り、本を読んで過ごす。
と、オータムフェスティバルで龍野に来て、「堀家住宅の公開」を見たいと、古い友人が訪ねてきた。
徒歩2分の堀家住宅に案内する。
本日の来訪者、昨日よりも遙かに多い。
主屋の瓦に家紋があって、これを「向かい蝶」ということを教えられた。
*
そういえばわが家の瓦にもこのマークがある。
おれは家紋なんてまったく興味がなかったので、龍野に因んで「赤とんぼ」マークの瓦だと思っていたのである。
「たつの市」は「向かい蜻蛉」をシンボルマークにすべきではないか。
友人とは一献やりたかったが、うちの事情がややこしく、物々交換にて別れる。
明日は(たぶん)帰阪の予定。
今日の夢は大阪の夢。
11月22日(月) 播州龍野←→相生→大阪
曇天なり。
朝から相生の隠れ家に向かう。
ややこしきし事情あり、あちこちメール連絡。
窓際のテーブルで工人舎SX3KX06MADを使う。
肩は凝るし気は滅入るし……。
ふと目を上げると、紅色の二弁の花が咲いているのに気づいた。
*
花に心が癒されるなんて、おれの場合、めったにないことだが。
40年ほど前に「都忘れ」という花を知った時以来であろうか。
たぶん、どうやら、ハナキリンらしい。
ヤボ用が生じて、午後に降り始めた雨の中を、龍野往復。
ああしんど。
夕刻、相生からJR新快速で久しぶりに大阪に帰る。
専属料理人に色々並べてもらってビール。
早寝するのである。
11月23日(火) 穴蔵
穴蔵にて昼近くまで寝る。
どうにか疲労回復。
午後、歩いて梅田へ。
梅田センタービルの広場でアカペラのグループが歌っている。
「NAKAZAKI JAZZ JAMBOREE 2010」という催しをやっているのに気づいた。
知った出演者はなし。クリスタルホールに「Sakaibara Quartet」が出るらしいが、これは坂井原正光さんなのかな?
(あとで調べたらやっぱり坂井原さんだ。が、スピリチャルカンウセラーとは?)
2時間ほどあとなので、先にCDショップや書店、ヨドバシなどを巡回していたら、ちょっと悪寒がして、残念ながらそのまま帰館。
穴蔵に戻ってコタツにもぐり込む。
と、延坪島に北朝鮮が砲弾数十発を撃ち込み、民家燃上、住民避難、韓国も応砲……のニュース。
梅田で号外が出たらしいが。
これだけは先が読めない。
11月24日(水) 穴蔵/大予言
終日穴蔵にて雑事、あとは本を読んで過ごす。
某賞の選考の準備である。
気合いを入れて読むから目が疲れる。
しばらく自宅でボケーーーッと外を眺める。
留守にしている間に、だいぶ眺めが変わった。
自宅からの眺め。昨年6月と較べていただくとわかるが、茶屋町アプローズとピアスタワーの間に新しいビルが出現した。
*
ここは北野教会だったところ。ベンチで憩う場所であった。
「ハートンホテル北梅田」とある。
複合ビルで、教会(というよりも西日本本部)や上智大の分室?なども入るらしい。
まあまあのホテルらしいから、わが家に来られる場合はご利用ください。もっともお薦めは50メートル西にある東横インだけど。
カトリックも経営がたいへんだろうから、レトロな教会が高層ビルになるのも時代の流れで致し方あるまい。
気に入らないのは、南に見える高層マンションである。
NU茶屋町とCHASKAの間、ロフトの南側、阪急梅田から徒歩2分。
こんな立地はもうあるまい。
営業妨害する気はないが……そして、完売は間違いなしだろうけど……気に入らない。
*
視界にあるビル……梅田タワー、毎日放送、茶屋町アプローズ、阪急グランドビルなど、すべてが南北方向にきちんと並んでいるなかで、この高層マンションだけが斜め向きに建てられているのである。
異物がひとつあるようで、どうにも目障りである。
一面が鬼門に向けられている。家相が悪いのではないか。
ここで大予言。
このマンションは飛び降りとか犯罪とか、縁起でもない事件が多発するぞ。間違いない。
5、6年後に事件を集計して報告することにしよう。
ということで、夜は専属料理人が並べたミニグラタン、ローストビーフ、サラダ、水菜パスタでビール、ワインを少しばかり、富有柿で仕上げ。
本を読みつつ早寝するのである。
11月25日(木) 穴蔵/ウロウロ
定刻午前4時に目覚めたとたん、ちょっと調べたいことが発生した。
朝9時前、通勤ラッシュが終わる頃に出て、地下鉄で西長堀の市立中央図書館に9時15分(開館時間)に着く。
開館時は空いているなあ。
4時間を予定していたが、1時間半で片づいてしまった。
出るときに、昼は不要と専属料理人に申し伝えた手前、昼前にノコノコと帰る訳にもいかず、帰路、梅田の阪急デパ地下「米八」で弁当を買って穴蔵に戻る。
穴蔵にて野良猫のごとく周囲を警戒しながらコソコソと弁当をいただく。
別に卑屈になる必要はないんだけどね。なぜかそんなものなのである。
午後はタイムマシン関係の貿易ドキュメントの作成。
現地(某国)へ行くのは年末は年明けか……いずれにしても相棒の某くんだけど。
某国(デブの金一族を支援している国家)へ行くのは1月上旬が格安でいいかもしれんなあ。
などと愚考しつつ、夜は、専属料理人が並べた、タタミイワシ、豚肉玉葱炒め、筑前煮、モヤシなどの地味めメニューでビール、湯割り。
『僕と妻の1778話』(集英社文庫)を読みつつ……ほとんどの作品は一度読んでいるのだが、再読……村上知子さんのあとがきが素晴らしい……早寝するのである。
11月26日(金) 大阪←→播州龍野
早朝の電車で播州龍野へ移動する。
龍野のボンクラサラリーマンや小役人諸君の出勤時間に到着。
おれも朝からタイムマシン格納庫にて肉体労働。
肩書きは代表取締役にしているが、実務は下働きなのである。
午前中でだいたい片づき、午後は相棒の某くんが陸送に出発する。
午後は実家へ。
久しぶりに兄妹集合。
ちょっと打ち合わせなどあり、1時間ほどで済むはずが、あれこれ雑談していたら、たちまち夕刻になってしまった。
日没寸前の本竜野駅。
キハ122系で姫路に向かう。
現場確認の必要があって、姫路市内を30分ほどウロウロ。
ビールが飲みたくなり、小溝筋の路地を入ったところにある『プロ酒場』へ行くが、金曜夜というのにシャッターが降りている。
閉店したのだろうか。湯豆腐とかモツが抜群にうまく、40年前から時々来る店なのだが……。
そういえば、小溝筋の新興書房(以前は駅前にあり、中学時代から利用していた書店である)もシャッターが降りている。こちらはジュンクドーの影響であろう。
姫路駅前もシャッター商店街化していくような。
11月27日(土) 穴蔵/宝塚/手塚治虫記念館
定刻午前4時に起床。
ニュース雑感。
市川海老蔵の顔面崩壊というのは、横山やすしの事件を連想させて面白いのだが、それ以上に驚いたのは「グルジアのNATO代表団がリスボンのホテルに売春婦80人を呼び、アルメニア代表団も合流してドンチャン騒ぎをやった」という事件だ。
やることが派手だなあ。グルジア代表団とアルメニア代表団が合わせて何人いたのか、80人以上か以下か。サルコジ大統領も同じホテルに宿泊していたというが、仲間入りしなかったのか? 知りたいことを何も報道しとらんぞ。
ともかく愉快な連中だ。それにしても80人とはねえ!
リスボンの高級ホテルが、フランス大統領が泊まってても、平気で売春婦(それも80人!)を呼べるってってのもいいなあ。
おれはグルジア諸君とちがって、午前中はマジメに仕事。
昼過ぎに売春婦……じゃなかった、専属料理人といっしょに宝塚へ向かう。
久しぶりに手塚治虫記念館へ。
企画展「星新一展〜2人のパイオニア〜」を見る。
14時から江坂遊さんの講演『ショートショート作り方道場』を聴く。
満員の盛況……といってもグルジア代表団が呼んだ80人には及ばないけど。
サービス精神あふれる講義で、特にアイデア獲得の「奥義」を星さんに質問を重ねる件りは貴重な証言でもある。
へぇ〜と思ったのが「ショートショートの隆盛期」を5期に分けた年表で、その「第5期」は来年2011年から始まる「電子微型小説の時代」で、電子書籍の流れを背景に中国を核としてアジア圏に拡大するという。「微型小説」(微の字が中国では略字?なので検索しにくいが)というジャンルをまったく知らなかった。
その他「新鮮なアイデア」を得る手順の解説はまさにアイデアの宝庫、文体のデータベースなんて話(これは省略されたが)もすごい。
最後は「ショートショートエクササイズ」(実際にみんなで体操をやった)で終わる。
挨拶や雑談していて、記入したアンケート用紙を出し忘れてしまった。
感想欄に書いたわがコメントをここに。
「ハーバード白熱講義に比肩する面白さでした」
会場には旧知の方々の顔も見える。
廊下で記念撮影。
*
左から、井上雅彦、田中啓文、おれ、江坂遊、森下一仁、天羽孔明
井上さんと森下さんは、夕刻から神戸での小説講座+懇親会(高井信ちゃん主催)のゲストらしく、おれも参加したかったのだが、よんどころない事情で宴会モードは自粛中につき、残念断念だんねん。
旧ファミリーランド(動かない回転木馬が残されている)を抜けて宝塚駅まで歩く。
この一帯、変わり果ててしまったなあ。
11月28日(日) 穴蔵
終日穴蔵にて過ごす。
遠出もできず、気分的に仕事に集中もできず。
なんとなく1日が過ぎる。
ま、こういう日もある。
11月29日(月) 穴蔵
終日穴蔵。
多忙とまではいえないが、連絡待ち事項がいくつか重なって、待機していなければならぬ。
落ち着いて本を読むわけにもいかず、マグナス・ヨルトやトミフラ師匠を流しつつ、雑事を少しずつ片づける。
これはこれで快適である。
昼前に某データが届き、某ドキュメント作成、徒歩2分のヤマト運輸の営業所(徒歩1分)まで発送に行く。
ついでに、昼は「讃州」でカレーうどん。
ちょっと横の「弥七」には相変わらず長い列ができている。
豊崎西公園の「タコの山」が塗り直されているのに気づいた。
5年周期くらいで塗り直しのようだ。
*
公園には誰もいない。センチメンタルに……はならんなあ。
おでんで熱燗といきたい気分になった。
が……夜は食卓にタコはなし。
専属料理人の並べたのは、左上の小鉢から時計回りに、大根の端っこを刻んだ小鉢、なんとかサラダ、大根と揚げのたいたんの妖女、蕪の生ハム巻き、グラタン。これでビール、あと安ワインとフランスパン。
これはこれでなかなか。
早寝するのである。
11月30日(火) 穴蔵/淀川
定刻午前4時に起床、4時半からNHKのニュースを見ていたら、4時43分に、昨夜から続いていた雫石の「立てこもり事件」について、警官隊が「突入」、引き続き「男の身柄確保」のテロップが流れた。
昨夜もちょっと見ていたのだが、中継画像は、男が立てこもっている小屋?で、なぜか「明かりの点滅」ばかりで、この「明かりの点滅」に何の説明もない。
室内で電灯が何かの装置で点滅しているのか?
気になってネットも調べて見たが、よくわからん。
あの「明かりの点滅」は何だったのか、ご存じの方は教えてくだされ。(※)
「犯人」は鳥谷部千秋(58)というらしいが、絶えず暴力事件を起してきたらしく、よくいるタイプの奴だ。
わが経験からいえば加覧伸彦みたいなやつなのであろう。ということは斎藤慎三みたいな首謀者もいるのか。
などと40年以上前、大学時代のわが下宿で暴力被害を受けた事件を思い出して、朝からムカムカしてくる。
クズ二匹、今ものうのうと生きとるのかなあ。
殴り返さなかったのが無念でならない。
夜が明けた。
月末である。
銀行関係の処理で朝から自転車で天六まで行き、天気がいいので、淀川堤を帰る。
そういえば11月16日に「撮り鉄」諸君が集結していた「上淀鉄橋」……誰もいない。
やはり11月16日は特別だったらしい。
帰館して調べてみたら、鉄道親爺さんが掲載してはる。「秋田車」であるらしい。
あとは穴蔵にて粛々と雑事の処理。
昼と夕刻、ちょっとテレビを見るが、海老蔵の「顔面崩壊」事件ばかり。
犯人は26歳の混血児で暴走族の一味とか。
もっとも、トラブルの発端は、海老蔵が暴走族の女(スケ)にちょっかいかけて酔いつぶしたからという説があり、これは信憑性がある。ま、自業自得であろう。
夜は串カツとサラダでビール、自家製アップルパイでワイン1グラス。
早寝するのである。
無為のまま11月が終わる。嗚呼……
※明かりの点滅は「防犯センサーによって電灯が点いたり消えたり」していたためとご教示いただいた。
そういえば播州龍野の門扉にも取り付けている。外で誰かが動くと20秒ほど点灯する。
テレビでは室内灯が点滅しているように見えたが……いずれにせよ「防犯」機能は果たさなかったわけだ。
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