『マッドサイエンティストの手帳』881

●マッドサイエンティスト日記(2026年7月後半)


主な事件
 ・KLL例会(17日)
 ・SF検討会@穴蔵(29日)
 ・中之島クロス(31日)
 ・暑気払い@池田(31日)


7月16日(木) 穴蔵
 晴。猛暑というが、それほどとは思えず。
 終日穴蔵。
・朝のニュース。
 利根川進博士の訃報。86歳。
 半世紀以上前だが、利根川家で一杯飲ませてもらったことがあるなあ。
 正確には、入社後に赴任した富山の工場の工場長社宅。ここでご馳走になったことがある。
 何代か前の住人が利根川工場長で、進少年は小学生であった……と、これは87年になってわかったことだが。
 ノーベル賞街道のすぐ横(笹津あたり)にあったが、もう取り壊されたはず。
・夕刻のニュース。
 柏市の病院で「点滴汚物混入殺人事件」……看護師が点滴のチューブに排泄物を混入させた。
 なんとも嫌な事件だが、最大の関心が「誰の便か」になってしまうのが情けない。
 参考までにAIに「便注入、死ぬか」と聞いてみると、すでに多くの同じ質問者がいたらしく、事件報道を含む回答である。
「最初の回答」はどうだったのか。この回答次第で殺意の有無が大きく変わるからな。

7月17日(金) KLL例会
 晴。好天なり。午前、一応机に向かう。
 昼前に出て、阪急で兵庫県へ越境、三宮へ。
 午後、区民センターで神戸文芸ラボ(KLL)の例会。参加者6名。
 エッセイ5篇の合評。それぞれのテーマから、エアロビ、介護施設などが話題になる。
 エッセイの作法よりも、メンバーの抱える介護問題に関しての意見交換が長くなり(親も含めて)老人会ムード。
 なんだか先月と同じだな。高齢化しているのだろう。
 この会も眉村さんから引き継いでもう8年になる。
 帰路、事務局長のIさんと話す。SFファンダム関係でも、音信がないなと思ってたら10年以上前に亡くなってたような事例が多いらしい。
 考えること多し。
 夕刻帰館。本日も5皿ばかり並べてもらって一献。ともかく早寝。

7月18日(土) 穴蔵/3連休初日
 世間は3連休の初日。おまけに学校は夏休み入り。出歩かぬに限る。
 終日穴蔵。
 ほぼ机(PC)に向かって過ごす。集合住宅の管理規約関係。早く解放されたいが。
・大正区鶴町海上の台船に女性が倒れていた事件(※)。
 絞殺されてパジャマ姿のまま「なみはや大橋」から投下されたのが、運悪く?台船に落ちたらしい。
 橋の高さは30メートルほどある。10年前に徒歩で渡っている。
 ここにクルマを停めて何かやってたら、目撃者(ドライブレコーダー)はいると思うが。
 さっそく「現場」を見に行きたいが……もう橋を渡る元気はない。
 そのうち渡船を利用することにしよう。

 ※この事件、横関慶人(60)が深夜(7月14日〜15日未明)になみはや大橋から妻・真由美(53)を落として殺害。事件当日、横関が車で真由美さんを運び出す様子が防犯カメラに映っていた。警察は当初、真由美さんが自宅で首を絞められて殺害された後に橋から落とされたとみていたが、その後の捜査で、橋から落ちて頭を打ちつけたことによる「高度脳挫滅」が死因だと判明した。横関慶人は自殺とみられている。2人は数百万円の借金を抱えていたが、犯行の動機は「不明」。
……目撃者がいなかったのは奇跡的だな。(2026.8.5)

7月19日(日) 3連休中日
 晴。 3連休2日目。
 午前、注文していたプリンターが届く。7年間使ってきたプリンターが不調となり、買い替えである。
 7年前には「これが最後のプリンター」と思っていたが、また買わねばならぬとは、プリンターの寿命が短いのか、こちらが生き過ぎているのか。いずれにせよ、これが最後であろう。
 無事起動。やれやれ。
 午後、梅田へ。
 穴蔵にこもる予定だったが、サプライ品が必要となり、ヨドバシまで。
 案の定、えげつない人出である。ガキども多し。困ったものだ。
 帰路は芝田の路地を歩いて帰館。
 PCに向かい合っているうち、たちまち夕刻。一杯飲んで早寝。

7月20日(月) 3連休楽日
 晴。3連休、やっと最終日である。
 穴蔵にてエアコン稼働、一応マジメに机に向かう。
 14時、室温28℃、ベランダは36℃、アメダスは35.5℃。
 一応猛暑日、面白そうなので散歩に出る。
 炎天だが、coolbitの帽子に保冷剤を入れているから、快適。
 豊崎神社〜本庄公園〜北図書館に寄り、あと久しぶりに毛馬堤まで。
 図書館以外、人はほとんどいない。
  *
 木陰のベンチで30分ほど休憩。
 川面を眺めつつ、「淀川と大川」と、荷風が歩いた「隅田川と荒川」の類似性について考える。
 連想が「私娼窟」の位置関係の方に広がってしまうのがいかんが。
 毛馬橋からバスで帰館。
 夜は盛大に水分を補給する。

7月21日(火) 穴蔵/ウロウロ
 やっと平日になった。
 晴れて直射光。エアコン稼働させて机に向かう。
 猛暑日の予報で、10時にはベランダ37℃(アメダスは33.9℃)になった。
 coolbit被って外出する。直射路面の気温はたぶん40℃近いであろう。
 郵便局と金融機関を回り、ジュング堂に寄り、帰路「大淀の長屋」の前を通る。
  *
 安藤建築の「住吉の長屋(東邸)」が登録有形文化財になつたが、こちらは登録されないのかな。
 3年前に較べると、表が蔦で完全に覆われて、これが住吉の長屋と同じ建造物とはもうわからないだろう。
 蔦や庭の桜など、こちらの方に安藤構想がよく出ていると思う。
 人が住んでいるかいないかの差は確かに大きいが、100年後に残るのは(理由は今は書かないが)こちら(大淀の長屋)と思う。
 午後は穴蔵にこもる。
 14時、ベランダは38℃になった(アメダス最高気温は37.1℃)。
 夜、4皿ばかり並べてもらってビール。いい夏である。

7月22日(水) 穴蔵
 猛暑日。終日穴蔵にあり。
 昼間のベランダは38℃。アメダス最高は36.8℃であった。
 室温28℃では体が冷えてくるので、エアコンはだいたい3時間ごとにON/OFF。
 ステテコに腹巻(昔の植木等スタイル)で扇風機がいちばんいい。

7月23日(木) 穴蔵/ウロウロ
 晴。本日も猛暑日。
 朝8時頃に北郵便局まで。
 荷物発送後、南側の里山を散策。
  *
 緑深く、蝉時雨が降りそそぐ。盛夏なり。
 9時頃に帰館、あとは穴蔵にこもる。
 本日のアメダス最高値は38.1℃。午後の散歩をしたくなるが、ま、酷暑日が来るまで我慢しておこう。
 連絡事項、色々飛び交う。暑気払いの話も数件。楽しみなことである。

7月24日(金) 穴蔵
 晴。炎天。猛暑日がつづく。
 穴蔵にこもり、机に向かって過ごす。
 直射光を浴びる朝からベランダの温度計はほぼ38℃、14時には39℃になった(アメダスは37.2℃/最高値は38.2℃)。
 興味本位でジュンク堂往復。
 なるほど体温超えとはこんなものか。
 歩いている時はどうってことはないが、帰館したとたんに大量の汗が吹き出した。
 慌ててシャワー、洗髪、着替えて水分補給。
 久しぶり(半世紀ぶりか?)にサウナに入った気分であった。

7月25日(土) 穴蔵
 晴。猛暑日。苦痛ではないが、飽きてきた。ええかげんにせえといいたくなる。
 朝。9月の可児市ala「森山威男ジャズナイト2026」のチケット発売開始である。
 ネットで、今年もいつもの席をゲット。あと2ヶ月、健康に過ごさねば。
 エアコン稼働(朝の4時間)。
 体が冷えてくる。午後は扇風機で快適なり。
 終日穴蔵。一応机に向かって過ごす。
 夕刻、ビールを飲み出した頃に、遠い花火の音が聞こえてくる。
 天神祭なのであった。
 今世紀になってから、奉納花火も船渡御も見ていない。歌やんの会がなくなってからか。
 花火に限らず、ジャズも落語もSF大会も、楽しみなイベントがほとんどなくなった。
 寂しくもあるが、年齢だからしかたあるまい。

7月26日(日) 穴蔵
 晴……だが、気温は昨日よりまし。
 昼間のベランダは36℃で昨日より2℃低い。一応猛暑日。
 過ごしやすいが、不調である。ともかく眠い。動いてないから、睡眠が不規則になり、アタマ働かず。
 14時、ベランダ36℃(アメダス35.7℃)の中、サウナに入るつもりで外出。
 豊崎北公園から北へ、左岸線の工事現場を抜け、新淀川大橋の歩道へ。
  *
 やはり川を眺めると気分が晴れる。
 そのまま淀川を渡り、西中島へ。半世紀前に住んでいたあたりを散策。
 チャントリのカシラを思い出す(事務所が向かい側のビルにあった)。
 新大阪まで歩くのはしんどくなり、西中島南方から地下鉄で帰館。5000歩を超えた。
 シャワー。水分補給。気分一新して机に向かう。
 「Anchor KLL 3号」が出た。
  *
 わたくしも同人として参加している神戸文芸ラボの会誌である。
 昨年8月に急逝されたまつもとみかさんの追悼特集号。
 いちばん期待されていた(しかもいちばん若い)メンバーであった。

7月27日(月) 穴蔵
 晴。本日も猛暑日で危険な暑さ。
 終日穴蔵。
・「波」8月号、巻頭に筒井さんの掌編復活。
「馬の精神病」……相変わらず凄いなあ。

7月28日(火) 穴蔵
 本日も晴れて猛暑日。
 北陸・中部・関東はゲリラ雷雨らしいが、大阪はその気配なし。
 終日穴蔵。少しは散歩した方がいいのだが。
・東野圭吾の訃報。大腸がん。68歳……若いなあ。しかも秀作連発のベースがまったく衰えていなかった。
 小生が凄いと思ったのは『天空の蜂』(96年)だが、あれから30年になるのか。
 予想もしていなかった訃報で、戸惑うしかない……というのが実感。
板東英二の訃報。慢性心不全。86。……こちらは驚きもしないが、どこで亡くなったのか?
 6,7年前まで近所(わが穴蔵からの視界にあるマンション)に住んでいたが、行方不明。よく来ていた町中華(S厨房)にも10年ほど顔を出していない。
 明日にでも(情報通の)N酒店の兄ちゃんに聞いてみよう。
・16時半頃に熊本で地震。震度7。余震がつづく。カジシン、たいへんだな。
 たちまち夕刻、久しぶりに曇天。ゲリラ豪雨は期待できず。
 不謹慎ながら、刻々と明らかになる熊本地震の報道を眺めつつ、5皿ばかり並べてもらってビール。
 暗くなり、全容の判明は明日以降だろう。
 早寝。

7月29日(水) SF検討会@穴蔵
 晴れたり曇ったり。
 正午、ベランダは33℃、アメダス31.8℃。午後には驟雨あり。
 どうやら猛暑日は終わったような。
 夕刻、かんべむさし氏来穴蔵。まあまあ元気そうで何よりである。
 久しぶりに(今年初めての)定員2名内容非公開のSF検討会を開催する。
 ビール、酎ハイ飲みつつ、3時間ほどあれやこれや。
 どうしても自分と周囲の老化現象が議題になるのは致し方なし。
 会話の内容もあらかた忘れてしまうから、非公開と断る必要もないか。
 古い話だが、岡八郎がひどいアルコール依存症であったとは、まったく知らなかった。

7月30日(木) 穴蔵
 曇のち晴。猛暑日復活である。
 終日穴蔵。
 集合住宅の管理規約改定案の試作あれこれ。
 この春に区分所有法の改定された項目をいかに反映させるか。
 メインは「建替え」に関わる議決数で、これは簡単だが、他にも国内管理人(区分所有者が海外にいる場合)とか所有者不明専有部分管理人とか、将来問題になりそうな事項もあって、気が重くなってくる。
 夜は理事会にゲスト出席。
 数人で管理規約委員会を作って進めることにする。
 年内で片づけてしまいたいところだ。

7月31日(金) 中之島クロス/暑気払い@池田
 朝、中之島クロスへ。
 この前、通勤ラッシュ時のバスに懲りたので、本日はラッシュ前に淀屋橋から土佐堀川沿いに歩く。
  *
 8時前、人通りはなく、孤独なStarship's Catが堂島側を見張っていた。
 受付は3番。30分待って検尿、採血、心電図の検査を受け、また20分ほど待ってT先生の診察。
 5分もかからず、問題なし、次は半年後(来年1月である)となった。ほっ。
 帰路は大阪駅まで歩き、ついでに豊崎まで歩いて帰館。
 炎天だが、日陰を歩いたので汗もかかず。8000歩ほどになった。
 あとは穴蔵にこもる。
 夕刻這い出て、阪急池田へ。
 タイムマシン製造グループの暑気払いを行う。
 事業としては実質的には終了しているのだが、忘年会と暑気払いの費用程度は稼いでいる。
 駅前の寿司屋で盛大に生ビール。
 こういうことがやれるためにも、事業は継続しなければいかんなあ。


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