『マッドサイエンティストの手帳』826

●マッドサイエンティスト日記(2024年4月前半)


主な事件
 ・播州龍野・別所墓参・加古川の書庫見物(2日)
 ・創サポ講義(6日)
 ・NEW ORLEANS JAZZ @島之内教会(7日)
 ・大阪JAZZ@放出(14日)


4月1日(月) 野良猫戦線終息?
 深夜(正確には31日23時30分頃)に目覚め、ゴミ出しに出る。
 猫愛護グループ(ロシア女性らしい人含む3人)が、小雨が降る中で涙ぐんではる。
 聞けば、3匹残っていたトラ猫の1匹が死んだのだという(ダンボールに入れ、明日荼毘に伏すとか)。
 脚を傷つけられて(嫌猫派の仕業かどうかは不明)弱っていたらしい。
 ノラは減って、残っているのは、たぶん「クロ」とトラの仔猫2匹という(すべてサクラ耳)。
 仔猫は1月18日に5匹いたのを確認している。
 生活圏が鋼板塀で囲われた3月6日から様相が変わった。市営廃墟にネコを見ることが極端に少なくなった。
 3月18日に2匹を見たが、これが残っている2匹(ともにサクラ耳)ではないか。
  *
 エサ場は、今までの3皿が2皿になった。
 これも(怯えているから)2匹が食べに出てくるかは不明である。明け方には電動カートオバサンが回収に来はる。
 野良猫戦線、嫌猫派の高笑いが聞こえてくるような。
 大阪YMCA国際専門学校さんよ、猫愛護派は(サクラ耳の手術費負担を含めて)ここまで「最後の2匹」を守ろうとしてはるのだ。
 そろそろ撤退してもいいのではないか、嫌猫派の代表格大阪YMCA国際専門学校さんよ。
 朝まで眠り不規則。
 晴。暖かい日である。
 終日穴蔵。
 資料を読んで(半分は居眠りして)過ごす。
 明日は動くことにする。

4月2日(火) 播州龍野・別所墓参・加古川の書庫見物
 早朝の電車で播州龍野へ移動する。
 2ヶ月ぶり……正確には1月22日以来である。
 タイムマシン格納庫も含めて、雑事色々。
 昼前に軽ワゴンで姫路バイパスを走り、姫路市別所へ。40分ほどで山裾の静かな霊園に着く。
 八杉将司さんの墓参。前から気になっていたのだが、コロナなどあり来られなかったのである。
  *
 あれから2年4ヶ月になる。姫路で会って、モノレールの廃墟を歩いたり、上田さんや北野さんなどと飲んだり議論したり、懐かしい記憶が色々ある。
 八杉家の碑に50歳とあるが、若すぎるな。
 あと、加古川を渡って、少し北側にある謎の建物へ。
 水鏡子氏の書庫見学である。
「本の雑誌」の絶景本棚や岡本俊弥氏のホラー短篇「匣」(「猫の王」所収)で知られる例の書庫である。
  *  *
 無窓の鉄筋コンクリート2階建。1、2階ともに移動書架が両側に10本近く並んでいて、隙間を作って入る場合、本の詰まった棚5本くらいを軽々と押して動かせる。確かに力学的には原理的に可能だが、信じがたい動きだ。
 10万冊収納可能で、あと30年はいける……予定が、あと3年で満杯になりそうとか。
 石原藤夫氏の書庫にも驚嘆したが、構造がまるで異なる。
 その他、書いておきたいことは色々あるが、いちばんの驚きは水鏡子氏の生活態度であろう。
 ふだんはこの書庫の隅にある端末(窓のない、狭い一角にある)に向かっていて、横にある「自宅」にはほとんどいない。エアコンが効かないかららしい(これはわが実家も同じ)。本をきちんと保存するための書庫の方が居心地がいいかららしい。
 要するに「書物がいちがん快適な住まい」を作って、そこに生涯居候するということなのだろう。
 わたくしには到底真似ができません。
 わたくしの場合、前回実家へ行った時、本を10冊運ぶのに、これはもう無理と実感したのである。
 水鏡子さんは、こまめに入れ替え、データベースも絶えず更新している。たいしたものである。
 播州龍野の実家とはクルマで40分ほどの距離なので、またお邪魔することにして失礼する。
 いったん播州龍野に帰館。
 夕刻の電車で帰阪。
 色々と不思議な1日であった。
 一杯飲んで早寝。

4月3日(水) 穴蔵
 浅田飴だ。
 終日穴蔵。雨が降り続き、肌寒い日である。
 一杯飲んで早寝。

4月4日(木) 穴蔵
 曇。終日穴蔵。
 資料を読んで過ごす。
 山本弘氏の訃報。3月29日、誤嚥性肺炎のため。68歳。
 山本さんは、奇想天外の『スタンピード』(78年)以来読んでおり、ネオNULLや星群時代もよく知っている。
 星群の「シュレーディンガーのチョコパフェ」について、星群祭(80年頃だったか)で、凄いアイデアなのに表現方法が少し違うのではないかと評したことがある。
 これはわたくしのメガネ違いであった。その後、傑作『時の果てのフェブラリー』を読んでやっと理解できた。ラノベ志向(あるいはロリコン趣味?)はハードSF志向と同等で、そのふたつが見事に融合していたのである。
 その後の活躍を見れば、アニメ志向、怪獣志向、ゲーム志向、トンデモ科学への関心なども同様で、ハードSFに軸足を起きながら、そのカバー領域はおそろしく広かったのである。
 『神は沈黙せず』『MM9』『地球移動作戦』『去年はいい年になるだろう』など、どれがSF大賞を受賞しても不思議ではなかったが、こればかりは運が悪かったとしかいいようがない。
 2007年のSF大会(ワールドコン)「Nippon2007」で「ハードSFの楽しみ」というパネルに参加した(9月2日午前)。
 この時、わたくしは「新しい天体の発見」と題して、中性子星、ブラックホール、降着円盤など「新しい天体」の天文学とSFの「時差」を中心に話したのだが、一例として『サイバーナイト 漂流・銀河中心星域』を取り上げ、「これは世界で初めて銀河中心核を精密に描いた作品なのに、ケームのノベライゼーションとしか評価されていないのはけしからん」といった。この時、会場に山本弘さんがいるのを菊地誠教授が見つけて、急遽ゲストに入ってもらったことがある。山本さんは喜んでくれたが、どんなジャンルでも手抜きしない姿勢は一貫していた。
 それにしても……八杉さんの時もそうだったが、この歳になると、わたくしよりずっと若い作家の訃報に接するのは本当に辛い。

4月5日(金) 穴蔵
 曇、午後はほとんど晴。
 終日穴蔵。
 外は暖かそうで、部屋から見える公園の桜は満開に近いように見える。
 今ひとつ元気が出ない。
 たちまち夕刻。
 専任料理人が春メニューを並べた。
  *
 メインは若竹煮とサクラエビの掻き揚げ。これでビール、ぬる燗。
 ちょっと元気が出てきた。明日は動くことにする。

4月6日(土) 創サポ講義
 晴れて暖。
 桜が見頃のようだが、近所の公園の桜は半分以上が鋼板塀で囲われている。
  *
 残された数本をちらっと眺めて花見とする。
 あとは終日穴蔵。
 夕刻に這い出て、地下鉄で谷町4丁目へ。
 梅田から谷町線、天満橋〜谷四まで、えらい混みよう。造幣局や大阪城へ行く花見客らしい。インバウンドも多し。
 こちらはCANVAS谷町で創作サポートセンター講義。
 SFホラー系の短篇5篇。
 不思議なことに4篇が、背景に超越的な知性を設定した(というよりクトゥルー神話を意識した)作品である。
 それぞれ面白いのだが、コメントが的確か自信がない。半分以上、作者との議論になる。
・彼女に呼び出されて、街中で「クトゥルー議論」を開始……漫才みたいな会話がつづくうちに周囲で宇宙規模の異変が生じはじめる。冗談SFがコズミックホラーに一変する。
・近所のゴミ捨て場に惹かれた少女、腐肉やガラクタでアンドロイドを組み立てる。なぜかそれが「姉」に思えてきて家に連れ帰るが、それを見た両親の反応が……
・人間や猛獣(凶暴な虎など)が混在するマーケット?に紛れ込んだ少女は不思議な妖女?に助けられるが、そこでさらに恐ろしい取引を持ちかけられる。
・地方県警の嘱託を受けている「警察犬訓練所」に住み込みで働く女性飼育員。愛犬を連れて頻発する奇妙な事件(超常現象)の捜査に協力するうちに……。珍しい職業の設定が超常現象と奇妙に融合した好短篇。オンライン参加者から「七瀬シリーズみたいな展開が可能では?」というコメントあり。卓見である。
・南極の某基地に舞い降りた調査隊、氷床下数キロの「湖」の掘削を開始するが、そこには国家を超えた「軍」の影が感じられる。疑問をいだいた駐在の研究員は秘密裏に探ろうとするが……。正統的な南極SFで、これはいちばん好みの設定。氷床下に眠る存在と宇宙の謎がどうつながるかがミソ。
 全体に、軸足はSFに置いて、クトゥルー神話は「隠し味」程度にしてほしいのがわたくしの意見だが、これを強くいうのも考えもの。
 青木治道さんあたりのコメントがほしいところだ。

4月7日(日) NEW ORLEANS JAZZ @島之内教会
 晴。大阪は今年唯一の花見日和であろうか。
 ウチは花よりJAZZで地下鉄で心斎橋へ。
 島之内教会で「NEW ORLEANS JAZZ at CHURCH 2024」。4年ぶりの開催である。
 大阪のニューオリンズジャズバンド総出演、そして河合良一さん追悼コンサートでもあるのだが……。
 やはり河合さんのクラの欠如は寂しい。
 それに会場も(以前から高齢化が進んでいたが、そしてコロナ禍だけが原因だとは思わないが)この4年間でだいぶ減った感じがする(毎回会う人たちも何人かは見かけない)。
  *
 最後はゲストのジェフ・ブル(tp/vo)とニューオリンズ・ラスカルズ。
 ただ、ラスカルズも本日のオリジナル・メンバーは川合順一さんと尾崎喜康さんのふたりだけ。
 加藤平祐さんが河合さんの遺品(アルバート)を持って参加してくれたのが唯一の救い。
 ルイス流「Over The Waves」には涙が出そうになった。
 受付の手伝いをしていた専任料理人といっしょに帰る。
 途中、明治軒で一杯と思ったが、ここもインバウンドで混み合っているような。
 パスして、デパ地下で食材買って帰館。
  *
 手早く串カツを作ってくれて、これで盛大にビール。
 島之内教会のあとはこれでなくては。

4月8日(月) 穴蔵
 曇。午後小雨断続、夕刻から本降りになった。
 終日穴蔵。
 昨日の反動で、動く気になれず、あれやこれや読んでいるうちに夕刻となる。
 今週も播州龍野行きと思ってたら、相棒の某くんからメール、明日往復してくれることに。
 4月は行かなくて済む。しばらく穴蔵生活がつづきそうな。
 たちまち夕刻。自宅にて、おでんで一杯。穴蔵に戻り、早寝することにする。
 以上を晩年の荷風(おっさん)流に記述すれば、
【陰。後に雨。夕刻自宅にて晩酌。】
 となる。
 明日からはこの一行記述でいくか。荷風の享年を昨秋で越えているのである。

4月9日(火) 穴蔵
 雨。後に陰。夕刻自宅にて晩酌。
・深夜にゴミ出しにでたら、エサやりオバサンが雨中でひとり作業中だった。
  *
 ネコはいないような。足元の傘の下でクロが食べているのだろうか。近寄って見物するわけにもいかず。心配なことである。
・相変わらずの大谷報道。
 で、あれから2週間、一平はどこへ消えたのか? マスコミはいっさい報道しない(日本の芸能レポーターのごとき害虫でも「自宅」を訪ねて門前で何かいうのではないか)。どこかの組織によって箝口令が敷かれているとしか思えない。普通に考えれば、密かに(速やかに、嫁さんもいっしょに)アメリカに戻ったとしか思えないのだが。
 いくら韓国で解雇されたとはいえ、球団が現地で放り出すとは思えない。大使館に駆け込むとか、騒ぎになるはずだ。まさか韓国で「消された」なんて、三文劇画じゃあるまいし。
 マスコミの無反応が謎だ。
・6月に辞任を表明していた川勝が予定を早めて10日に辞職願を出すという。
 他県のことだが、愉快なニュースだ。
 この男の暴言癖については諸説あるが、わたくしは「何かを褒める(べんちゃらをいう)のに他を貶す(侮辱する)しかできない」のだと思う。それは発言対象の世界についてまったく「無知」だからで、どんな切り口で褒めていいかわからず、とりあえず何かをバカにして、それよりもあんたはマシだといういい方になる。しかもその「バカにされ方」がデタラメだから、引き合いにされた対象は怒る。褒められる方も(あんなバカになるなよといわれている訳で)嬉しくもないだろう。
 このタイプの人間は何人か知っている。具体例はいくらでも挙げられるが、まあやめとこ。

4月10日(水) 穴蔵/ウロウロ
 早起き癖が再発、2時過ぎに目が覚める。また不規則生活にならないか心配な。
 未明のテレビ「平成紅梅亭」で、春風亭昇太「茶の湯」、桂南光「花筏」を見る。ともにもう「風格」があってしかるべき年齢だが……ノーコメント。
 わが落語歴は米朝師匠で終った気がする。全集その他があるから、余生は楽しめる。
 本日は快晴なり。
 午前、運動不足解消、毛馬閘門まで歩くことにする。
 毛馬堤の桜は毎年2、3日開花が遅いので、今日が満開と予想したのだが、正解であった。
  *
 今年一度の花見。あと天八〜天六(ATM関係)まわって帰館。久しぶりに1万歩を超えた。
 午後は穴蔵。
 たちまち夕刻。洋風メニューでビール、ワイン。
 眠い……が、22時頃までは頑張って起きているつもり。普通の「早寝早起き」生活に戻さねば。

4月11日(木) 穴蔵
 夜更かししたはずなのに、本日も午前2時に目覚めてしまう。
 ゴミ出し。エサ場を見るに、水と3容器、エサは食べられた形跡なし。トラの仔猫2匹、どうしているのか。
 テレビ見たら、バイデンと岸田の共同記者会見の中継中。退屈で5分で切る。ネット見たら、韓国総選挙で与党惨敗。そんなものであろう。
 米日韓、半年後にどう変わるかわからんから、今何かやっても意味なし。
 眠れず、ベッドで細々した資料を読んだりウトウトしたり。
 午前晴、午後曇。
 終日着替えることなく、ほとんどベッドで過ごす。
 たちまち夕刻。一杯飲んで早寝……のつもり。
 明日も非生産的な日になりそうな。嗚呼。

4月12日(金) 穴蔵
 定刻4時に起床。なんとか正常パターンに戻ったような。
 晴。終日穴蔵。
・ニュースは一平ばっかり。
 アメリカ連邦検察が水原一平を「1600万ドル(約24億5000万円)の銀行詐欺」で訴追。一平は明日にも「出廷」するという。
 5分ほどでよくわかった。やはりアメリカに帰国していたのだ。金額にはちょっと驚いたが……
 だが……誰といつどんなルートで帰国したのか、今どこにいるのか、嫁さんはいっしょなのか、金はあるのか。
 こちらが知りたいのは「犯人の逃亡潜伏の実態」なのだが、ぜんぜん報じられない。
 桐島聡の時の報道姿勢を思い出せ。

4月13日(土) 穴蔵
 4時に目覚める。
 晴。暖。終日穴蔵。
・6時にテレビで「水原一平出廷」の現地中継を見る……が、すでに出廷しており、あと会見予定らしいのが、7時にカメラマン連中が引き揚げはじめた。会見はなし。あほらし。朝の1時間の無駄。
 ともかく一平の生活実態を追いかけてほしい。大谷報道はよろしい。わたくしは(日米問わず)職業野球には(ナベツネの暴言以来)興味がないのである。
・万博まであと1年という報道が多い。
 水原一平を見るに、ギャンブル依存症がいかに恐ろしいか、報道陣もわかっているはず。
 大阪にIR誘致なんてもっての外である。その「前座」事業の万博なんて、やってはならない。
 今からでも遅くはない。即刻中止すべき……あとは廃墟にすればいいのである。廃墟なら見に行きたい。
 ……などと愚考しつつ、たちまち夕刻。
 専任料理人に4皿ばかり並べてもらって晩酌。
  *
 メインはローストポーク。これらでビール、ワイン。
 気分良く酔っぱらって早寝……するつもり。

4月14日(日) 大阪JAZZ@放出
 早朝のニュース。イランがイスラエルにドローン、弾道ミサイルを発射、数時間に着くという。
 今も飛行中かと思うと仕事は手につかず。
 昼前にニュースでは、だいぶ迎撃したが、だいぶ地表での爆発もあるような。よくわからん。
 昼に出て、大阪駅、おおさか東線で放出へ。
 ディア・ロードで大阪JAZZ同好会の例会である。
・本日の「特集」はOさんによる「MISHA」の分析。
 MISHAといっても日本の女性歌手ではない。オランダのジャズ・ピアニスト、ミシャ・メンゲルベルグである。
 ミシャはドルフィー『ラスト・デイト』でしか聴いたことがなかったのだが、その後、オランダでユニークな演奏をつづけたらしい。
 その足跡をたどると、モンク、ハービー・ニコルス(このピアノも知らなかった)の影響がみられるという、超マニア的な分析である。恐れ入りました。
・Fさんによる新譜紹介。本日は矢野沙織の新譜とオスカー・ピーターソンの新発売!CD。これも不思議な組み合わせだ。
・「持ち寄り企画」は「日本のジャズ」。
 Kさん持参の宮沢昭の名盤2枚『いわな』『木曽』(←森山ドラム!)はわが愛聴盤でもあるが……あとは中本マリ、ピーナッツ、ナンシー梅木など、古いヴォーカルが意外に多い。
 わたくしの持参したのは、朝ドラ「ブギウギ」にちなんで、美空ひばり『A列車で行こう』(1955)……小野満のフォー・ブラザーズがバック。ひばりと小野の関係など知っている方も多く(わたくしは小学校4、5年であった)、話はブギとジャズの関係といった論考とは関係ない方向(ひばりのオカンなどね)にずれてしまった。ドラマと現実はちがうということなのだが……多謝。
 しかし、ともかくジャズ談義は楽しい。
 夕刻帰館。一杯飲んで早寝……のつもり。
 イラン〜イスラエル情勢はよくわからんまま。

4月15日(月) 穴蔵
 いい季節になった。晴、しだいに曇。
 室温は22〜24℃。着替えることになく、昨夜寝たままのスタイルで、終日穴蔵。何もせず。
 28℃くらいになれば最高で、腹巻ステテコで過ごせるのであるが。
 たちまち夕刻。
 春パスタ(空豆・シラスなど)などでビール、ワインを少しばかり。
  *
 毎日こんな生活でいいのであろうか。いいのである。
 もう少し……のような気がするからなあ。


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