『マッドサイエンティストの手帳』575
●マッドサイエンティスト日記(2014年3月前半)
主な事件
・『皆勤の徒』に日本SF大賞!(1日)
・創サポ講義(8日)
・彦根/JAZZ AT XIV(9日)
・酉島さん祝賀@マーガレット(15日)
3月1日(土) 『皆勤の徒』に日本SF大賞!
小雨が降りつづくのであった。
こんな日は雨読に限る。
終日穴蔵にて寝そべって読書。
と、夕刻、某方面から電話あり、SF大賞が決まったという。
その後、SF作家クラブのHPで確認する。
第34回日本SF大賞に酉島伝法『皆勤の徒』(東京創元社)が選ばれた!
特別賞に大森望責任編集『NOVA』全十巻(河出書房新社)と宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』(早川書房)
大森さんの業績、宮内さんの連続受賞も喜ばしい。
酉島さんの「皆勤の徒」が第2回創元SF短編賞に選ばれたのは2011年5月である。もう3年近くになるのか。この時、おれはゲスト選考委員を務めたが、委員としては楽なものであった。迷うことなし、飛び抜けた傑作だったからである。
その後、着実に短編、中編を書き、それが1冊にまとまった『皆勤の徒』は『SFが読みたい!』で1位に選ばれるなど、圧倒的な評価を受けた。
受賞は間違いあるまいと思ってたけど、ともかく、何よりであった。
酉島伝法さん、おめでとうございます。
ということで、夜は専属料理人にピカタ、グラタン、サラダなど並べて貰って、チリ産安ワインで(受賞者抜きだけど)祝杯をあげる。
PiPiがなぜか興奮状態。
*
充電中のガラケーを突っついて祝賀の着メロを鳴らしだした。
3月2日(日) 穴蔵
曇天なり。
こんな日は曇読に限る。
終日穴蔵にて寝そべって読書。
ただしニュースを断続的に見る。
ウクライナがきな臭くにってきた。
中国は昆明駅でど派手な無差別殺傷事件。さっそくウイグル人のテロと断定してるけど眉唾。
ソチが終わるのを待ってたのかねえ。
そうなると北朝鮮が何かやりそうな。
目立ってなんぼの国だからなあ。
3月3日(月) 穴蔵/ウロウロ
わ、午前3時に目が覚める。
昼寝の時間が増えたからなあ。
朝のうち、少しは仕事もするのであった。いと少なしを。
ニュース。
昨日、北朝鮮が何かやるぞと思ってたら、やりよったがな。
崔竜海失脚(監禁? 粛清?)という。
3月前に「平壌一の遊び人」崔竜海もいずれ粛清と予想していたから、別に驚きもせず。
近日、朝鮮中央テレビがどう伝えるか楽しみである。「不純物」か「不倫弾劾」か、またも機関銃でズダボロにされるのか。任命責任の問われない国だからなあ。
まだまだやるぞ。
そして誰もいなくなった。
運動不足なので、午後、久しぶりに自転車で走ることにする。
淀川堤を毛馬閘門〜毛馬河川敷〜赤川鉄橋まで。
* *
川面の風は冷たいが、春の気配もあり。
帰路、天六のマーガレットに立ち寄り、ハートランド1杯。
田中啓文さんたち数人で、不定期にジャズCDを聴いてウダウダやる会をやってるのだとか。
声をかけてくれよ。せめてブログで案内を。
夜に出歩くことは減ったけどさ。
3月4日(火) 穴蔵/ウロウロ
朝9時半頃に怒声が聞こえる。
通り魔か(柏市で派手なのが出現したからなあ/昨秋ウチの前に出現したのも未解決である)とベランダから覗くと、アルミ缶漁りのおっさんが「隣のブロック」の住民から怒鳴られているのであった。
この2年ほど、資源ゴミの日にアルミ缶を漁りにくるおっさんである。
朝5時頃からこのエリアを徘徊して、そろそろ終了の時間。
これで成果は1000円くらいかな。
*
わが集合住宅では黙認というか、見て見ぬふりをしているのだが、アルミ以外のゴミを散らかしていくのは確かに迷惑である。
おれは3年前に今岡清似のおっさんを怒鳴りつけたことはあるが、これは紙のゴミ(プライバシーの侵害)まで漁ろうとしたからである。
アルミ缶拾いは、まあ、生活保護不正受給よりましだろうと黙認している。
明日はわが身……というより、おれはここまで体が動かんだろうな。
寒の日やあれも人の子缶拾い
終日穴蔵……のつもりだったが、部品手配の必要あって、昼前に、久しぶりに日本橋へ。
と、専属料理人からわざわざ「夜はカレー中心メニューですから」とメールが来た。
おれが日本橋へ行くという場合、ランチは「こけし」か「まる榮」(ともにカツカレー)と思いこんでいるのである。
恵比須町から阪堺線で某亭へ行こうかなと思っていたのだが、後日に変更する。
動物園前にて地下鉄で帰館。
夜は甘エビでノンアルコール。
サラダとカレーでワインを少しばかり。
3月5日(水) 穴蔵/ウロウロ
終日穴蔵。
「明るい寝たきり生活」を実践する。
が、やはり、これではいかん。「明るくない寝たきり生活」に移行しかねない。
朝からの小雨が、午後には曇、15時過ぎには晴れ間も出てきたので、散歩に出る。
ジュンクドーにて文庫・新書数冊購入(これだからまた「寝たきり生活」になるのだが)、ヨドバシ(カメラ売場のレイアウトが変わったが、ペンタックスのコーナーがなくなっている/撤退なのか?)経由、グラフロの西側の道を戻る。
と、済生会病院西側の、中津への抜け道に梅田貨物駅跡の石碑とモニュメント(車輪)を発見。
*
平成25年4月1日に作られている。
梅田貨物駅の営業終了は昨年3月16日だったから、その直後の製作。
よく通る抜け道だが、今まで気づかなかった。
金網塀の中に置いてあって目立たない。たぶん貨物駅跡地が再開発されたら、しかるべき場所に置かれるのだろう。10年間ほどここに「放置」かな。錆が浮いてきて、それなりにいい雰囲気ではないか。
入り込んでバーベル代わりに持ち上げるアホが出現しないことを祈る(本音:腰の骨を折って倒れているの朝発見されることを期待する)。
5,107歩。
3月6日(木) 穴蔵/ウロウロ
定刻午前4時起床。
4:30のNHKニュース。「平壌一の遊び人」崔竜海は失脚しておらず、その後の映像に現れたという。ややこしいやつだなあ。
終日穴蔵、少しは仕事もするのであった。
昼、散歩を兼ねて外出。
と、すぐ近所の居酒屋「満留満」が閉店していることに気づく。
昼は20種類くらいの定食をやっていて、時々だが、30年以上、利用してきた店である。
こちらに住み出す前からあった「普通の居酒屋」で、(推定)半世紀はつづいていたはず。
そう流行ってないようには見えなかったが……
これで1980年以前からつづいている店は「正ちゃん」と「串樽」だけか。
梅田まで歩き、新喜楽でかも鍋定食。
*
沈丁花が開花しはじめている。
3月7日(金) 穴蔵/ニュース色々
午前4時前に目が覚める。
出かけたい用件なきにしもあらずだが、終日穴蔵。
面白そうなテレビ中継がありそうだからである。
午前中、少しは仕事もするのであった。いと少なしを。
ニュースの多い日である。
それにしても、昼間にテレビを見るなんて、10年前までは考えられなかったなあ。
・あべのハルカスが全面オープン。これはたいしたニュースではない。まあ年内に一度行ってみるか。
・11時から佐村河内守の記者会見中継を見る。これがメイン。
おお、髭剃り・髪カットしての登場。これは想定内であった。
姉歯秀次くらい極端なことやるのではないかと予想していたが、こざっぱりした印象で期待はずれである。答弁も思ったほど面白くなし。
そのうち意地悪なテレビ局が、手話通訳と視線と答弁内容のズレなどを検証するであろう。やっぱり記者の声が聞こえとるという結論に導かないと気が済まないだろうからな。
・わ、昼のニュースで、十三「ションベン横丁」壊滅を知る。
早朝から火事でほとんどの店が焼け落ちているではないか。
この15年ほどは行ってないが、池田事業所勤務の時代は、帰りによく寄ったものである。
8時前後にテレビを見てたら、自転車で見物に駆けつけたのだが。
・箕面で家宅捜索みたいな映像が流れたが、見間違いか?
通り魔事件の容疑者が絞り込まれたのではないか? よくわからん。
と、昼間、珍しくテレビを見ていたが、つまらなくなる。
やっぱりテレビは女子供のものなんだなあ。
あとは本を読んで過ごす。
筒井康隆『創作の極意と掟』(講談社)を途中まで。
一気に読む本ではない。
SF作法に限っても『SF教室』→『乱調文学大事典』(の後半)につづく完結編といえるのではないか。
これは、ある程度創作を試みてきた人間にとっては、恐ろしく示唆に富み、きわめて刺激的な書である。
序言に、これは「作家としての遺言」であり「老人が囲炉裏端で昔話を交えて語る繰り言と思って」ほしいとあるのだが、なんだか武蔵がト伝の話を聞いている気分になってくる。……当方に武蔵の才能があるということではなく、刀(ペン)を握って振り回してみたい気分になるのである。
1日数章ずつにすべき。ともかく机に向かわねばならぬ。免許皆伝は遠い先である。
3月8日(土) 創サポ講義
朝、不思議なニュースを目にする。
・ホリエモンもゴースト使ったと小説表紙担当の漫画家・佐藤秀峰氏が暴露。
佐藤氏は、堀江モンの小説?『拝金』『成金』の表紙・イラストを担当したが、自身のホームページで「実際には堀江さんは文章を書いておりません。代筆者がいる」と指摘、「絶対に描くべきではなかった。読者に不誠実だった。おわびします」と謝罪しているという。
へえっ。
お詫びするのは勝手だけど、そもそもホリエモン本人が書いていると信じてる読者なんているのか?
変な話だ。
終日穴蔵。資料の読み返し。
夕刻這い出て天満へ。
エル大阪にて創サポ講義。
本日は青木治道さんと提出作品8編にあれやこれや。
・「道を訊ねられやすい」性格の男が巻き込まれる奇妙な事件。
・情報封鎖しようとするアフリカの小国と「国際シンクタンク」の争いを描くPF。
・事故死した恋人が残した巨大ぬいぐるみに隠されていたもの。
・アイドル発掘審査会場に東北弁丸出しの青年が現れるドタバタコント。
・閉館後の図書館でAEDの訓練を行うことになった男女。
・老レッスンプロがいるゴルフ練習場のスケッチ。
・神戸の元町にあるらしい秘密の地下街を探すオタク青年……
・恋人の死体から紡ぎ出した糸でレース編みをする美少女。
それぞれに面白く、20分ほど時間超過。
AEDの使い方の描写について、青木さんが「電気ショック」の体験的なコメントをする。
同じ「病状」でおれも昨年初めて入院を経験したことあり、余談として、その病院の某医師が回診でおれの名を見るなり「SF作家の堀さんですか!」といった話をしたら、
青木さん「それ、某病院の某先生でしょ」
おれ「え、同じ病院で治療を受けたの!?」
青木さん「某先生、ぼくの名を見て、『クトゥルー神話を出してる青心社の青木さんでしょ』でしたから、すぐわかります」
某先生、相当なSFマニアなんだなあ。
3月9日(日) 彦根/JAZZ AT XIV
昼過ぎに出で、大阪駅から新快速で彦根へ。
最終目的地は米原のリゾートホテルなのだが、ちょっと早めに出て、彦根を散策することに。
彦根にはボンサラ時代、城の西側にある某社の工場に何度も来ていて、彦根城の側を通過しているが入ったことがない。
駅からぶらぶら歩いて、彦根城を見学。
*
ま、姫路城を見慣れた立場からいうと、天守閣はチャチなものである。
とはいえ、日曜午後だが人は少ないし、東側の玄宮園は人影まばら、なかなかいい雰囲気であった。
湖岸まで行き、彦根港から湖畔沿いの道を米原のXIV琵琶湖まで歩くことにする。
*
松原海水浴場、リゾートホテル、市境あたりの廃墟、小さいヨットハーバーなどを通過して、1時間ほど、日没前に「XIV琵琶湖」の着く。
ここに来るのは2008年以来、5度目かな。
せっかくのリゾートホテルというのに、今までここで入浴したことがない。
体が冷えたので、本日、はじめて大浴場に入る。
空いていて、なかなか快適であった。
19時から宴会場で「第7回ジャズ・アット・エクシブ琵琶湖」
6バンド出演。
*
ラスカルズからは河合さん(cl)川合さん(bj)木村さん(ds)の3氏だけと、ちょっと寂しいが、ワンホーンの賛美歌はやっぱりいいなあ。
あとは若手が入ったり、最後は全員のセッションで、賑やかに22時過ぎまで。
さらに深夜近い時間にホテルの一角2室で二次会あり。
就眠は午前1時を過ぎてしまった。
本日は15,404歩。
3月10日(月) 雪
XIVにて午前7時過ぎに目覚める。
琵琶湖湖面、霧か朝靄かと思ったら、雪が降っている最中であった。5、6センチの積雪か。
大浴場へ行き朝湯。朝湯なんて何年ぶりであろうか。
同室のジャズ友諸氏と琵琶湖が見えるレストランにて朝食。
*
30分ほどの間にも、雪が降ったり晴れたり雲が移動したりで、湖面の色が変化する。
このままビールでも飲みながら眺めていたい気分だが、そうもいかず。
早い時刻に米原まで歩くつもりでいたのだが、雪で無理。
送迎バスの始発を待って米原へ。
新快速にて昼過ぎに帰館。
雑事色々あり、夕刻まであれやこれや。
米原よりも大阪市内の方が寒く感じるなあ。
3月11日(火) 穴蔵
終日穴蔵。
少しは仕事もするのであった。
会社勤務しながらの文筆活動に伴う軋轢について色々と考える。自分のことではなく(おれの場合、勤務時間外であれば特に問題はなかった)、大手電機メーカーに勤務していた実兄のケースである(現在、その全作品を整理中)。業界誌・学会誌には可能だったが、一般誌に書くのは問題視される「空気」があり、何よりも忙しすぎて無理だったようである。
瀬木比呂志『絶望の裁判所』(講談社新書)を読むと、裁判所という世界は、判決文以外の文章など、論文執筆も問題視され、判決ですら最高裁の意に反するものは御法度らしい。目立つことがいかんのである。
……日本の社会が息苦しいのは、明確な規範で「してはならないこと」のラインが定められていて、そこから踏み出してはいけないが、さらに内側に「してもかまわないことになっているが、本当はしないほうがよい」ラインが引かれているからである。その「第2のライン」を超えることに対して、いや、そのライン外に興味を持ったり論じたりすることにすら、周囲はアレルギー反応を起こす。
裁判所という世界は、この「第2のライン」で囲まれる領域がきわめて狭く、それに触れた場合の「排除、懲罰、報復」がきわめて過酷な「収容所列島」世界なのだという。
エリートが揃っている世界ほど「第2のライン」領域が狭いんだなあ。
おれなんか、ボンクラ揃いの世界でのボンクラだったから、「第2のライン」領域の存在にすら気づかず、気楽に過ごしてきたような気がする。
ちなみに瀬木比呂志氏は裁判官から学者に転じてはるが、裁判官時代、倉田卓次氏から「判決文も論文も私的な文章も書けるという後輩は三〇年ぶりです。がんばってください」と激励されたという。30年でたったふたりとは。(実はおれも、世界は違うが、倉田氏から激励を受けたひとりである……と、ちょっと自慢)
本日は東日本大震災から3年目。
14時46分にはさすがに神妙な気分になる。
3月12日(水) 穴蔵/ウロウロ
晴れて暖。春の陽気である。
穴蔵にて、少しは仕事もするのであった。
運動不足なので、午後、マスク着用して散歩に出る。
グラフロから旧貨物線に沿って淀川堤まで。
梅田貨物駅の跡地、更地化の工事が進んでいるが、巨大三角形の先端の方……阪急中津のガード下をくぐったあたりから、高架の両側に防音壁が立てられ、豊崎神社あたりまで(ウチの近所である)、散水車が走り、ダンプが入っている気配だが、工事の様子がよくわからん。
*
中津のガード下に鉄製のゲート。ダンプはこれをくぐっていく。これは5メートルの高さ制限チェック用だろう。
その先、関空・和歌山行きの「単線」残して整地しているらしいが、見えない。
いずれは複線化してグラフロ西側を地下に潜るのだろうが……近所のマンションかビルにお願いして、上から覗かせてもらう他ないようだ。
3月13日(木) 穴蔵
雨ぞ降る。
出歩く気分にならず、いまひとつ仕事に気合いも入らず。
結局「明るい寝たきり生活」となる。
0歩。
3月14日(金) 穴蔵
晴れたり曇ったり、雲の動きが激しい。
集合住宅関係のことで、ちょっと見物に行きたい場所があり、午後、出かけようとしたら小雨。
面倒になり、結局終日穴蔵にて雑用。
集合住宅の管理規約……防犯カメラの運用細則を作る必要が生じ、試案の作成。
幾つかのひな形をチェックするが、いずれも「今後起こりうる事態」に対応していないような。
(これからは、警察以外からの閲覧要請が増えるとしか思えないのである)
昔だと2、3時間で作れたはずが、ずいぶん時間がかかるようになった。
老化である。
3月15日(土) 酉島さん祝賀@マーガレット
終日穴蔵にて相変わらずの雑事。
夕刻に近い午後に這い出て、歩いて天六方向へ。
18時からマーガレットにて酉島伝法さんの日本SF大賞受賞祝賀会。
なぜこんな店で?!という声もあろうが(店主の白木くんが「ウチでえんですか?」といったほどだからなあ)、ここは『皆勤の徒』が創元SF短編賞を受賞した直後から不思議な因縁のある場所なのである。
関西のSF関係中心に20数名が集結。
シャンパンで乾杯のあと、ビールや(お持ち込みいただいた)八海山など飲みつつガヤガヤ。(おれも呉春を持ってくるべきであったか)
議論の輪が3〜4つ出来て、これが流動的に動く。
気がつけば4時間が経過している。
遠方組(姫路など)の時間に合わせて22時頃に記念撮影。
*
おれはアタマがハレーションを起こすのがいやでストロボを使用せず。
したがって、誰がいるのかわからぬ写真を公開。(鮮明なのもどこかで出回っているかも)
中央右の赤いセーターが「名幹事」オキシタケヒコさん。
あとは暗くてよくわからないが、酉島伝法さん、ハナノベでおなじみの諸氏はじめ、円城塔さんや三島浩司さん、上田早夕里さん、福田和代さんから新鋭・宮西建礼さんまで、よくぞこんな顔ぶれが(こんな店に)揃ったなと、改めて驚く。
おれも22時過ぎて失礼するが、元気のいい連中はたぶん深夜まで。
来年も関西から受賞してほしいものである。
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