『マッドサイエンティストの手帳』744

●マッドサイエンティスト日記(2020年12月後半)


主な事件
 ・神戸新聞文化センター(18日)
 ・播州龍野いたりきたり


12月16日(水) 穴蔵
 わ、目覚めれば6時半。ふだんより2時間以上の朝寝坊である。普通なら4時、だいたいその前に尿意で目覚めるのだが。
 とつぜん膀胱の伸縮性が回復したのか、前立腺が収縮したのであろうか。
 よくわからんけど、起きて、普通の生活をする。
 出歩くことなく、ボケーーーーッと過ごす。
 昼間、室温は17-8℃、ベランダは7-8℃で推移。
 コタツで本(および資料関係)を読んでおれば気楽なもの。
 電話メールなど色々あり。
 同級生の訃報。播州龍野シルバーのおっさんが倒れて剪定予定延期、新コロナで予定の会中止など。
 この程度では驚きもせず。
 ニュースでは、管義偉が昨夜総勢8人で盛大なステーキ宴会をやったと話題になっておる。
 いいではないか。将軍様くらいは派手にやってもらっても。最後の晩餐だろ……自費でやりはったんだろうし。
 たちまち夕刻。
 専属料理人が、ほうれん草のキッシュ(グラタンではないらしい)、トンテキ、サラダなど並べる。
  *
 これでビール、中本酒店推奨格安馬鹿旨ワインを少しばかり。
 早寝するのである。

12月17日(木) 穴蔵
 寒そうな日である。
 6時、室温17℃、ベランダ4℃。エアコン稼働。
 12時、ベランダは8℃。
 さすがに運動不足。午後、リハビリ兼ねて、少しは歩かねばと、ダウン着て外出。
 本屋まで行くかと公園南側の交差点まで来たところ、目の前でハトが轢かれた。
 どのクルマかは不明。羽根が舞い上がり、数台が通過したあとにハトの死骸。エサを探して路上にいたのだろう。
 見たくないものを見てしまった。今日は厄日のようである。
 直ちに引き返して、また穴蔵にこもる。
 300歩ほど歩いた。

 酎ハイ飲みつつBSで「鉄路の旅」という番組を見てたら、思いがけない場所が出てきた。
 美濃太田から長良川鉄道で終点まで行き、徒歩で九頭竜湖駅まで、そこから越美北線で福井へ行く。
 この徒歩区間を石徹白(いとしろ)といい、本来線路で結ばれる計画だった。いわば残された秘境である。
 なんとも懐かしい名前だ。
 昔(40年以上前)に付き合いのあった和歌山のS鉄工の設計課長が石徹白さんといい、この地の出身だった。
 会社では「いしどうじろ」と呼ばれていた(正式にどうなのかは今となっては不明。S社長はイシドウジと呼んでいた。我々はイシさんと呼んでいたが)。
 このS社長は、わが会社人生で会った中でも飛び抜けてユニークな社長さんだったが、長くなるのでやめる。
 たいへんな峠越えで、紅葉の絶景か続く。
 石徹白……免許返上までに一度行ってみたい。

12月18日(金) 神戸新聞文化センター
 久しぶりに外出。
 昼前に出て阪急で三宮へ。特急は空いていて助かる。
 神戸新聞文化センターへ。
 17階から見る三宮。
  *
 JR三宮は取り壊され、阪急三宮の上にはホテル・レムプラス(remm+)が完成間近である。この外形(3辺の比)はモノリスと同じではないか?
 3月末に開業予定……大丈夫かねえ。
 13時から講座。
 エッセイ、短編の合評会形式。
 それぞれ面白いのだが、いちばん驚いたの眉村さんの『その果てを知らず』に関するエッセイ。
 作者は、表紙絵の画家・元永定正氏の実物を知っているという。文具店の店番をしていた時代(数十年前に)客として何度か来られたとか。
 そのことがエッセイのテーマではなく、画風と眉村ワールド、それに飛行機雲が伸びるススキの高原の風景を重ねたうまいものだが、こちらの関心は定永氏の実像で、講義か取材かわからなくなってしまった。
 「おおきいのはまんなか」は眉村さんの中では想像以上に大きな位置を占める作品のようである。
 終了後、東公園まで行ってみるか(初期ルミナリエの展示があるはず)迷うが、寒いのと脚力にまだ自信がないのとコロナが怖いのとで、まっすぐ帰阪する。

12月19日(土) 穴蔵/ウロウロ
 曇りて風寒し。
 終日穴蔵にこもる……つもりだったが、お代官様のいいつけを破って、午後1時間ほど散歩にでる。
 脚力回復のためには、少しは歩くことも必要なのである。
 人のいない道を歩きますので、お代官様、どうかご容赦を。決して8人で会食とか、会席のハシゴなどいたしません、金もないし。
 淀川近くまで。
 うちと淀川間は工事密集地帯である。
・すぐ北側が梅田貨物線の地下化工事(これは新駅開設(令5年3月)後も延々と続く)
・線路北側の公園を潰して浪速技管1500mm配水管布設工事(令8年5月まで)
・すこし北へ歩くと地中送電設備除却工事(令3年12月まで)
・淀川堤は左岸線の堤防整備工事(令4年2月末まで)
  *
 この堤防工事、去年10月には水管橋撤去工事だったのが、今年5月に完了したものの、延期され、整備工事に引き継がれた。
 緑の堤防は拡張されて、残っていた水管橋の橋脚も埋められたのだろう。おそらく上をダンプが走りまくるはず。
 これらはすべて左岸線工事にからむもので、終わった後は、淀川左岸線と新御堂筋をつなぐらせん道路と、東側に巨大な換気塔が作られるから、令8年(2026年)12月まで、大工事の連続である。
 もう近所の淀川堤を歩くのは無理だな。
 そうなると……大震災による大津波を期待する気分が生じるのだが、これは公言しないことにしよう。

12月20日(日) 穴蔵
 陰晴定まらず。
 終日穴蔵にこもる。
 年末の日曜となれば、梅田あたり、お上のいいつけを守らず浮かれ出るアホが多いに決まっている。
 たちまち夕刻。
 専属料理人に色々並べてもらってダラダラ晩酌。お楽しみはこれだけだ。
 珍しく……というより、初めて『麒麟がくる』を見る。
 年末だから、今日あたり本能寺だろうと思ってのことだが、さっぱりわからん。そもそもどれが明智で誰が信長かもわからん。
 大河ドラマ、年内で完結するのか?
 ……と、不思議に思ってネットで見たら、なんと2月まで続くらしい。
 テレビなんて見るものではないな。

12月21日(月) 大阪←→播州龍野
 朝の通勤ラッシュ前に地下鉄で千里中央へ。
 相棒の某くんのクルマにピックアップしてもらい、中国道・山陽道経由で播州龍野へ向かう。
 50日ぶりである。
 タイムマシン格納庫にて年度末の棚卸。もっとも事業は実質終了しており、某くんがメンテナンス業務を細々と継続しているだけだから、簡単に終了。
 さあ、自分の山積している雑事を……が、ワゴンが起動しない。バッテリーがあがっている。この間から寒かったからなあ。
 某くんのクルマとバッテリーをつないでやっと起動。
 市内の郵便局、信金、某不動産、某工務店をウロウロするが、事務所近くに駐車してエンジンとめずに用件を済ます。
 ついでに昼飯も牛丼屋のカンウターからワゴンを見張りながら。
 ややこしいことである。2時間近く充電したから大丈夫であろう。
 本竜野駅前に巨大な解体現場。
  *
 しばらく何かわからなかった。パチンコ屋のあった場所である。確かサンミラクル。40年以上前からあったはず。
 この1年、龍野に来るのはすべてクルマでJRは利用しなかったから、閉店したのも知らなかった。コロナ倒産であろうか。
 あとがどうなるのか。駐車場含めて想像以上に広い土地で、駅前再開発に匹敵する規模である。
 楽しみといえば楽しみな。
 実家に帰ると、妹夫妻が来ていた。
 母の命日であったのだ。ちょうど10年である。
 あわててこちらも墓地往復、墓参してくる。不詳の息子である。
 ついでに実家の防犯措置について色々相談。またも庭に侵入された形跡がある。
 金目のものはないとはいえ、勝手に入られるのは気味悪く、やはり防犯設備を強化するしかないようだ。
 冬至の日没は早い。
 明日までと覚悟していたが、なんとか片づいたので、某くんのクルマで帰阪。
 帰路は第2神明経由、梅田まで送ってもらった。

12月22日(火) 穴蔵/意外な建造物
 晴。気分爽快。
 昨日の続きで、雑事を片づけていく。本日で(非SF系の)仕事納めとして、決算業務を行う。
 梅田のATMまで出向く用事ができて、午後、人の少ない道をたどり、三番街まで行き、あと茶屋町、中崎町を散歩して戻る。
 このコースだと、いつもA先生の研究所前を通って帰るのだが、郵便局に寄る用事を思い出して、直進する。
 40年住んでいて初めて通る場所である。
 そこに意外な建築があった。
  *
 どう見ても某長屋である。11年前に見ているから、間違うはずがない。
 こんな近所になぜ……
 帰宅して「レプリカ」というキーワードを加えて検索したら、なるほど、そういうことか。
 まだその構想は不明だが、近い将来、明らかになるだろう。
 うちの近所にまた名所が増えるなあ。

12月23日(水) 穴蔵/zoom会議
 晴。穴蔵にこもっている限り、おだやかな年末である。
 仕事納めも終わったことだし……と思ってたら、播州龍野から某書類が届いた。
 負の遺産に関して、要立ち合い……3日早く送ってくれよ。
 来年でもいいらしいが、ややこしいことは持ち越したくない。一応書類は郵送して、来年、適当な時に出頭することにする。
 1月1日なら電車ガラ空きで安全に往復できそうだが、お役所も休みだろうし。
 ついでに諸業務の仕事始め準備。PC上の帳簿類を2021年バージョンに入れ替える。
 夜。某zoom会議。
 これも来年開催の予定だったが、無理をいって年内開催にしてもった。
 いつ誰がどうなるか(自分も含めて)わからないので、何事も早く済ませたいのである。
 気がかりだったことについて、面白いアイデアが色々出てきた。
 ついでにオンライン忘年会も……とはならず。
 おれひとり、画面の隅でコソコソ飲むかたちになってしまった。

12月24日(木) 穴蔵
 朝は薄曇り、だんだん曇天になり、午後には久しぶりの雨となった。
 出歩くことなし。
 穴蔵にて、少しは仕事(SF系)もするのであった。
 たちまち夕刻。
 イブなのであった。
 専属料理人がお決まりのものを作った。
  *
 これをメインにビール、某方面よりいただいた三次ワイナーの「TOMOE」をいただく。うまっ。
 あと「オービタル・クリスマス」の予告編を見る。堺三保さんの初監督作品。期待に胸躍る。
 クリスマスに合わせて池澤春菜さんの小説版が公開されている。
 この暗い年末に明るい話題である。

12月25日(金) 穴蔵
 晴れて、冬だから寒い。
 午前、歩いて梅田の高層ビルの一角へ。
 保険会社からの電話で、諸々の確認のためにお伺いしたいというが、煩わしいので、こちらから出向く。
 年中行事である。必要なことは10分で終わり、あとはセールス。やたら相続税対策にあれこれと勧められるが、自分の酒代が残るかどうか心配している状態で、そんなもの必要ないって(ただし、有益なこともある。2年前には、税理士の講演会で「銀行口座を開設するなら年内に。来年からはマンナンバーに紐づけされる」と教えられ、これは相続とは別のことで役にたった)。
 午後は集合住宅の雑配水管洗浄があり。
 15分ほどのことだが1時間ほど穴蔵にて待機。
 気分落ち着かず、これといった仕事は何もできぬまま。

12月26日(土) 穴蔵
 晴。寒そうな。コロナウイルスが濃厚に立ち込めているような空である。
 終日穴蔵にひきこもる。
 仕事したよなしないよな。
 たちまち夕刻。
 夜は専属料理人が小型のホットプレートでパエリアを作った。
  *
 大型フライパン振り回したり、オーブンで長時間なんたらするのと比べて、まあ行けるのではないか。
 例によって中本酒店推奨格安馬鹿旨ワインを少しばかりいただく。うまっ。
 さあ、早寝するつもり。

12月27日(日) 穴蔵/ウロウロ
 このところ、本が読めなくなった。
 数ページ読むと目が疲れて、しばらく目を閉じて休む。夜だとそのまま寝てしまう。睡眠導入にはいいのだが。
 老眼鏡が合わなくなってきたらしい。パソコンにはまあまあ。読書になるとひどい。特に文庫は疲れる。
 ということで、メガネ屋へ出かける。天満の某店まで歩く。
 検査したら、視力は落ちてないが、片側の乱視が進行しているらしい。片側のレンズを交換することに。
 30分ほどかかるので、天神橋筋商店街を散歩する。
 人出はそこそこ。正午に近いが、食べ物屋はガラガラ(ただし春駒には行列)。立ち飲み・串カツ・カクウチは盛大にやっとるなあ。
 おっさん連中はコロナどこ吹く風である。
 メガネを受け取り、天五商店街から中崎町を抜けて帰館。
  *
 中崎町は閑散としている。
 おれの見る限り、コロナには、おっさん(高齢者)が無頓着で、若者は気を使っているのではないか。
 帰館して読書。
 まあまあ快適に読め出した。

12月28日(月) 穴蔵/zoom忘年会
 朝だ。雨が降っている。久しぶりに浅田飴。
 珍しくも終日PCに向かって原稿を書く。
 集中してやったら、夕方になんとか形がついた。
 夜は某SF関係の、今年唯一の忘年会。zoom宴会である。
 専属料理人にオードブルなど持ってきてもらい、4分割された画面に向かってビールで乾杯。
 ビール3名、ひとりはキズシで日本酒と凝ったメニューである。
 ダラダラ飲み会。
 おれも途中から、スグキで熱燗に切り替える。キズシと半分交換できないのがzoomの不便なところだ。
 気がつけば5時間以上経過していた。
 少し早めに退席させていただく。

12月29日(火) 穴蔵
 外はたぶん少し寒いが穏やかな日のようである。
 終日穴蔵。
 昨日の反動でアタマ働かず、ボケーーーーッと過ごす。
 たちまち夕刻。
 粗食。15分ほどで済ます。休肝日だからなあ。
 
酉島伝法『るん(笑)』(集英社)
 酉島さんの最新刊は恐るべき予見的作品である。
  *
 中編3編の連作。「三十八度通り」は結婚式場に勤めるわたしと妻・真弓、周辺の人たちの日常生活が、「千羽びらき」では真弓の母の闘病生活(その病名がるん(笑)なのだが……本当の病名は読めば明らか)が、「猫の舌と宇宙耳」では真弓の甥・真の学校生活(禁じられている猫を飼おうとする)が描かれる。
 大きな事件は起こらなず、日常が淡々?と描かれるのだが、その日常が異様である。何か月も湯を変えないため濁って泡立つ風呂に入浴したり、見舞いに届けられた黒い千羽鶴を折りなおして返事を書くのが闘病生活だったり……不気味な日常がこと細かく、どのページにもぎっしり詰め込まれている。
 迷信とかスピリチュアルが主流になり科学が否定される世界……というか、信奉者の比率が逆転した世界の日常なのである。
 だが、読み進めるうちに、これは逆転世界だとは思えなくなってくる。
 私自身は「科学」信奉者のつもりだが、たまにテレビで星占いが最悪なんてのを見ると気分が落ち込む。ここで38度の熱でも出ようものなら、やはり占いは当たったなどと思い込むのではないか。
 いや、今のアメリカを見ると国民の半分(トランプ支持者)は反知性主義者ではないか。
 今読むと、本書は新コロナ禍を予見していた……というより、アフターコロナの世界を描いた作品とも読める。
 最初の「三十八度通り」が書かれたのは5年前で、むろん新コロナの予兆もない。それだけに酉島氏の時代感覚の鋭さに驚かされるのである。
 それにしても、酉島文体はやはり凄い。
  10数キロにわたって横たわる巨大な龍(水源?)には淀川堤のイメージが重なって、この世界が日常に感じられてしまう。
 「千羽びらき」で、とつぜん、
 “あさにし……まさ……”
 という呪言が出てくる。「81/2」を見たのは大学時代、1967年だったはず。あの悪夢的な冒頭シーンが半世紀ぶりに蘇った。

12月30日(水) 穴蔵
 早寝(21時頃)したら、寒くて夜中に目が覚め、毛布を追加したら、今度は汗ばんで目覚め、パジャマを脱いで寝たら、6時に目覚めた。
 たぶんよく寝たのであろう。
 年の瀬である。
 マジメに原稿を書くのであった。
 石原藤夫博士のハードSF研公報への寄稿予定稿。HSFL公報はすでに世界記録を達成しているのだが、別の大記録達成も近いので、その祝賀も兼ねて。
 昼過ぎに兄・堀龍之からの原稿がメールで届く。これはフレッド・ホイルに触れた、なかなかのもの。
 併せてCD-Rに焼き、クリックポストで発送する。
 トラブルがなければ、来年には、ほぼ半世紀ぶりに兄弟並んで文章が同一誌に掲載されることになる。
 世間でこんな例はまずあるまい。ストルガツキーもビンダーもクイーンも同一名。岸信介と佐藤栄作だって75歳を過ぎてはないはずだ。
 これで仕事納めとする。
 夜はビーフシチューがメインである。
  *
 ブルディガラのクレセントパンを浸して、シチューに使った残りのワインを少しばかり盛大に。うまっ。
 今夜も早寝する……つもり。

12月31日(木) 穴蔵
 定刻に目覚める。大晦日であった。
 5時から「らくごのお時間」を見る。
 年末スペシャル企画で、弟子たちが選んだ「米朝師匠の名フレーズ」特集。本日唯一の見るに堪えるテレビ番組である。
 サンケイホールの桂米朝独演会が正月最高の楽しみだった先世紀が懐かしい。今世紀になってからはなあ……
 ニュースでは「数年に一度の寒波」襲来という。寝正月にはいいのではないか。
 ということで、まだ旧年中だが、コタツで寝そべって過ごす。
 コロナ禍で外出自粛してたのに、骨折で入院もあり、ほとんど出歩けぬままま、急激な老化を自覚した年であった。
 東京ではコロナ感染者が軽々と千人突破。
 菅がGoToラッパを吹きまくったのだから、当然の結果だろう。まだオリンピックをやめるともいっとらんし、よほど切羽詰まらないと決断できない男らしい。横山アキラ師匠のフレーズが出てくるなあ。
 来年はさらに悲惨な年になりそうな。
 もう(家で)飲むしかない。
 夜は鴨鍋でビール、蕎麦をぶち込んで安酒熱燗。
 東の空に1日遅れの冷たい満月。
  *
 本(これが『信長島の惨劇』)を読みつつ早寝させていただく。
 さらば最悪の2020年。


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