『マッドサイエンティストの手帳』540
●マッドサイエンティスト日記(2012年10月後半)
主な事件
・週刊朝日『ハシシタ』事件
・大阪←→播州龍野いたりきたり
・グリーリ交響楽団(27日)
・3clセッション(29日)
・日生でドラム缶(30日)
10月16日(火) 穴蔵/中之島
秋晴れ。快晴である。
昼、運動不足なので歩くことにする。
専属料理人と歩いて梅田へ。
宇治電ビルが完全に解体されていることを知る。
しまった。Shioperさんに解体前の宇治電ビルを撮影しておいてもらうべきだった。
これで大阪の「第一世代のSF史跡」(ヌルスタジオ、サンケイビル、ラジオ大阪、ホテルプラザなど)はすべて消滅したことになる……阪南団地はまだ残っているのかな。
老松町で画廊を覗き、「なにわ翁」で大ざるをいただく。
中之島公園へ。
なんとかフェスをやっていて、B級グルメの屋台が色々出ている。
*
バラ園のそばにラバーダックが来ていた。
しばらく見んうちに長いこと会わなんだなあ。
本日の歩行計は11,335歩。
10月17日(水) 穴蔵
朝の薄曇りが、しばらくして雨になり、終日雨、断続的に激しく降る。
終日穴蔵。
出歩く気分にならず。
久しぶりに「AUTO CAD」を使おうとするが、3年ほど使ってないから、手順がまるで思い出せない。
Ver.も古くなっているはずだから、外注先にデータ送ってOKというのは難しそうだ。
つきあいのあった機械加工屋はほとんど廃業だものなあ。
タイムマシン業もそろそろ店じまいも念頭におかないといかんなあ。
中国だけには移さないけどね。
ニュースは「尼のオバハンの大量殺人」で喧しく、確かに不気味。米朝師匠のお宅からはだいぶ離れているようだけど。
一方、論文捏造のMくんに関しては、急に静かになった。
調査中ということだろうが、どんなメンバーが調査に当たっているのか。
オロモルフ博士のページで知ったここを読むと、また別の興味がわいてくる。
ありそうなことだものなあ。
10月18日(木) 穴蔵/ウロウロ/週刊朝日『ハシシタ』
早寝したら、深夜というか、0時30分頃に目が覚めた。
ニュースはないかとテレビを見たら、テレビ大阪で『孤独のグルメ』という番組に行き当たった。(※1)
中年の暗いサラリーマンが下町の天ぷら屋に入って食べるだけ。
ほとんど無口で、ほとんどモノローグ。陰気な口調で「絶賛」するのが爆笑ものである。
店側もそれに合わせて「演技」していて、その素人芝居も面白い。
むろん店も料理もおれ好み。おれの「早朝グルメ」もこんな雰囲気なんだろうな。
と、この番組、テレビ東京の制作で、久住昌之氏の構成なのであった。
趣味が合うはずだ。
朝7時まで寝る。
小雨が降っていた。
終日穴蔵。
ニュース雑感。
・アルファ・ケンタウリBに質量が地球程度の惑星発見!
アルファ・ケンタウリといえば、半世紀前なら、SFではスターシップが最初に向かう恒星であった。
現実に系外惑星が発見されはじめて14年ほど、今になって一番近い恒星系に惑星が見つかるとは、ちょっと意外で不思議で懐かしいというか、青い鳥がすぐ近くにいたような気分だ。
・若松孝二監督の訃報。若松作品は『壁の中の秘め事』以来、(全作品を見るほどのファンではないが)時々見てきた。晩年は「巨匠」であったなあ。
午後、雨がやんだので、書店、ヨドバシなど2時間ほど散歩。
*
都心にも花が咲いているのであった。
週刊朝日を買って帰館。
・どっちもどっち。
橋下徹が、週刊朝日の記事がらみで、朝日新聞に取材拒否を通告したという。(※2)
佐野眞一『ハシシタ』(連載第1回)を読む。佐野眞一とはまたしつっこい書き手が起用されたものだな。首長関係を書くのは石原慎太郎『てっぺん野郎』以来ではないか。
しかし、第1回を読んだ限り、最初に「橋下政治」に関する「結論」(むろんネガティブ評価。香具師まがい/テレビがひり出した汚物/ヒットラーに似ているなど、常套句の羅列)ありきで、政治手法には興味がなく、あくまでも「橋下徹という人間そのもの」を解明する、そのためには「橋下家のルーツについて、できるだけ詳しく調べあげねばならない」と、まあ予断あっての調査だから、どうしてもあら探しというか(一族の)「底知れぬ闇」(←好きなんだよね)を覗くという、佐野得意の筆法になるわなあ。当然ながら、最初は入れ墨・自殺の父親についてネチネチ。出身地(「路地」)についてもネチネチ。
橋下が「血脈主義に陥る危険」をいうのはもっともである。
ただし週刊朝日を訴えるのはいいが、朝日新聞の取材拒否はいかん。週刊朝日は子会社の発行(朝日新聞出版)だが、編集権は別で、じっさい小沢裁判における週刊朝日の検察批判は、朝日新聞とは正反対のスタンスである。これは不正競争防止法に触れるのではないか。
冒頭あたりに、佐野眞一ともあろうものが「橋下の言動は、すべからくテレビ視聴者を相手にしたポピュリズムでできている。」なんて書いている。呉智英に批判されまっせ。
おれの感想を要約すれば「週刊朝日は橋下批判にエース級を起用したがエラー濃厚」である。
むろん泥仕合になるのは楽しみだけど。
※1 「孤独のグルメ」について知人から「あれはドラマ仕立てではなく、実在の店を舞台にしたドラマ」だと教えてもらった。
テレビ東京の深夜番組で、マニアには結構人気があるらしい。
関連ブログをたどると「『孤独のグルメ』のナレーションは、主人公の井之頭五郎(松重豊)が何を食べたいとか何がどう美味いとか葛藤を交えながら解説する」「寡黙に食べているおっさんが、とても色々なことを考えているというのも、可笑しみを増しています」と、なかなか的確なコメントがある。
東京の店だけというのが残念だな。
(2012.10.19)
※2 週刊朝日の『ハシシタ』について、河畠大四編集長がお詫びのコメントを出している。
「不適切な記述が複数ありました。橋下徹・大阪市長をはじめ、多くのみなさまにご不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことを深くおわびします。」
おれは「記述(表現)」ではなく、取材姿勢こそが問題だと思う。
用語については、むしろ「大胆に書いてるなあ」と、感心はしないが驚いたほど。ただし、その「危ない表現」の多くは取材対象者がしゃべった言葉として「 」にくるまれて記述され、その前後に「頓珍漢な答えが返ってきた」とか「橋下フリークにふさわしい贅六流ファシズム」などと揶揄して、巧妙に逃げをうってるようにも読める。そんなええかげんなおっさんの発言なら、長々と発言を引用するなよ。
まあ、橋下を嫌悪している大阪市役所職員は溜飲を下げるかもしれないけど、感心できる表現ではない。
問題はあくまでも取材姿勢にある。政治姿勢は最初に否定しておいて、橋下の「人間そのもの」を「DNAをさかのぼり本性をあぶり出す」(表紙のキャプション)というのだから、単純にいえば、血液型人間学の信者が、相手が血液型を公開しないから周辺を聞きまわるようなものである。
表現を弱めて連載続行となれば、陳腐な比喩だが「気の抜けたビール」みたいな記事になるよ。
表現についておれが問題と思ったのは「橋下の言動は、すべからくテレビ視聴者を相手にしたポピュリズムでできている。」の1センテンスだけ。
これも別に目くじらたてることではないが、呉智英の言葉を借りれば「単なる誤りではなく、自分の文章を高尚なものに見せようとした『卑しい考え』による誤用」であり、取材姿勢が端なくも露呈しているではないか。
佐野眞一については、『カリスマ』(中内に名誉毀損で訴えながらも取材を続けた)は高く評価するが、同時に「思いこみ先行」の取材姿勢に危うさも感じていた。その姿勢がモロに悪く出たのが「買春判事」事件だ。当時、耄碌を心配したのだが、当たっているのかなあ。
週刊朝日の次号は校了ギリギリ。来週の立ち読みが楽しみである。
(2012.10.19)
10月19日(金) 穴蔵/天六
早朝のニュース。
週刊朝日の『ハシシタ』、意外に騒ぎが大きくなってるのだなあ。昨日の記事に感想を追加する。
終日穴蔵。
ちょっと行き詰まって、アイデアが固まらない。
昼、散歩を兼ねてウロウロ。
東方向……昼は天六の「清水」で越前おろしそば。
なかなか結構な。
胃袋快適にしてアタマ働かず。嗚呼。
10月20日(土) 穴蔵/ニューサン
朝からマジメに机に向かうものの、まるで進捗せず。
雑多なニュースが気になる。
・週刊朝日は『ハシシタ』の連載を中止するという。
まあ、致し方あるまい。週刊朝日は佐野眞一に取材費を保証すべきだろう。粘着質の書き手だから『ハシシタ』は書き下ろしで完成させるのではないか。
ただ、思いこみ先行の姿勢は危惧される。これは、立場は違うけど、検察の取り調べに似てはいないか。おれは、佐野眞一の本領は、ジャーナリズムより、『乱心の曠野』や『阿片王』など、史料発掘による現代史研究にあると思うのだが、ちがうだろうか。
・この事件については、石原慎太郎も批判。
「私も被害者の一人。父親の本籍地に出かけ、石原一族は同和、部落ではないか、と誘導尋問をしていたと報告があり、あきれた」……『てっぺん野郎』を書かれたことに怒ってはるのだ。
・党首会談。
相変わらず、うそつきどじょうが「近いうち」についてのらりくらり。
おれはイラチだから、「近いうち」が2ヶ月以上なんて、ガマンの限界を超えてるね。
円生を見習え。
落語協会分裂騒動の時、一門を出た好生にこういった。
円生「円生だが、名前を返しておくれ」
好生「でも師匠は当分使っていいと言ったじゃありませんか」
円生「当分てェなァ、二、三日のことだ!」
……もっとも、どじょうと谷垣の「密約」は「維新の人気が落ちるまで」だったんだろうけどね。今回の事件(工作?)でまた延びるのか……
終日穴蔵。
午後、専属料理人が(おれに愛想尽かししたわけじゃないけど)実家に帰ってしまった。
夜は久しぶりに夜遊びに出る。
阪急百貨店の南北コンコースがオープン。
*
天井が平板になり、「ブラック・レイン」の雰囲気はなくなった。
アホがうろうろしております。
ニューサンへ。
ニューオリンズ・ラスカルズの出演日。
カツサンド食べつつ水割り。
2ステのラストに、おれが愛してやまぬ「アラビアの酋長」を演ってくれたので大満足であった。
23時帰館。
おやまたニュース。
・「おい、小池!」でおなじみの小池俊一が死んでいた。
岡山市北区中山下2の「自宅マンション」トイレで倒れていた。女と同居していたというが、どんな顔つきになっていたのか。
播州龍野から案外近い場所にいたのだなあ。
40代を逃亡者として生きたわけで、その逃亡生活の詳細は知りたいなあ。ハシシタのDNAよりもはるかに興味がわく。
10月21日(日) 穴蔵
秋晴れである。
終日穴蔵。
少しは仕事を……と思いつつ、ほとんど進捗せず。嗚呼。
専属料理人が不在になると、たちまち食生活が不規則になる。
午前9時頃に、冷蔵庫から色々出してきてビール1缶。
穴蔵にてダラダラ。
20時頃から、またも冷蔵庫から食材を出してきて、ひとり鍋。
播州龍野におけるメニューとそう変わらない。
雑炊でワイン少しばかり。
ニュース雑感。
・「おい、小池!」でおなじみの小池俊一(死亡時52歳)は67歳の女のヒモ生活だったらしい。楽しかったのかなあ。それなりに「苦行」もあったのかしらん。今岡清みたいな生活だったのかな。こういう事情こそ佐野眞一にネチネチ調査してほしいものだ。
・高校野球で160キロをマークした投手が大リーグ行きを表明。
そりゃ、老醜ナベツネが仕切ってる日本の職業野球興業に身を沈めるよりは絶対に面白いって。好漢の健闘を祈る。
早寝するのである。
10月22日(月) 穴蔵/ミナミ
穴蔵にてぼそぼそと仕事……のつもりが、気合いが入らない。
昼、四つ橋へ。塩田さんのデザインオフィスに寄って、某ソフトで作成したデータをチェックしてもらう。
画像の処理にミスがあり、難しいものである。
心斎橋で知人と会い、自由軒で遅めのランチ。
串カツ+オムライスのランチで生ビール飲むと、ちょっともたれるね。
夜は21時過ぎにコンビニで買ってきたなべ焼きうどんでビール、湯割り。
専属料理人が不在だと、たちまち食生活が不規則になってしまう。
10月23日(火) 大阪→播州龍野
早朝の電車で播州龍野へ移動。
雨が降り、寒い。朝9時の龍野書斎の室温は18℃である。今シーズン、初めてセーターを着る。
昼間はタイムマシン格納庫に詰める。
今週は相棒の某くんが出張なので、見張り番交替である。
昼、龍野図書館へ行って、1時間ほど読売ナベツネ新聞の「世紀の誤報」記事をチェック。
感想は……ま、もうよろしいか。
ナベツネも話題が週刊朝日に移ってほっとしていることだろう。
午後は急速に晴れてきた。
夕刻、川沿いを帰館。
*
センチメンタルになるぜ。
夜はひとり寂しく常夜鍋でビール、「神の河」湯割り、うどんぶち込んで仕上げ。
鴨居のスピーカーから降りそそぐモンク師匠、トミフラ師匠、尾田悟師匠を聴きつつ。
寝床に毛布を増やして、寝る。つもり。寒そうな。
10月24日(水) 播州龍野
夜明け前、5時30分に目覚めた。寒い。室温15℃。大阪だと冬の室温。
やたらくしゃみが出る。
朝8時半からブルゾン羽織ってタイムマシン格納庫に詰める。
雑事色々。
日没前に帰館。
書斎の窓から見るに、庭の柿を野鳥がつつきに来ている。
冬は近い……というか、もう初冬である。
夜はひとり寂しく常夜鍋でビール、「神の河」湯割り、うどんぶち込んで仕上げ。
これ、昨日と同じ。なんとなれば、こちらの食品スーパーでは1人分の食材がなく、2人用が最小単位だから、ひとりだと2日同じメニューになってしまうのである。
鴨居のスピーカーから降りそそぐは……本日はケン・ペプ師匠、グラッペリ師匠。あとはハートマン師匠の渋いクルーナーぶりを楽しむ。
原稿の方はさっぱり。嗚呼。
10月25日(木) 播州龍野→大阪
午前6時に起きる。寒い。室温14℃。大阪だと真冬なり。
タイムマシン格納庫にて見張り番。
色々な雑事のあることよ。
昼は姫新線「余部」駅近くに最近オープンの「丸亀製麺」へ行く。きつね。
「丸亀」の立地がえげつなくも凄い。「めんぼう」といううどん専門店の道を挟んだ向かい側にオープンしたのである。
(周辺に他の店はなく、うどん屋が2軒だけの状態)
*
左が「丸亀」、右が「めんぼう」。
めんぼうはすぐ近くにあるT製麺の子会社である。
はっきりいう。味は丸亀の圧勝である。めんぼうには2年半前に来たけど、つまらんうどんであった。
製麺所のアンテナショップとしては、面子丸つぶれ。喧嘩売られたT製麺としては、閉店するわけにもいんかだろうしなあ。
双方、切磋琢磨してほしい。
午後もタイムマシン格納庫にて雑事。まあ、だいたい片づいた。
夕刻前の電車で帰阪することにする。
JR東加古川にて某社の看板を見る。
チャールズ・エリック・メインを思い出すねえ。
10月26日(金) 穴蔵
終日穴蔵。
机に向かったり寝転がったりの繰り返し。生産的な仕事はできず。
どうも疲労している気配である。
食事と睡眠も不規則。
いかんなあ。
10月27日(土) 穴蔵/シンフォニーホール
相変わらず穴蔵にてダラダラ。
ちょっと気分転換をはかる。
午後、歩いて梅田から西へ。
スカイビル北側の農園。
*
稲刈りが終わっている。秋だなあ。
ホテルプラザ跡地へ。
プラザは解体工事が終わって、なにわ筋からシンフォニーホールが見える。
師匠の事務所のあった位置は、今は空中の空間である。
センチメンタルになるぜ。
シンフォニーホールにて、グリーン交響楽団の定期演奏会。
ゲオルギ・バブアゼの指揮で……
「ブラームス 悲劇的序曲」
「ブラームス ヴァイオリン協奏曲」(ソリスト 瀧村依里)
「グラズノフ 交響曲第5番」
お前がブラームスという柄かといわれそうだが、おれだってたまにはこういうのも聴くのである。
夕刻に帰館。
夜はコンビニでおでん、その他を買ってきて、ひとり寂しくビール。
ただ、コンビニの「おひとりさま」メニューの充実にはちょっと感心する。食品スーパーよりも遙かにいい。
専属料理人不要という気分になると、ちとやばいね。
明日こそホリは羽ばたく…つもり。
10月28日(日) 穴蔵
終日穴蔵。
悶々。
たいして仕事はできず。
マイク・モラスキーさんの『呑めば、都 居酒屋の東京』(筑摩書房)を読み出したら、面白くてやめられず、結局読んでしまった。
感想は後日。これに限らず、コメントしたい本が10冊以上たまっている……困ったね。
夕刻、専属料理人が帰宅。
夜は、しらす、黒はんぺん、キンメ、わさび漬けなどの静岡メニューが並ぶ。
少しは規則的な生活に戻れるか……
10月29日(月) 穴蔵/3clセッション
ほとんど眠れぬまま朝となる。
終日穴蔵。
アタマがほとんど働かず、ボケーーーーッと過ごす。
ちょっと気分転換をはかることにして、夜は専属料理人と梅田、ロイヤルホースへ。
東京から来た土井徳浩さんをゲストに迎えての3clセッションである。
*
鈴木孝紀(cl) 土井徳浩(cl) 滝川雅弘(cl)
笹井真紀子(p) 宮上啓仁(b) 佐藤英宜(ds)
「枯葉」から始まって「チェロキー」まで、モダン感覚横溢のステージであった。
深夜の帰館。
10月30日(火) 穴蔵/日生でドラム缶
肌寒いのであった。
終日穴蔵。
相変わらず、ドタマが働かないのであった。嗚呼。
朝から例によって「尼の鬼畜」角田美代子殺人軍団のニュースが流れる。
尼崎市の連続変死事件で、「日生の漁港でドラム缶発見」という。
橋本次郎氏の死体が詰められているらしいやつである。
後出しジャンケンみたいだけど、「兵庫と岡山の境目あたりで瀬戸内海に沈めた」という報道があった時から、おれは、投棄したのは日生(ひなせ)に違いないと思っていた。
何度か行ってるからすぐわかる。
兵庫側(赤穂)から西へ行ってドラム缶を投棄できる海岸となれば、日生しか考えられない。それもフェリーの発着場ではなく、「五味の市」や「海の駅うしお」、漁協の建物などがある南側。カキ加工場の隣。
広い駐車場のすぐ前が岸壁で夜間はまず人の気配はない。ここしか考えられない。
この現場には2005年以来、何度か行っている。「観光客用の魚市場」と書いているのは「五味の市」のこと。この時、投棄現場の岸壁も散歩している。
テレビを見ていたら、やっぱりそうだった。
各社、ヘリを飛ばしている。興奮するなあ。
ちなみに、昔(半世紀前)眉村卓さんが住んでおられたのは、ここから西へ徒歩10分ほどのところである(と思う)。
では、なぜ日生が選ばれたのか(おれなら相生の某マリーナ近くを選ぶがなあ)。
角田美代子はカキオコ(牡蠣入りのお好み焼き)が好きで、子分どもを引き連れて、何度か食べに来たから、土地鑑があったらしい。
まさか「ほり」には来てないだろうな。「はましん」に来なかったので、ほっとするなあ。
近い内に見物に行くことにしよう。
10月31日(水) 穴蔵
終日穴蔵。
ずっと机には向かっているものの、相変わらず不調である。
ぶんきちくんの故郷・肝付で糸川英夫博士生誕100周年記念事業が行われていることを知る。
小口ながら協賛金をネット振込。
銅像のパネルに名前を刻銘してもらえるらしい。
いずれ内之浦を見学に行く動機づけになりそうである。
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