『マッドサイエンティストの手帳』461
●マッドサイエンティスト日記(2009年9月前半)
主な事件
・上町台地(1日)
・訃報2件(3日)
・上町台地〜本町(7日)
・創サポ(12日)
・ラスカルズ(12日)
・Sunday@JazzClub(13日)
・尻無川水門(14日)
・水都大阪2009(15日)
9月1日(火) 穴蔵/ウロウロ
9月である。
タイムマシン関係で、ちょっとややこしい手続きをしなければならなくなり、慌ただしくも沈着に書類を作成する。
技術的なトラブルではなく、法務的な問題。
明日から田舎行きだから、本日中に処理せねばならぬ。
昼は専属料理人におにぎりその他、左手で食べられるメニューを運ばせて、作業続行。
14時に上町台地の法務局へ行く。体調よければ自転車で行くのだが、さすがにしんどいから、地下鉄で。
なんとか間に合った。
気がつけば抜けるような青空である。
日陰をあるけば風は涼しい。
散歩を兼ねて梅田まで歩きたい気分だが、まだ残務あり、急いで帰館。
ああしんど。
司法書士に依頼すれば原稿○枚分くらい請求されるところを自分でやるからこうなる。
ただ、司法書士に依頼して、その間にそれ以上の原稿がかけるかというと、皆目だめ。何でも屋生活で経費を削減するのが正解なのである。
押印の必要な書類を某所へ宅配便で発送する。
帰路……公園には誰もいない。
いや、野良猫が1匹いる。
豊崎西公園、隔日くらいで餌を運んで来るおっさんを見かけなくなってから、野良も減少傾向にあるようだ。
この野良も怯えて逃げるでもなし、単に空腹で動くのが面倒らしい。
明日はわが身であるなあ。
9月2日(水) 大阪→播州龍野
朝5時半に穴蔵を出る。
豊崎西公園……昨日、野良猫が減ったなと思ったら、なんとホームレス諸君のホーム(というのはややこしい表現だが、要するにダンボールよりもしっかりした素材で作られた架設住宅)が一掃されているのに気づく。
この10日以内のことであろう。
ここに3、4戸あったはず。
20年以上……正確には記録していないが、1987年には数人が住み着いていた(その後メンバーに入れ替わりはあるが)……10年以上住み着いているのはいたはず。
野良猫減少もこの影響か。
どこへ行ったのか……猫を連れて行ったとは思えない。
今度帰阪したら調べてみることにしよう。
ということで、播州龍野へ移動。
下男モードに入る。
夜、ビール飲みつつテレビのニュース見ていたら、不思議な事件がふたつ。
●奈良で仏像を盗んだとして「元住職」が逮捕された。
なるほど、住職は「寺を主管する僧」であって職能なのだ。「元僧侶」とか「元坊主」とはいわなんんだな。
おれが図書館から本を盗んだら「SF作家逮捕」であって「元作家」とは書かれないだろう。
作家というのは職能ではない。もともとフリー(無職)なのである。
作家という肩書きになんの社会的保証もないことを実感させられるなあ。
●大阪で不動産業の元社長(38歳)が自宅で「目出し帽かぶった5人組」に襲われ、現金・手形・貴金属を奪われた。
眉村さんのお住まいに近い住宅街で、昼前の事件らしい。
「元社長」が不思議だし、その「元社長」から詳しい事情を聞いているそうだから、明日には事情がわかるか。
これは明らかに「ほのめかし報道」と思う。
明日が楽しみである。
9月3日(木) 播州龍野の日常
終日、下男仕事の合間、書斎にてボケーーーーッと過ごす。
訃報2件。
いずれも関西であるが、播州龍野から身動きはできず。
こういう日はあまり生産的なことはできない。
リサイクル・ディが近いので古い書籍を整理する。
40年以上前に古本屋で買った雑誌(旧「宝石」の別冊など、さすがにボロボロ)とか半世紀前の科学解説書とか。
が、『ショートショートのすべて』とかガモフ全集は処分できず、階下の倉庫と6、7往復したが、あまり減った感じがしない。
9月4日(金) 播州龍野の日常/追悼/枝雀ベスト3
相変わらずの下男仕事。
庭と塀の周囲の花を撮影しているのだが、8月は百日紅だけ。9月はまだなし。
花ではないが、柿の実が色づいた。2月も早い。
赤く色づいたように見えるが、腐っていて、ボタボタ落ちていく。
近所の柿もほとんど同様。今年の柿は全滅しそうである。60年以上見ているが、こんなのは初めて。
100年に1度の異常気象は本当なのであろう。
昨日訃報を受けた関係で、本日は通夜と葬儀が重なっているが、下男の立場で身動きとれず、不義理させていただく。
会社関係のN氏……この方は、わが30数年のボンクラ・サラリーマン人生で、尊敬する上司(ふたりしかいなかった/ふたりもいたというのは羨ましがられるかも)のひとりである。
この方とは2年前の正月に同期の男の通夜で会って、電車でいっしょに帰りながら「次もまた誰かの葬儀でしか会えませんね」と話したのだったが、その機会がなくなってしまった。
メールで某氏に代参を依頼する。
ま、これで今後、昔の勤務先関係の葬儀(上司関係)に参列することはない。
残ったのは「人事労務系」の嫌なやつばっかりだもの。悪代官面の現役含めてね。
こういう夜は、通夜だから、ジョージ・ルイスの「PLAYS HYMNS」を聴くことにしているのだが、CDは大阪に置いたまま。
夜、20時からテレビ・NHK関西特集で「桂枝雀生誕70年」の特番を見なが「神の河」ロック。
この番組、佐渡裕氏と桂南光さんの対談をメインにNHKが保存している映像を流す企画である。
ファンが選ぶベスト3。これは企画自体に無理があるよなあ。
NHKの集計は@代書A池田の猪買いB貧乏神
それぞれのサワリが放映される。
おれのベスト3は@代書A鷺とりB雨乞い源兵衛
@の一致は文句なし。松本留五郎というキャラクターの創出がすべてであろう。
ABは異論百出だろう。
おれは、Bは「八五郎坊主」とか「替り目」とか迷うところ。酔っぱらいネタは入れたいものね。が、小佐田定雄作+冒頭の人類史マクラは、やはり枝雀落語のひつとのピークだろう。
それにしても……若死にだなあ。生誕70年なんて特集を見るとは……
9月5日(土) 播州龍野の日常
下男仕事の合間に書斎の整理。
不揃いのジャズ雑誌や映画誌、どうしようかと迷って、記事をチェックしだしたら、結局あれやこれや拾い読み、たちまち数時間経ってしまう。嗚呼。
スイング・ジャーナルの73年12月号。
河野隆次さんのジョージ・ルイスに関する記事があって、だから残していたのだろう。
同号に「海外ジャズメン・来日ラッシュ」に関するアンケートがあって、「宮崎ジャズ愛好会」のテリーの回答が写真入りで載っているのに気づいた。
テリーくん26歳、若いなあ。
それから35年後にシーガイアのコテージで合宿やることになるとは、お互い夢にも思わなかったはずだ。これだから雑誌は処分できない。
結局、本の整理は先送り。
運動不足なので、夕刻、揖保川上流に30ほど散歩する。
*
いつも歩く堤防下、ニセアカシアの幹に引っかかているゴミの最上部はおれの背丈よりずっと高い。
川幅は結構広い場所なのだが……。
先日の豪雨による増水の激しさを実感するなあ。
9月6日(日) 播州龍野→大阪
朝から張り切って下男仕事。
昼過ぎの電車で大阪に帰る。
姫路から山電特急で阪神梅田へ。
で、地下街へ出ると、えげつない人混み。
阪急デパートの「第一期工事棟」がオープン、その買い物客の影響である。
入場制限ではないが、入口・出口が指定してある。
デパ地下の食品売り場は見学したいが、これでは……。
要するに「北半分」が「南半分」に移ったということらしく、先月までの北側売り場は閉鎖されている。
南側からしか入れないわけで、豊崎(北側)住人としては、「米八」の弁当を買うのに不便になるなあ。
ま、現地調査は午前中の空いた時間に試みることにしよう。
ということで、穴蔵に帰館。
しばらく穴蔵生活となる。
9月7日(月) 穴蔵/上町台〜本町ウロウロ
本日も快晴なり。
朝、近所の内科医院へ定期検診に行く。血圧正常。センセの机上のモニターが大型になっている。「センセ、これなんぼですねん」「19インチです」「値段ですがな」「医療用の専用で……タッチパネルも可能なんですけどね」
あとの診療がつかえているので、システムその他、詳しくは聞けず。
おれもモニター大きいのにしようかな。
地下鉄で天満へ。
某務局へ行って某手続き。
上町台地の坂を西に下って、某工会議所で某手続き。
さらに西へ10分ほど歩くと、わがボンクラ・サラリーマン時代の勤務先である。
先日の葬儀で「代参」お願いした某くん(短い期間だが部下であった)とランチ。
と、当時入社したばかりの某さんも呼んでくれた。
懐かしいメンバーでランチ。
さすがにこんな場合、おれひとり昼ビールなんて真似はやらないのである。
両氏、超多忙な様子でなによりであった。
なんとランチをご馳走になってしまった。
昔の部下におごってもらうとは……。
それでなくても、おれは今でも老母から時々おこずかいを貰ったりするのだからね。
おれはめぐまれた男だ。あ、おめぐみいただく男か……。
いずれにしても、ありがたいことである。
それにしても……旧勤務先の周辺、なじみの店は(懐かしの「みの源」はじめ)ほとんどなくなってしまった。
和食の「おきん」は、親っさん、すでに高齢だったしなあ……今はショットバー。
「おきん」近くの「地球樹」はかわらず。
これは、おれの某作品に出てくる「光の樹」のヒントになったオブジェである。
地球樹は残り、カレイの煮付けはもう味わえないのである。嗚呼。
9月8日(火) 穴蔵/夜を走る
終日穴蔵。
粛々と雑事を片づける。
夜は専属料理人が作った「豚肉をベーコン風にチリチリに炒めたなんとか」をメインに色々並べてもらってビール。
これで早寝すれば通常パターンだが、ちょっと気になることなどあって、21時頃に自転車でハチへ。
ハチの昼営業がなくなったので不便である。
ターキーの水割り1杯。
CDとLPの情報交換など。「グッドマン・カルテットのグッドマン抜き」など、珍しいスイング系のLPを数枚借りる。
帰路、扇町公園を通過。
21時30分。公園には誰もいない……ことはなく、多くの青少年がサッカーや野球をしている。野球の方には小学生がずいぶんいるけど、大丈夫なのかねえ。
天六まで走ってワイルドバンチに寄る。
マスターの庄内さんから映画関係のこと色々とレクチャーを受ける。
第2東映とか60年前後の日活など、探しているのが多いのだが、『白昼の無頼漢』はここにあった。嬉しいねえ。
ワイルド・ターキー2杯、23時頃まで。
酒気帯び自転車で帰館。
おれとしては珍しい夜遊びである。
9月9日(水) 穴蔵
わ、二日酔いである。
以前は昨夜程度の酒量は平気だったのだが……。
終日穴蔵。
当分、夜に出歩くのはやめにしよう。
雑事の合間にDVDで『白昼の無頼漢』『不良姐御伝 猪の鹿お蝶』を見る。
注文していた『宇宙究極の謎 暗黒物質、暗黒エネルギー、暗黒時代』が届いたので、夕方からは真面目な読書もする。
本日は晩酌なし、軽く夕食をいただいて早寝するのである。
9月10日(木) 穴蔵/『地獄』
終日穴蔵。
朝の室温28℃で、出かける気分にならない。
少しは仕事もするのであった。いと少なしを。
先日ネットオークションなどで注文していた本やDVDが幾つか届く。
夜はそのうちから『地獄』を見る。
「自宅」の大きい画面で見たいが、専属料理人が嫌がるので、穴蔵の17インチ・モニターで。
ま、いたしかたあるまい。
1960年の新東宝・中川信夫作品である。ほぼ半世紀ぶり。
中川信夫『東海道四谷怪談』と並ぶ、日本怪奇映画の頂点にある名作であることを再確認する。
天知茂がいいし、メフィスト役の沼田曜一もいい。なんといってもアラカンの閻魔が絶品だ。
登場人物が全部死ぬという展開も凄く、生々しい地獄絵図が凄まじい。
ともかく「地獄」を本気で描写しているところがいい。体育会系の大学生(獄大の学生じゃないよ)をエキストラにしたという「鬼」も手抜きせずに動いている。
血の池や針の山など、今のCG技術でリメイクすれば、リアル?だろうけど、かえって空々しいだろうな。
新東宝末期のカラー(エロ映画のような雰囲気/独特の色あせたようなフィルムの色調)が怪奇映画に実に似合っているのである。
これは最新技術では再現できない雰囲気だ。
悪夢を見そうな。
口直しに『地獄八景』を聞こうかな。
9月11日(金) 穴蔵
初秋である。
本日も終日穴蔵。
雑事と並行して色々と資料を読む。
昼はメール便発送のついでに近くの信州蕎麦で大ざる。
午後も引き続き穴蔵にこもる。
いかんなあ……すっかり出不精になってしまった。
この3日、ほとんど動いてない。
夕刻、淀川堤を30分ほど散歩。脚力低下を実感するなあ。
明日は天気がよければ天満まで歩くことにするか。
夜は、レンコンのシャキシャキ炒め? ほうれん草、ヤッコ、グラタン、刺身という和4洋1メニュー。
食べる順序に迷うね。
まず熱いメニューでビール、あとは「神の河」水割りでダラダラ。
さあ、今夜は昨夜に引き続き、昨日入手したDVD『ワイルドバンチ(ディレクターズカット)』を見ることにする。
9月12日(土) 穴蔵/創サポ/ラスカルズ
久しぶりに「朝だ雨だ」である。
かなり本格的な降り。
こういう日は穴蔵に閉じこもっているに限る。
メモ取りながら「創サポ」講座の作品を再読。
夕刻、穴蔵を這い出て、地下鉄で天満へ。
大川に「水都大阪2009」イベントのひとつらしく、巨大なアヒルが浮かんでいる。
*
天満橋から天神橋まで歩廊が作られているが、雨で人出はまばら。
天気のいい日に来てみることにしよう。
18時からエルおおさかで創作サポートセンターの講義。
提出作品8篇についてレクチャーするが……不思議な(言語実験的)恋愛小説があったり、海外ツアーに紛れたケイパーノベルがあったり、おれが適任か迷うが面白い作品が色々、特に「SFはまったく読まない」という作者の書いたショートショートが「20世紀の物理を集約したような」内容なので、そのアイデアの凄さに作者が自覚的でないことを含めて驚かされた。
帰路、雨がやんだので、中之島を抜けて歩いて梅田へ。
ハチでビール1杯。
ニューオリンズ・ラスカルズの出演日なので、久しぶりにニューサントリー・ファイブに寄る。
2ステージを聴く。
ラストステージは空いてきて、リクエストなし、「めったにやらない曲」(したがって曲名失念)の特集になった。
やっぱりライブには顔を出すべきだなあ。
深夜の帰館となった。
9月13日(日) 穴蔵/Sunday@Jazz Club
定刻午前4時に目が覚めた。
自転車で出かける。
日本郵便大阪支社(スカイビル北側)へ。昨日、専属料理人の不在時にEMS便が届いたので、その受け取りである。
24時間OKだから助かるなあ。
先日ネットで発注していたDVD『ダイヤモンド作戦(Operation AMSTERDAM)』がNYから届いた。
「自宅」の大画面で見たいが、朝からはなあ……。
ま、後日報告。
午後、また出かける。
天五まで自転車で走っていて、気になることふたつ。
・本庄にある済美小学校の運動場を掘り返している。
門扉に「遺跡作業中」という札がかけられているが、いったい何の遺跡なのか。
不気味である。
・青空書房に「昨日今日、休業」の貼り紙。坂本さんの字である。
ちょっと気になる添え書き。「生命に向き合っているものが……」。できれば明日訪ねてみることにする。
青空書房の横の路地を北に入ったバンブークラブへ。
Sunday at Jazz Clubの例会である。
本日は、前半が、寺本さんのナビゲートによるチャーリー・パーカーのライブ盤特集。
パーカーはガレスピーとの共演よりもファッツ・ナバロとのが意外にいいという説に納得する。
後半は持ち寄り色々。おれは「タクシム・トリオ」(イスタンブールのジャズ?トリオ)から1曲提供。なんだかS藤さんの影響で「土着ジャズ」興味がわいてきたのである。
ということで、夜は専属料理人に野菜どっさり並べてもらって軽く晩酌。
早寝するのである。
9月14日(月) 穴蔵/『サブウェイ123』/昼を走る
午前3時に目が覚めた。
穴蔵にて集中して資料作り(残念ながらSFではなし)、9時過ぎに終わる。
小説以外のことは、おれは集中すれば迅速なのである。
10時頃に自転車で梅田へ。
ちょっと気になっていた映画を観るためである。
『サブウェイ123 激突』……月曜の初回だから空いている。
『サブウェイ・パニック』のリメイクと知って見たくなったのだが、こりゃ別作品だな。
知らずに見たらリメイクとは気づかなかっただろう。
前作と較べての評価はできない。
ただ、犯人(トラボルタ)に魅力がないなあ。やたら激昂するタイプで(なぜこんな設定にしてあるんだ?)アタマはいまひとつ、知恵較べにならないところが弱い。これは演技力ではなくシナリオの弱さ。ラストももっと面白くできるのに。別トリックがあるのだから、現金は仲間に全部くれてやって、ひとりだけ通勤客に紛れて去れるはずだし。最後の市長とのやりとりもいただけんぞ。
とはいいつつ、最近見たなかでは面白い作品であった。
で、昼過ぎに出たら、自転車が撤去されていた。嗚呼。保管所は市岡4丁目である。
ちとヤバイかなと思っていたのだが……ま、しかたあるまい。
天気がいいから取りに行くことにする。
環状線快速で弁天町へ。
ここから歩いて20分ほど。途中、みなと通り市岡交差点に立ち食い「大和庵」を発見……なかなかの味であった。
市岡自転車保管所は尻無川の河口近くにあって、こんな機会でもなければ来ることがない場所だ。
近くに尻無川水門。
*
どんな風に機能するのかがよくわからん。
(これは……アーチが90度河面に倒される方式なのだ。テストの写真。30分ほどかかるらしい。)
保管料2500円を支払って、自転車で帰る。
ついでだから弁天埠頭などウロウロしながら帰る。
環状線に沿って走ると「安治川隧道」にたどり着いた。
エレベーターで降りて地下トンネルを抜ける。
ここは一度来て見たかったところである。
まるで、むさしくんの「ランダム案内」気分である。
梅田まで1時間ほど。それなりに楽しいサイクリングであった。2500円かかったけど。
ついでに中崎町まで行って、青空書房に寄る。
坂本さん、いてはった。
うーん、色々と大変なような……。
9月15日(火) 穴蔵/夜を歩く
終日穴蔵。
少しは仕事もするのであった。
朝、朝食時にテレビをちらっと見たが、麻薬タレント・酒井法子の保釈場面を中継しようと大量のマスコミ(テレビやカメラマン)が湾岸署前?に待機しているところが映される。
夕刻にちらっと見たら、やっぱり「報道陣」が待機中。
この連中、小便がまんして、一日立っていたわけか。
テレビのアホここに極まれりだな。
ま、アホを中継することに多少の意味はあるけど。
暗くなってから、専属料理人と地下鉄で天満へ。
「水都大阪2009」、天満〜中之島を歩いてみることにした。
中之島の先端、30分ごとに噴水が吹き出る趣向。
19時の放出を見る。
*
龍が出現してギョ。
色々な模擬店とかゴミ芸術など見ながら中央公会堂まで。
が、いちばんいいのは「普通の夜景」である。
別に妙なイベントやらない方がいいのではないか。
米朝事務所の近くまで行き、「にし富」で刺身盛り合わせ、ざる豆腐、金目の煮付けなどでビール、白鶴を一杯やって帰館。
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