『マッドサイエンティストの手帳』462
●マッドサイエンティスト日記(2009年9月後半)
主な事件
・間男内閣誕生(16日)
・森山威男 JAZZ NIGHT 2009(19日)
・NTT販売パートナーの矢野のアホンダラめが(21日)
9月16日(水) 穴蔵/間男内閣誕生
終日穴蔵。
少しは仕事もするのであった。
本日、鳩山由紀夫内閣誕生の日。
昼過ぎ、近所の「信州蕎麦」で大ざる食べながらテレビを見ていたら、田中美絵子(新衆議院議員)が(映画でヌードを披露した過去について)お詫びのコメントをしている。「生きるのに必死だった」というが、石井輝男作品に出ることが「お詫び」すべきことか? 誇るべき経歴ではないか。おれは『花と嵐とギャング』や『恋と太陽とギャング』など第2東映時代の作品の方が好きだが、いずれにしても石井輝男監督に失礼な話だ。
こんな女が所属する政党、期待できんぞ。
それにしても「間男に総理は務まらない」(週刊文春)とは名文句だ。
これこそ恥ずべき過去。
その間男やった相手がオカルト女で、こんなのが「ファースト・レディ」として海外までウロチョロするとは国辱ものだなあ。
ま、大屋政子よりマシとがまんするしかないか。
運動不足なので、夕刻、淀川堤を散歩。
秋分の日近くの日没。定点写真を撮る。
当然ながら春分の日と同じ位置に日が沈む。
センチメンタルになるぜ。
9月17日(木) 大阪→播州龍野/『恋と太陽とギャング』
早朝の電車で播州龍野へ移動。
久しぶりに下男モード入りである。
ただし、今回は短期。ま、1日だけのことである。
昨日の「間男内閣」について、某ンプさんからメールをいただいた。
間男から次のようなフレーズが浮かんできたという。
鳩やんは色事師や色事師は鳩やん!
鳩やんは色事師や色事師は鳩やん!
えらいもんやで、こいつ間男して、
嫁はんオカルトで、総理大臣にまでなったんやて!
鳩やんは色事師や色事師は鳩やん!
(パン、パンと手を打って)
「伊八ーっ! 伊八ーっ!!」
歌やん(先代)やないけど、笑ろてしまいますな。
ったく、下男と間男、一字違いで大違い。そりゃ間男の方がオモロイに決まってまんがな。
国会答弁がこんな風になるのを期待したいところだ。
夕刻、近所を散歩。
7、8月は花が少なかったのが、彼岸間近になって、毒々しい彼岸花がきちんと咲いた。
*
たいしたものである。
夜は、老母就眠後、田中美絵子の反省のなさに怒ってでもないけど、DVDで石井輝男『恋と太陽とギャング』を見る。
若々しいチンピラ風の健さんがいいし、「好青年」千葉真一がたまらんなあ。
佐治乾のシナリオはこの頃から「仲間割れ」パターンに陥っている感ありだけど、これも若い時の作品だからなあ。
9月18日(金) 播州龍野→大阪/『殺られる』
朝から張り切って下男仕事。
ああ早く「下男」から「間男」に出世したいものだ、総理大臣にはなりたくないけど。
助っ人来たりて、午後の電車で大阪へ移動、夕刻帰館。
専属料理人に色々並べてもらって晩酌。
夜はDVDで『殺られる』(1958年)を半世紀ぶりに見る。
中学時代に映画館で見た時は、ワルサーP38の迫力とマガリ・ノエルのセミ・ヌードにくらくらっときたものだが、今見直すと、ノエルは色っぽいけど、活劇方面はあまりにも荒唐無稽。ロベール・オッセンは間抜けに見えるし。特にラストのドンパチ(機関銃や手榴弾まで持ち出す)が現実離れしていて、あまりにもひどい。
とはいえ、フィリップ・クレイの殺し屋は今見ても不気味だ。ジャズ・メッセンジャーズの音楽もまた(繰り返し聴いてきたからねえ)。
このところ、60年前後の「思い出の作品」ばかり見ているなあ。
まだ数作品が待機中。
さあ、明日は可児市行きである。
9月19日(土) 森山威男 JAZZ NIGHT 2009
毎年9月の楽しみは「可児市文化創造センター」alaで開催される『森山威男 JAZZ NIGHT』で、今年で9回目。むろんおれは皆勤である。
毎年のパターンで、昼、名古屋に着いて、ジャズ&美術に詳しい今高さんと2時間ほどヒーコ飲みつつしゃべる。毎度のことながら美術系で教えられること多し。
15時頃に多治見へ。
JR多治見駅、去年も工事中だが、新駅舎はまだ完成していない。完成は来春らしい。
不便な陸橋を渡って北口に出て、オースタットにチェックイン。ここ5、6年のパターンなり。
宮崎のテリーくんが来ていたので、夕刻いっしょに可児市へ移動する。
JR可児から歩いてalaへ、約30分。ちょうど夕陽が沈む時刻である。
途中のコンビニでビールなど買い、alaの芝生で軽く一杯。これも去年と同じパターンである。たまらんなあ。
ということで……
『森山威男 JAZZ NIGHT 2009』
開演である。
今年のメンバーは、
高瀬龍一(tp),岡崎好朗(tp),中路英明(tb),渡辺ファイアー(as),音川英二(ts),川嶋哲郎(ts,f),田中邦和(bs),佐藤芳明(acc)という7管+アコーディオンに、
田中信正(p),望月英明(b),森山威男(ds)
そして特別ゲスト 山下洋輔(p)という編成。
演奏曲目は、
「Forest Mode」*
「Your Son」*
「キアズマ」
休憩
「Mountain Mode」*
「ロイハニ」
「Sunrise」
ジャンケン大会
「hush-a-bye」
「Good bye」
……コンサートの詳細は塩之谷香さんの圧倒的レポートをご参照ください。
今回は山下洋輔さんの参加が大きい。
佐藤芳明さんの作曲(*のね)の曲想がいいし、ミニ・オーケストラ編成で、個性的なメンバーのソロと音川英二さんの編曲パートのバランスが素晴らしい。
特に「ロイハニ」は抜群で、山下さんが「アレンジャーの紹介も!」と合図を送っていたのが印象的だった。
21時前に終演。
例によって深夜に近い時刻から多治見の某所でのウチアゲに紛れ込ませていただいた。
グズラさんと冷酒ダラダラ・グズグズ。たまらんなあ。
記念撮影の1例。舞台衣装がいちばん派手な田中さん(でかいなあ!)とファイアーさん。
松原隆一郎教授が来ておられて挨拶、色々しゃべる。
おれより一回り若く、受験で上京した時からの森山ファン……さらに格闘技でも実技派、行動する社会経済学者であることに感激してしまった。
わ、午前1時近くまで。
宮崎のテリーくんと緩い坂道を歩いてオースタットに帰館。
本日は12067歩歩いた。脚は衰えとらんぞ。
9月20日(日) 多治見→大阪
午前6時、気持ちよく目覚めた。
7時過ぎにレストランへ行ったら、山下さんのジャーマネGさんがいる。本日は浜松方面でのライブらしい。若い時ならいっしょに行くのだが……。
と、塩之谷さん(午前3時までなんとかとか)が来て、さらにはテナーの川嶋さんが……朝から入れ替わりの激しい朝食セッションである。
7時25分にチェックアウト、多治見7時37分の快速に乗って、名古屋で新幹線に乗り継ぎ、新大阪に9時16分に着いて、9時37分の帰館となった。
2時間ちょっと。
播州龍野への移動時間と変わらない。便利になったものである。
雲ひとつない秋晴れ。
テリーくんはひとりで名古屋近辺をウロウロするといってたが、好天なによりであった。
おれはこんな場合、荒天や大渋滞をテレビで楽しむほどひねくれてはいないのである。
終日穴蔵。
昨夜の話に色々と刺激されて、やはり何かやらにゃいかんという気分になったのである。
ということで、少しは仕事もするのであった。いと少なしを。
9月21日(月) 大阪→播州龍野/NTT販売パートナーの矢野に告ぐ
昨夜(10月20日21時57分)のことである。
もう就眠しようかという時刻に「限られた人間しか知らない(非公開)」電話が鳴った。
NTTなんとかからのセールス電話である。またかよ。
この番号を知った経過について「石田」という女性を問いつめると、「上席」の「矢野」と名乗る男に変わった。
この「矢野」の話が矛盾だらけ。
「ドアホ」「アホンダラ」「ボケ」と怒鳴りつつ聞き出した内容を整理すると、
・「NTT販売パートナー」という会社である。
・所在地は神戸市東灘区桜町3-1-13(←これはデタラメ。桜町なんてない)。
・0000〜9999まで順にかけている。
・非公開番号についてはリストがあり排除しているが「お客様の番号」はリストにないのでかけた。
・リストは、端末画面で見ているのではなく、プリントされた紙である。
・そのリストはNTT西日本から提供された(←これが重大である)。
これだけ聞くのに10分ほど、怒鳴ったり矛盾点を指摘したりの繰り返し。
「アホかお前は!」「アホではありません、矢野です」「おい矢野、さっきということが違うさかいアホいうてるんじゃ、ドアホ。まじめに返答せい!」こんな調子である。
最終的に、
「それならリストはNTT西日本のどの部署から出た? え、答えんか、矢野! いわんかい、アホンダラ!」
と、矢野は電話を切ってしまった。
おれは、矢野一派が無差別に電話しているのではなく、何らかのリストがNTT西日本から出ていると疑っている。
ここ数年、純然たる間違い電話以外は、この種の電話はNTTなんとかに限られているからである。
ちょっと調べてみると、「NTT販売パートナー」にも悪徳会社から正規契約(NTTに登録番号が確認できるという)まで色々あるらしい。
矢野がどちらの人間かは知らんが、本音をいえば、諸悪の根源はNTT西日本にあるとしか思えないのである。
引き続き調べてみたいところだが、連休中だし、しばらく播州龍野へ行かねばならないし。
来週にでも追及開始とするか。
「NTT販売パートナーの矢野」、ビクビクしながら待ってろよ。
ということで、早朝の電車で播州龍野へ移動。
しばらくは下男生活である。
夕刻30分ほど散歩。
旭橋を渡って旧市街地、醤油会社の周囲など。閑散。
旭橋の南、鮎釣り師諸君が水量の減った川面に立っている。鮎の数より多いのであろう。
何が面白ろいのやら……。
9月22日(火) 播州龍野の日常
播州龍野の実家にて下男生活。
朝の雑事を終えて2階の書斎に戻ると、発動機の音が響いてくる。
隣接する東側の田で稲刈りが始まっている。
*
南風とともに刈り穂独特の匂いが流れてきて鼻孔を刺激する。
あと1週間もすれば新米(玄米)が流通しはじめそうな。
この精米仕立てを少な目の水で炊きあげる。
辛明太子を用意しとかなければ。
サンマもいいなあ。「丹波」のキサラギ漬けも買いに行くか。
……などと夢想しつつ、本日は終日資料読み。
夜は、老母就眠後、半田の細うどん+キムチ・カイワレ・トマトの代用冷麺で「神の河」ロック。
そろそろ就眠。
9月23日(水) 播州龍野の日常
本日も播州龍野の実家にて下男生活。
雑事以外は本を読んで過ごす。
午後、テレビでニュースを見ていたら、鳩山由紀夫が国連会議で「温室効果ガスの25%削減」を公約して拍手を浴び、感想は「楽しかった」だと。
嗚呼。国民(特に製造業)はえらい迷惑を背負い込むことになるなあ。
間男は気楽なものよ。
折句。
はったりと
トンデモ数字の
やす請け合い
間男内閣
終末近い
ね
夕刻、30分ほど揖保川沿いに散歩。
秋分の日の夕景。
*
定点から17:45に撮るが、山際への日没の瞬間は10分ほど前のようであった。
メランコリックになるぜ。
9月24日(木) 播州龍野の日常
快晴なり。
うへっ、本日はまた「下男(おとこし)仕事」が多いなあ。洗濯物が多い上に、布団を干したり、プラスチック・ゴミを出したり……2時間ほど集中労働。
世間の連休明けに連動して、本日は朝9時からタイムマシン格納庫にて見張り番を務める。
うーん、世間、活動しとるのか。静かなものである。
早めに店じまい、夕刻に近い午後、食材の買い物に行く。
秋である。冷麺が店頭から消えた。
代用冷麺用にヒガシマルの「ぶっかけそうめんつゆ」を確保しておかねば。
が、いつもの食品スーパーにはない。
ちょっと離れた店で2本をゲット。ま、鶴橋へ行けば冷麺は入手できるから、これで来春まで大丈夫であろう。
ついでに他の食材も買う。
で……レジで勘定済ませて帰館したが、なんとなく割高な印象。
レシートを調べると、100円の商品が888円とプリントされている。
ふだんなら泣き寝入りというか、面倒になって放置だが、買い忘れの品があったので、再度店に行く。
レジの担当は変わっていたから、器械も人物も別ので確認してもらう。
お、ラベルは100円表示のが、やっぱりレジでは888円と表示された。
で、788円を返金してくれたのだが……後の処置が不思議である。
商品はそのまま渡してくれた。が、それだけ。
まだ売り場には同じ商品が並んでいるはず。この場合(別器械で2回ともバーコードを誤読しているのだから)やるべき処置があるはずだが……。
もう一度買ってみようかと迷うが……ま、明日の楽しみとするか。
念のためルーペで確認したが、バーコードに汚れも印刷ミスらしい箇所もない。
おれはクレーマーではないから、店名と商品名は伏せておくが、同じ被害にあってる人はいるのではないか?
1800円と2600円の差。レジで即座に気づかぬおれの金銭感覚がいかんのか。
下男失格である。
普通の男に戻りたい……。
9月25日(金) 播州龍野の日常/チョロQの謎
本日も快晴なり。
下男仕事……厭きてきたなあ。
午前と午後、本日もタイムマシン格納庫にて見張り番。
静かな日である。
格納庫にて、半藤一利『昭和史』(戦後篇)を読む。
戦前篇もそうだったけど、『断腸亭日乗』を確認したいことが色々出てくる。『断腸亭』は大阪に置いてるからいたしかたなし。
タイムマシン関係はヒマなので16時頃に早じまい。
食品スーパー(昨日のバーコードの店には面倒だから行かず)のセルフレジで買い物して、17時前に帰館。
ニュースによれば、
・「福知山線脱線事故で、調査委員会の山口浩一がJR西日本の山崎正夫に報告書の内容を漏洩していた」
という。
旧国鉄の仲間内で、さもありなん。むろん厳罰に処すべき。罰則規定なしというが、こんな場合こそこじつけろ。
気になるのが、関テレの夕刻の番組報道。
山口浩一は、飲食の接待、新幹線500系模型に加えて、「チョロQ」を貰ったという。
山崎正夫が、「チョロQ」を、@なぜAどんなアイテムをBどこで仕入れてCどんなふうにいいながら、山口に渡したのか……これだけは詳しく知りたい。
チョロQは、四半世紀前にボンクラ息子その1が気に入ってたクルマで、鉄道とは関係ないように思うがなあ……
9月26日(土) 播州龍野の日常
本日も晴れ、気温は夏である。
張り切って下男仕事……であるが、辛い作業が多くなったなあ。
手を洗う回数がものすごく増えて、両手カサカサ。ゴム手袋を使えばいいのだが、細かい作業ができないからねえ。
気分は先進的ロボット。
作業の合間に昨日の「チョロQ」について調べてみるが、チョロQのアイテム数は飛躍的に増えているのだなあ。
ただ、山崎正夫が山口浩一に贈ったチョロQがレアものであっても、美術品とか骨董品クラスまではいかないようだ。
立件は難しいかも。
「チョロQ贈収賄」でブタ箱入りってのは面白いんだけどなあ。
夕刻、揖保川沿い散歩。
*
彼岸花が夕陽に照らされて毒々しい。
メランコリックになるぜ。
気分転換に気のきいたライブを聴きたい気分だ。
……と思ってたら、夜、神戸のトンボちゃんから電話があった。
10月1日、神戸の「木馬」に酒井俊と田中信正が出演するから来てくれないかという。
トンボちゃんがプロデュースに関わっているらしい。
よっしゃよっしゃ。なんたって田中信正の歌伴ピアノ、いいに決まってるからねえ。
ということで、神戸近辺の方、ぜひともよろしく。
来られる場合は受付で「トンボちゃんの紹介」と一言を。
待ち遠しいことである。
9月27日(日) 播州龍野の日常/チョロQはどうなった
疲れた。
下男仕事、そろそろ限界。
昼は炊事が面倒になり、老母には寿司のパックを買ってくることにする。
で、スーパーの近く(ダイエーの西側)にある「盛々亭」という店の前を通る。
なぜか中華定食みたいなのが食べたくなって入ってみる。
と、なぜか「ホルモン正油煮」というメニューが気になって、これを注文。
ホルモン、ネギ、タマネギを醤油で煮たシンプルなメニューだが、バカウマ。
薄味で量が多い。西播は(佐用町を代表格として)ホルモンに限るなあ。
昼ビール。
本日は「下郎の休日」とする。
買い物して帰館。
夕方まで午睡である。
夜のニュースによれば、福知山線の事故調査委員会の情報漏洩事件、副社長の土屋隆一郎が調査委員会への接触を指示したとか。組織的な犯罪で、そんなことはJRなら当たり前というか、今さら驚きもせず。
おれが知りたいのは、チョロQを持ってけといったのも土屋かどうかだ。
事件の規模が拡大して、肝心のチョロQがうやむやになってはいかんぞ。
9月28日(月) 下男仕事/播州龍野→大阪
朝から張り切って下男仕事。
助っ人来たりて、老母の生活環境を「冬型」に変更する。
ホームセンター往復、家具やベッドの移動などで、相当汗をかく。
が、シャワーも面倒なので、シャツだけ着替えて、午後の電車で大阪へ移動する。
しばらく大阪生活となる。
今度来るときは涼しく……というよりも、たぶん寒くなっているだろう。
考えてみれば幸せな夏であった。
S字型変形生物を一度も見ずにすんだからなあ。
いや、こんな時期にこそ「穴惑い」したやつに注意しなければいかんのだが。
夕刻帰着。
専属料理人に色々並べてもらってビール。
自民党総裁選で谷垣選出というニュース。
ふーん。アホ太郎の次がガキか。
早くも(というか未だにというか)ウンザリ感が漂っている。こんな手合いの演説聞いても、内容を理解しようと思う以前に、「ガキの使いやあらへんで」と思ってしまうものなあ。間男には勝てんぜ。
酔っぱらって早寝。
9月29日(火) 穴蔵/ちょっとウロウロ
終日穴蔵……といきたいところだが、雑事があって、午前中、自転車で市内ウロウロ。
ついでに青空書房に寄り、坂本さんとしばし雑談。坂本さん自身はお元気そうでなによりであった。
「ジャズの専門店ミムラ」にも寄る。谷口英治さんと滝川雅弘さんの新譜が出ていた。これについては別項に。
ちょうど関西ジャズ・ガイド誌「WAY OUT WEST」を発行しておられる藤岡さんが来られて挨拶する。わが徘徊先(ワイルドバンチやバンブークラブ、CDショップなど)に置いてあって、毎月お世話になっている情報誌である。毎月の発行はたいへんだと思う。自転車で市内を走り回ってられるようで、この姿勢には共感するなあ。
ということで、午後は穴蔵。
夜、『Gentlemen For Swing』聴きながらビール飲んでたら、たちまち酔っぱらってしまった。
疲れているのである。
9月30日(水) 穴蔵
朝だ雨だ。
終日穴蔵。
月末の処理事項などちょっと用事はあるのだが、出歩く気分にならない。
脚が衰えそうな。
夜、『鈴懸の径』を聴きながらちょっとビールを飲んだら、たちまち酔っぱらってしまった。体調がいまひとつか。
出かけたいライブがあったのだが、出不精……とくに夜の外出はひどく面倒になってしまった。
早寝するのである。
夫婦で北海道(宗谷岬)から九州(鹿児島)まで歩き、沖縄も踏破したぶんきちくんが、いよいよ最後の未踏の地(テラ・インコグニタ)「四国」へ出発、明日から88箇所の「歩き遍路」に挑む。
四国は山が多く(山寺も多く)、平地を歩くよりも負担は大きいらしい。
健脚を祈る。
おれも見習って、明日は少しは歩くことにしよう。
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