『マッドサイエンティストの手帳』875
●マッドサイエンティスト日記(2026年4月後半)
主な事件
・播州龍野合宿(17-19日)
・中之島クロス(24日)
・Live@OverSeas(24日)
4月16日(木) 穴蔵
快晴。いい季節になった。
終日穴蔵にて、地道な作業に専念する。
南丹市の遺体遺棄事件……「義父」を逮捕。殺害もほのめかしているらしい。
憶測ばかりのテレビ報道に付き合っていては何もできない。来週くらいには、だいたい判明するだろう。
夕刻まで、作業はだいぶ(まだ20%くらい)進んだ。
夜、ビールなどで一献、早寝。明日から播州龍野行きである。
4月17日(金) 大阪→播州龍野
早朝の電車で播州龍野へ移動する。9時前に実家着。
薄曇り(ほとんど晴)で助かる。屋内外の片づけを行う。
1時間半ほど遅れて専任料理人がキャリーバッグ(食材や寝具類など詰め込み)を引いて到着。
昼前に横浜から長男一家がワゴンで到着した。
しばらく合宿生活を送る全メンバーが揃う。老人2名、初老に近い中年2名、犬2匹。
*
築120年を超える陋屋前で記念撮影。
これからその陋屋含めた負の遺産に関連して色々相談である。
あれやこれや作業の後、夜は居間でストーブつけて(屋内、意外に冷えるのである)、テーブルに串カツや焼きそばを並べてビール、酎ハイ。
野外キャンプではないものの、気分は合宿なり。
4月18日(土) 播州龍野
合宿2日目。
昼前に播州龍野の実家を出て、ワゴンに4人乗り込んで姫路に向かう。
(犬2匹は放し飼い可能な実家で留守番。)
昼は姫路市内の「石挽蕎麦・御座候」でせいろ蕎麦(+鯖寿司)を食す(20年ほど前までは姫路駅地下に支店があったのだが閉店。本店はクルマでないと無理)。やはり播州でいちばんである。
その後、姫路のわが母校の側にある某修道院へ。
平素の世俗の汚れを落とすために、たまにはこんな場所にも顔を出すのである。
某シスターと世間話1時間ほど。
播州路を40分ほど走って帰館。
午後は晴れたので、犬の散歩も兼て揖保川沿いの道を歩く。
*
楠の若葉が鮮やか。これからのひと月ほど、新緑の季節になる。
嫌な税金の季節でもある。
いかん、せっかくの「講和」で心が洗われたというのに。
嫌な税金気分を洗い流すため、夕刻、4人で市内の温泉「はつらつの湯」へ行く。老人は350円。
湯上り、近くの食品スーパーで出来合いの食品を色々購入して帰館。
夜はまたもテーブルに枝豆・唐揚げ・サラダ・ピザ・明太パンなど並べ、盛大にビール、ワイン。
播州の夜は更け行く。
4月19日(日) 播州龍野→大阪
朝だ。播州龍野の陋屋で目覚めれば、わたくし以外の3人は犬の散歩に出かけていた。
静かな朝である。
朝食後、片づけ開始。
長男が、犬の寝床、寝袋、その他雑多な荷物を狭いワゴン内に詰め込む。
*
犬の席が前後斜めにあり、人間も前後斜めに乗るという変則的な車内仕様。
長男ファミリーは10時前に播州龍野を出発する。
横浜まで(休憩時間入れて)9時間ほどを目標に走るという。
大阪組2名は後片付け……をしていると、防災行政無線の放送が響く。が、よく聞き取れない。「何に注意してください」なのかさっぱりわからん(専任料理人もわからないというから、聴力の衰えではない)。
クマの目撃情報のような気がするが……確認できぬまま。
嫌な気分になり、昼のキハ系〜新快速を乗り継いで帰阪する。
できればもう一晩、ひとりでゆっくり過ごしたい気もあったのだが。
夜、餃子やニラ玉でビールを飲んでいると、横浜方面から「無事帰着」のメールあり。やれやれ。
4月20日(月) 穴蔵
晴のち陰。終日穴蔵。溜まっていた雑事の処理。
なんとなく報道番組を流していたら、南丹市の子供殺人の憶測報道とトランプの日替わり発言ばかり。3日前と何も変わってないではないか。
テレビなんてそんなもの? 見ないに限る。そういたします。
4月21日(火) 穴蔵
陰のち晴。終日穴蔵。
あまり頭脳を使わないデスクワークを行う。
播州龍野行きで中断していた(米朝師匠関連の)資料整理である。
・木津川計氏の訃報。16日、中咽頭がんで。90歳。
70年代から読んできたが、面識ないままであった。
季刊「上方芸能」197(桂米朝追悼号/2015)は最良の仕事で、参照していたところである。
立派な業績を残された方と思う。
・夜、久しぶりにBSで『博奕打ち 総長賭博』を見る。
晩酌やりながら見る作品ではないな。
4月22日(水) 穴蔵
晴のち陰。終日穴蔵。本日、生存確認のみ。
4月23日(木) 穴蔵
終日雨降り続く。穴蔵にて読書、雑務。本日も生存確認のみ。
4月24日(金) 中之島クロス/Live@OverSeas
薄曇りだが気分爽快な日であった。
・朝、地下鉄・バスを乗り継いで中之島クロスへ。
W病院で3ヶ月ぶりの検診を受ける。
採血から始まる一連の検査のあと、S先生の診断。諸数値すべて良好。ほっ。
あとは半年後でもいいのだが、念のために7月にCTスキャン……ということになる。前回も「自覚症状」がなかったからなあ。
足取り軽く、梅田まで歩く。
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Star Ship's Cat は新緑の中で堂島方向を見張っていた。
・午後は穴蔵にこもる。
播州龍野の行政書士氏からメールあり、地籍関係の諸手続きはすべて完了したと連絡あり、測量図や登記書などが送られてきた。
4月末にはという連絡、まさにその通りであった。昨年からの懸案事項、一応解決。連休明けから次のステップに進めそうな。
・夕刻這出て、地下鉄で堺筋本町のOverSeasへ。
コロナ以降ほとんど「夜の外出」はしなくなっている。
本日は滝川雅弘さんの出演日で、大阪JAZZのHさんが何人かと行くというので、わたくしも久しぶりの「夜遊び」に付き合う。
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滝川雅弘(cl) 寺井尚之(P) 倉橋幸久(b) のトリオで3ステージを堪能。やはりライブはいいなと再確認する。
それにしても……寺井さんの容貌、トミフラ師匠そっくりになってきたなあ。念願どおりか。
4月25日(土) 穴蔵
晴。快適……なようである。が、世間は「最長12連休の初日」という。
ホンマかいなと思うが、そういえば昨夜22時頃の地下鉄が異様な混み方であった。連休前夜であったからか。
やつがれは12連休の最終日に予定があるだけ。
これから11日間、特に用事が発生しなければ、人混みは避け、外出しないで過ごすようにしよう。
ということで……
終日穴蔵。午後1時間ほど散歩。晩酌後早寝。
こんな日がつづくことになりそう。
4月26日(日) 穴蔵
晴、午後には雲が厚くなり、夜は雨。
(世間の一部の)12連休2日目。終日穴蔵。10時間以上、机に向かって過ごす。
尊敬する方に関する作業だけに、充実した時間である。連休中続けることにしよう。
たちまち夕刻。
専任料理人が洋風メニューを並べる。
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洋風春巻、肉の赤ワイン煮込みなどでワインを少しばかり。
トランプを狙った?銃撃事件のテレビニュースを眺めつつ。
単独犯? 散弾銃や拳銃、複数のナイフなど色々持っていたというから、警備が甘いというか、さすがアメリカというべきか。
4月27日(月) 穴蔵
未明までの雨が朝にはやみ、午後には晴れてきた。昨日と反対の天気。
昨日に続き、穴蔵にて机に向かって過ごす。
午後には当面の作業に区切りがついたので、1時間ほど近所を散歩。
夜は野菜の多いメニューが並ぶ。
*
健康的であるなあ。ビールがうまい。
4月28日(火) 穴蔵
晴。
・午前。保険会社のK氏来、集会室で1時間ほど話す。
わたくしが理事長時代に、本集合住宅のマンション保険に入った縁で、個別の保険もこちらである。
業界事情を色々聞く。築年数が長くなると保険も高騰するらしい。気が重い話である。
ついでに「賃貸」にした場合のややこしさ・もめ事の多さも聞く。ますます気が重くなる。
・昼。本集合住宅で、空室だった部屋が2室、リフォーム後、売りに出されている。
ともに価格は購入時の2倍以上である。
同様の物件があと2戸ほど控えているらしい。賃貸をやめて売りに出したのもあり、K氏の話を裏づけるような。
いっそこちらを売り払って播州龍野へ転居する方がいいのだろうか。
・午後、筒井康隆「九十歳のあとさき」を読む。
日記文学として多様な読み方ができる傑作だが、いちばんの衝撃は、前半「東京での美食」と最後の方「神戸での美食」の中間あたりに置かれた2篇「老化」と「心臓と血管」である。この「悲劇」は東京で起きている。しかし、つぎの悲劇「九十歳で見る幻燈」は垂水で起きる。
……くわしくは別項で書くことにするが、わたくしにとっては、二地域居住などもっての他という警鐘のように響く。
・夕刻。播州龍野の行政書士から連絡あり、これまた吃驚。いずれにしても急いで行った方がいいような。
その前に「身内」と相談する必要もあるなあ。
5月は気の重い「税金」の季節である。負の遺産が重苦しくのしかかってくる。
・夜。ビール飲みつつ、岩手の山林火災のニュースを見る。また、三陸沖地震の「後発地震注意情報」が終了したニュースも。
播州龍野の陋屋は、地震でこちら(大阪)のマンションが倒壊した場合の「心の支え」なのだが、どちらをメインにすればいいのか、ますますわからなくなってくる。
4月29日(水) 穴蔵
終日曇空。
朝から何ヵ所かに連絡を取ろうとするが、メールにまったく返事なし。電話も通じない。
本日は「昭和の日」で、どことも休みなのであった。
午後にやっと1ヶ所と連絡がついたが、予定が立てられず。
終日イライラしながら過ごす。無駄な1日となる。
世間の休日には、対外的な活動はすべきでない……という当たり前のことを今ごろ思い知った。
夜、一杯飲みながらBSで『ごろつき部隊』を見るが……駄作。
「独立愚連隊」の東映版を狙ったらしいが、活劇になってない。ロケ地が日本の山中で北支戦線に見えないし、隊長殿・菅原文太をタンカで運びながらの敵地に潜入とか、敵の激しい銃弾がほどんど当たらないとか、あほらしくて切りたくなったが……最後まで見てしまったわたくしがアホでした。
4月30日(木) 穴蔵/図書館
小雨が降り続く。
世間は「普通の日」で、やっと色々な連絡が可能になった。
明日の細かい予定の取り決め。月次の処理も終了。
午後、梅田まで歩き、ATMに立ち寄った後、地下鉄で西長堀へ。
中央図書館で初めてマイクロフィルムを使う。
新聞縮刷版にはない、古い大阪版の記事が必要なため。
こんなに面倒とは思わなかった。フィルム1巻に10日ほど。1度に6巻(2ヶ月分)しか借り出せず、フィルムの設定も(不慣れなせいで)かなり手間がかかる。
早くデジタル化してくれないものか。
ま、なんとか2時間で調査は終了。今度はもう少し効率化できるであろう。
小雨が続くので、木津川沿いの散策は断念し、まっすぐ帰館。
健康食メニューでビール一杯。
明日に備えて早寝。
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