『マッドサイエンティストの手帳』873
●マッドサイエンティスト日記(2026年3月後半)
主な事件
・KLL例会(20日)
・創サポ講座(21日)
・早目の花見(23日)
3月16日(月) 穴蔵/ウロウロ
朝。直射光が入り暖かい。
・週末の講座に備えての資料読み。短篇2篇。これが想像外の収穫。
1日おいて再読するつもりだが……ちょっと落ちつかない気分。
・午後、天気がいいので1時間ほど散歩。
月曜だがインバウンド多く、ジュンク堂から、梅田方向は避けて、中崎〜本庄〜北東方面を一回りして帰館。
花は少なく、ハクモクレンが目立つ程度であった。
*
路地などウロウロ歩いたら7000歩を超えた。
・夜は若ごぼうの掻き揚げや鯖の煮付など並べてもらって熱燗一杯。
早寝させていただく。
3月17日(火) 穴蔵/ウロウロ
このところまた早起きが進行、だいたい3時に目が覚める。
BSで「車窓紀行/春の中央線・桜の名所」をボケーーーッと見る。韮崎、日野晴、小淵沢など。
桜もいいが、野辺山天文台には一度行ってみたかった。もう無理だな。海部宣男さんももういないし。
4時から一連の朝の儀式。
午前中は一応机に向かう。
午後、近所を散歩。梅田のATMに寄ったあと、鋼管突出の現場を見る。
*
新御堂(高架下側)両側それぞれ1車線が通れるようになった。
再度掘削工事があるから、当分この道幅だろう。
3月18日(水) 穴蔵
2時半に目覚めてしまう。4時までベッドで雑読。
4時から普通に朝の儀式、あと一応机に向かう。
・早朝から公示地価の発表(播州龍野がらみ)とかトランプの痴呆症発言(日毎に変わる)のニュースあり、落ちつかないことである。
朝は晴天、昼に曇、午後は雨になった。
・午後、BSで『わが谷は緑なりき』(1941)をはじめて見る。
いい映画であることはわかるが、この年齢で見てもなあ。
ジョン・フォード……「駅馬車」と「荒野の決闘」の間にこんなのがあったか。
たちまち夕刻。
一杯飲んで早寝。
3月19日(木) 穴蔵/ウロウロ
本日も2時30分に目覚める。
・3時頃テレビ「落語研究会」で知らない噺家が「欠伸指南」をやってるが、さすがに未明に見るものではないな。
高市がワシントンへ飛行中というニュースを見て、あとは普通の生活モード。
午前中は一応机に向かう。
昨夜からの雨、朝にやみ、午後には晴れてきた。
・午後、専任料理人のお伴で梅田のデパ地下まで行く。
安売りの果物、野菜など重量物を持って先に帰館する。
おや、豊崎西公園の南東にパン屋ベーカリー「Liben」が本日開店である。ラーメン弥七のとなり。
*
なんでも中津の路地裏(許永中がウロウロしていたあたり)のビストロ名店の関連らしい。
(ここは昨年まで、カンテで修業した男の店だったが、店内で倒れて急逝、空き店舗であった。縁起でもない店舗なのである)
どんなものか。そのうち専任料理人が買ってくるであろう。
・夜、色々並べてもらって一杯。早寝する。
3月20日(金) KLL例会
未明に目が覚める。3時30分にBSニュース見たら、高市が会見中(中継)であった。
日米首脳会談は特に波乱なく終わった……らしい。へえ。ノーコメント。
春分の日で、世間3連休の初日。
晴。「絶好のお出かけ日和」らしいが、天気に関係なく昼前に外出する。
阪急で県境を越え、兵庫県の三宮へ。やはり休日で乗客が多い。
午後、区民センターで神戸文芸ラボ(KLL)の例会に出る。
参加者4名だったが、面白い作品多く、密度の高い議論になった。
・Tさんの音楽エッセイ。角野隼斗というピアニストは何度か見たが、その経歴は知らなかった。藝大か普通?の一流大か迷って、後者を選んだ例はたくさん知っているが、後者から音楽の最前線に出て活躍している例はあまり知らない。時代が変わっていくのか。
・対照的な宇宙SFが2篇。1篇は、少年時代から宇宙に憧れ、宇宙飛行士として火星に向かうまでの成長を描く青春SF。もう1篇は地球の大陸を自由に放浪したいので、その資金稼ぎに(汚れ仕事である)宇宙ステーションホテルの「建設現場」に来る男を主人公にしたSFミステリー。
宇宙空間に対する姿勢が正反対なのである。前者は少年SFの初心、後者の「宇宙空間で現場仕事をしながら眼下の地球に憧れる」という珍しい設定で、他の登場人物にも宇宙好きがいないという、まことにユニークな宇宙SFである。
夕刻帰阪。
夜、メール数件あり、しばらく退屈しない日が続きそうな。
3月21日(土) 創サポ講座
3連休の中日。晴。絶好のお出かけ日和らしいが、穴蔵で過ごす。
資料再読、メモ取りなど。
夕刻這い出て、地下鉄で天満橋、谷2のCANVAS谷町へ。
18時から創作サポトートセンタ―の講座。
本日の提出作品は中篇SFが2篇、これがともに面白く、講師冥利に尽きるというか。
・九州のマグマ発電開発基地が舞台。奇妙な磁気感知能力を持つ女性と事故で左腕をAI義手にした青年研究者は、地底からの奇妙に信号を読み取る。これは1月末に提出された作品の中篇化。さらに新アイデアが詰め込まれ、組織の背景も書き込まれて、読み応えのある作品に仕上がっている。
・人体解剖描写から始まる、高校文芸部舞台のメタホラーの続篇? これも1月末に提出された作品だが、その「続篇」とでもいうのか、宇宙SF好きのKさんがマルチバースを取り入れて設定を拡げた「つづき」を書き、原作者のSさんがクトルゥー神話的な世界に戻し、ここにバランス感覚のあるMさんが参入して、文芸部(現実?)と幻想世界(作品内世界?)とマルチバースの調整?を試み、Sさんは文芸部での斬殺(現実と幻想の同居?)をエスカレートさせ、それならとKさんはブラックホール誘導弾を登場させ……といった調子で進行する「リレー小説」である。打合せなし、2週間くらいでやったらしいが、結末もそれなりにまとまっている。
これを面白いと感じたのは、クリストファー・プリースト『不死の島へ』を読んだ直後だったからだろう。幾つかの共通項もある。
プリーストの格調とは別物だが、妙に「娯楽性」があり、勢いで読ませる。これは「遊び」で始めたものの、徹底して遊びに集中して競い合った結果だろう。
このスタイルは繰り返すべきではないと思うが、奇妙な実験作として何かのかたちで残してほしい。
まっすぐ帰館。
遅い時間の晩酌となる。
3月22日(日) zoomランチ
世間3連休の最終日。天気は下り坂らしい。
終日穴蔵。部屋の片づけを行うが、ほとんど進まず。
昼は横浜の長男ファミリーとzoomランチ。
向うは寿司、こちらは松花堂で、一杯やりつつ四方山話1時間あまり。
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犬も参加したが寝てばかりであった。
14時からBSで『スター・ウォーズ/シスの復讐』を見るが(初見というのに)案の定、横浜の犬に倣って昼寝してしまった。
老化したから……とは思いたくないが。
3月23日(月) 早目の花見会
朝だ。未明までの雨がやみ、次第に晴れ間が増える。
・昨日、毛馬1丁目の公園に鹿が現れたという。テレビ映像見れば蕪村公園(毛馬橋東詰)である。
昼の中継では少し南のリバーサイドともぶち(大阪拘置所の北側)の敷地内にいるようだ。
どうやら奈良から来たらしく、10日ほど前に石切あたりで目撃され、東大阪〜鶴見〜野江〜地下鉄都島あたりを通って毛馬橋まで。映像で経路が明確にされている。たいしたものだ。
大川で行き止まりになったか。毛馬閘門を渡れたら、淀川河川敷に降りて下流へ、酉島・伝法あたりまで行けるはずだが。
毛馬なら見物に行きたいが、本日は所用あって難しい。桜が開花するころまで毛馬あたりにいてくれたまえ。
菜の花や鹿は東にまた西に
・夕刻、SF系の3氏が来穴蔵。
ややこしい事情で忘年会ができなかったので、本日、早目の花見会を開催する。
といっても、公園の桜の開花はまだで、しかたなく穴蔵で酌み交わすことにする。
貧乏花見であるから、石毛先生の花見会に倣って持ち寄り散財である。
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だいぶ食い散らしたテーブル。Tさん持込の「雪男」という純米酒がスッキリした飲み口で、わたくしにはいちばんヤバイ酒(年に1度の呉春大吟醸一升瓶をやめたのも同じ理由)である。
雪男は白色ではないのかと思ったら、新潟では「旅人を助ける毛むくじゃらの異獣」だそうで、ラベルはこれに由来するらしい。
作風に似ているから手に取った結果だろうけど。
あほらしい話色々。不思議なことにどんな雑誌にでも載ってしまう奇妙な作家、から、万里の長城やピラミッドなど巨大建築はカロリー過剰を解消した結果という「新説」まで、5時間ほど。詳しくは……よく覚えてない。
年末あたりから溜まっていた鬱屈が久々に解消された気分である。
3月24日(火) 穴蔵
晴。夜更かししたら、ちと寝坊、5時過ぎに目覚める。気分のいい朝である。
・下関の堀さんから、堀晃記念館「ギャラリー海の家」開設記念のクリアホルダーが届いた。
使うのがもったいないので、白い用紙を入れて壁に飾る。
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堀晃さんのアトリエがギャラリーに改装され、オープン記念展開催中である。
会期中(5月24日まで)にぜひとも行きたいと思っている。
・午後、運動かねて専任料理人のお伴、液体系重量物のポーターを務める。
天気がいいので少し歩いてもいいのだが、大阪は桜の開花はまだのような。
毛馬方面での花見は月末頃になるだろう。
・その毛馬の鹿、まだ同じ地区にいて、テレビ中継の画像では、ベルマークの池の横である。
喜多哲士さんのご近所ではないか。
喜多さん、鹿がいなくても、来週には花見に行きますからね。
3月25日(水) 穴蔵
夜明けは晴れていたが雲が増え、昼前から雨。終日降り続く。
穴蔵から出ることなし。
一応机に向かって過ごすが、さしたる成果なし。
・毛馬の鹿、淀川河川敷への移動を期待してたが、昨夜から東へ移動、旭区を横切り、城東区(関目付近)で警察の施設に出頭したので捕獲された。処分は未定。
小学校か子供食堂で、感謝していただくのがいいのではないか。
・夜、5皿ばかり並ぶ。メインはマグロのアラ煮。
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かなりでかく、小骨までほじくったら幾らでも飲めるのだが……ほどほどにしておく。
・本日早寝――と、8時半頃ベッドに入ったとたんに地震。かなり揺れて飛び起きる。
震源は兵庫南東部、M4.2、震度3。こちら(大阪市北区)は震度1だが、体感的には2以上。
眠れなくなった。やはり体の記憶である。「語り継ぐ」のが無意味とはいわないが。
3月26日(木) 穴蔵
陰のち晴。終日穴蔵。
・毎朝のことだが、イラン情勢混沌。いちいち気にすることに飽きてきた。
米国が停戦条件として15項目を提示したというが、トランプが覚えてないのは、その発言から明らか(「1、2、3だ」みたいなことしか言わない)。認知機能検査を受けた方がいいのではないか。運転免許更新で高齢者に義務付けられている「16のイラストを覚える」テスト、わたくしはひとつでも間違えれば免許返納と決めている。トランプはひとつ少ない15だ。楽勝でなければいかんのに。
2年前、バイデンは明らかにボケていた。今、4歳下のトランプがボケはじめている。
わたくしはこの2人のちょうど中間だから、ボケの進行が実感としてわかる。80歳を境に急激に衰えるのである。
・播州龍野へ行った相棒の某くんからややこしいメール。実家が「心配な状態」という。
4月初めに行く予定だが早めるべきか。地籍関係は停滞(役所の作業待ち)。まだ居を移す段階ではないし。
・大阪も桜の開花宣言。花見に行くなら来週あたりだろうが、天気予報では雨つづき?
また鬱陶しい日々になりそうな。
3月27日(金) 穴蔵
晴。昼間は暖かそうだが、何となく出歩くのが面倒で、終日穴蔵。
「波」4月号。
筒井さんの「卒業後」も面白いが、椎名誠の連載「こんな友だちがいた」の記述に仰天。
島清恋愛文学賞の第1回表彰祝賀会における渡辺淳一の「ご乱心」が描かれている。
まだ「文壇タブー」が残っていたのか、30年前だとこんな無法行為を関係者は「見て見ぬふり」したのだなあ。
3月28日(土) 穴蔵/ウロウロ
3時に目覚め、朝の儀式のあと、一応机に向かう。たいした成果なし。
晴れて暖。
12時の室温21℃、ベランダも21℃、アメダスは19.6℃。5月並らしい。
午後、歩くことにする。
新御堂の「鋼管突出」事件の現場を見る。
四角い蓋?が被せら、傍の歩道も通行可能であった。
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下の貯水管工事はどうなるのよ。工事の起点、豊崎西公園の工事塀はまた数年延長か。
土曜で人出多し。人のいない中崎〜本庄〜豊崎7丁目を回って、5000歩超えたあたりで帰館。
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公園の桜はどことも2分咲き。ウチの集合住宅・屋上ガーデンの桜が5分咲きくらいで、なんとか見られる程度であった。
夜、一杯飲んで早寝。
3月29日(日) 穴蔵
晴。暖かい日だが……日曜で人出は多く、桜は満開にほど遠く、出歩く理由なし。
終日穴蔵。
本の整理に取り掛かり、結局手に取った本を数冊読んで1日を過ごす。
・朝は早朝に穴蔵にて定番メニュー。
・昼は専任料理人が野菜天と蕎麦を並べた。
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ビールがうまい。市営廃墟で寝そべっている野良を眺めつつ、花見ならぬ「猫見酒」。
午後も雑読。たちまち夕刻。
・夜、翁豆腐のヤッコや鮭のホイル焼きなどが並ぶ。ブルディガラのクレッセント・パンも。
*
これでビール、あとワインを少しばかり。
こんな生活でいいのだろうか。いいのである。
2ヶ月もすればトランプのおかげで悲惨な毎日になるはず。
残り少ない楽しい生活を満喫しなければ。
3月30日(月) 穴蔵
晴。穴蔵にて雑事。主に連絡待ち。進展なし。
午後1時間(5000歩)ほど散歩。
生存確認のみ。
3月31日(火) 穴蔵/Windows11機導入
朝だ雨だ。10時頃にやみ、曇時々晴。大雨の予報だったが肩透かし。
終日穴蔵。
もともと出歩くつもりはなかったところに、注文していたWindows11機(デスクトップ)が予定より早く届いた。
5年半ほど使用してきたWin10(これは慣れて使いやすい)はWin11にアップグレードできない機種なので、いずれは買い替えねばならぬ。
播州龍野のPC(XP機)が不調だから、二地域居住を機会に、大阪のWin10を持って行けばちょうどいい。
ということで、終日、Win11を色々試す。使いにくいなあ。使わない機能(スマホ用だろう)が増えるばかり。
色々アンインストールしなければならず、インストールしなければならぬ(使い慣れた)ソフトもあり。
2台並べて、しばらく試行錯誤することにしよう。
ということで、これをアップしたのはWin10機。
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