『マッドサイエンティストの手帳』851

●マッドサイエンティスト日記(2025年4月後半)


主な事件
 ・KLL例会(18日)
 ・播州龍野いたりきたり


4月16日(水) 穴蔵
 晴。終日穴蔵。
 ほとんど机から離れず過ごす。
 少しは散歩した方がいいのだが、そんな気分にならず。
 たまにはこんな日もいだろう。

4月17日(木) 穴蔵
 晴。終日穴蔵……といきたいところがだ、さすがに健康によくない。
 机は早朝から午前中で切り上げ。
 昼食後、散歩に出る。
 新御堂筋、新淀川大橋の歩道へ。豊崎ICを見る。
 万博期間中、左岸線をシャトルバス専用に使うので、事故を起こさないかの見物である。
  *
 13時新大阪発のバスが13:10に新御堂から左岸線への入路を走り降りていった。
 乗客数は不明。独占的使用だから、残念ながら事故は起こりそうにない。
 あと、豊崎神社に参拝(事故をお願いしたりはせず)、本庄公園、タカセ市場、豊崎の長屋、南濱墓地を回って、1時間ほどで帰館。5000歩ほどになった。
 気になってYouTubeで検索してみると、すでにシャトルバスの運転席後方からの映像がアップされていた。
 新大阪から西ゲートまで30分だから、地下鉄(御堂筋線〜本町〜中央線夢洲)より早い。残念。
 「自動運転」というのが左岸の(他のクルマがまったく走らない、ほぼ直線の)専用区間だけというのが興ざめだが。

4月18日(金) KLL例会
 晴。好天だが、まだ花粉黄砂? 外出には重装備が必要である。
・朝、近所の某医院へ。定期健診。数値は当然ながら良好であった。
・昼に出て、阪急で県境を越えて三宮へ。2ヶ月ぶりである。
 東遊園地、神戸市消防音楽隊の諸君が演奏中だった。
  *
 区民センターへ。
・午後、神戸文芸ラボ(KLL)例会に出席。2ヶ月ぶり。
 エッセイ4篇、短篇1。エッセイについては、どうしても議論というより雑談が活発になる(ネタひろいに雑談歓迎)。
 ・娘が大学受験の直前に風邪で発熱の騒動。ヒヤヒヤさせて、最後に無事合格。書いてないので校名を訊けば、文学部より法学部へ行くというので「開高健の後輩になった」。娘にたちまち抜かれそうな。親は神戸新聞エッセイ欄によく掲載される実力の持ち主。アドバイスは「もう子離れして小説に時間をかけろ」しかない。
 ・キラキラネーム、戸籍に読み仮名をつける法規制。ミステリーのトリックの変化など。これは派生する話題が多い。
 なぜか世間で話題にしないが、力士の四股名のデタラメさは何とかならんのか。
 わたくしは相撲中継は見ず、新聞記事で読むだけだから、四股名もあまり耳で聞かない。
 以前「闘牙」は「トウガ」と思ってたらアナが「トウキ」というのにあきれた。誤読と思ったのである。
 最近では「尊富士」という取的がいて、ヤマトタケルにちなんだ四股名というから「ミコトフジ」と思ってたら「タケルフジ」だという。
 どう考えても日本武尊の最後の字がタケルというのは誤読だろう。
 何か意見する委員会とかはないのか。国技なんでっせ。尊富士の一日も早い引退を願うばかり。
 ・短篇。人工島のマンション群、ベランダで楽器を吹いたり踊ったりする人種が増えてセッションが始まる。SNSで情報が共有されているかららしいが、裏ではAIが何かを仕組んでいるのではないか。……抜群に面白い設定だが、主人公の設定に計算違いがあるのではないか。馬鹿馬鹿しさと今風の不気味さを混在させるのは難しい。
・夕刻に帰阪。
 夕食時、横浜の長男からメール。
 これから仮眠。夜中に出て大阪に向かうという。明朝着?
 明日の予定は未定。どう動くのがベストか。

4月19日(土) 長男帰省/大阪←→播州龍野
 晴。暖。花粉黄砂でかすんでいる。
 朝6時頃に長男から湾岸長島あたりを通過とメールがあり、8時半にウチの駐車場に到着した。
 すぐ播州龍野へ行こうという。昨夜22時頃に横浜を出て、途中で5時間ほど眠ったから疲れていないらしい。
 急いで準備、9時過ぎに、専任料理人とともにワゴンに乗り込んみ、播州龍野へ出発。
 龍野実家に10時30分に到着した。
 3人とも作業着姿なので、そのまま庭の雑草処理、屋内の片づけなどの作業を行う。昨年の11月以来、半年ぶりである。
 横浜からわざわざ「掃除」のために帰省……というのも変な話だが、近い将来を考えてのわが依頼でもある。
 しばらく(あと2年?)こちらを「文豪風書斎」にして、ひとりで生活したいのだが、家族の賛同が得られない。
 地ならしが必要なのである。
 実家作業は午後に終了。あとは色々と寄り道して帰ることに。
 午後、実家をワゴンで出発。
 河原町商店街の吾妻堂へ。
  *
 意外に客が少なく(花見シーズンの直後だからな)、しょうゆ饅頭はあったようである。
 引き続き、地元の生鮮野菜販売の「旬菜蔵」へ。色々並んでいるものの、大市のタケノコは実質先週で終わったようである。
 林田川のそばにある「山林」を見に寄る。
 なぜか○百坪の竹藪を所有していて、向かい側は(子供が遊ぶ気配のない)児童公園である。
  *  *
 竹林を取っ払って「整地」すれば、別荘には絶好の立地なのだが……無理なようである。
 欅坂トンネルを抜けて姫路市へ。
 姫路西インターから山陽道、中国道、新御堂筋を経由、渋滞なく、夕刻前に帰阪。
 さすがに疲れた。
 専任料理人が色々並べてくれて、久しぶりに一族でちょっと一杯。うまっ。
 後期高齢者のみ、早寝させていただく。

4月20日(日) 穴蔵/長男帰浜
 薄曇り……まだ花粉黄砂か。
 昼、長男が散歩に出るというので同行。
 左岸線豊崎インター。万博会場に向かうタクシーが意外に増えた。
 佐伯祐三生家。静かである。
 冨島神社。軽く参拝。徒歩圏では数少ない藤棚(豊崎東公園のは撤去)を見る。
  *
 中津商店街。日曜というのにほとんどシャッター。
 スカイビル北の里山。地域猫(サクラ耳)2匹が食事中だった。ウチの近所みたいな嫌猫派はいないらしい。
 うめきた。北エリアで安藤忠雄展開催中。青りんごが置いてあった。
 8000歩ほどになった。
 夕食は若ごぼうの掻き揚げその他を並べてノンアル、あとタケノコごはん。
 長男は深夜に名神東名を(途中睡眠を挟んで)帰浜するという。
 出発は見送れそうにない。
 早寝。

(つづく)


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