『マッドサイエンティストの手帳』775
●マッドサイエンティスト日記(2022年3月前半)
主な事件
・穴蔵の日々(マンボウ延長)
3月1日(火) 穴蔵
目覚めれば3月であった。
曇天、昼前から雨になる。
終日穴蔵。本日も冴えない1日である。
大阪、マンボウ延長の要請をするらしい。3月27日までか。正直、これはつらい。
わたくしはお上に従順で、マンボウ・緊急事態の期間中も含めて、この2年ほど、出歩くことは散歩すら控えてきた。極力、電車にも乗らない。
いちばん困るのは播州龍野の往復である。
今年は1度だけ、1月上旬に「決死的覚悟」で行ったきり、50日ほど行ってない。
気になることあり(泥棒…とまではいわないが、近所に「実家敷地に無断で立ち入る輩」がいて)、被害届を出すには迷うが、ともかく限界である。
世間は(大阪〜姫路)普通に通勤している人たちがいるのだから、播州龍野往復で逮捕されることはないと思うが、マンボウといわれると、何か違反しているような気分になってしまうのである。
正直なところ、マンボウ延長はほとんど意味ないと思う。
効き目があるのは、わたくしのような従順な人間にだけで、唾液を飛散させつつ盛大に飲んでる連中は変わりなくやっとるからなあ。
……以上、近いうち「違反」させていただくかもしれないので、先にいい訳のみ。
3月2日(水) 穴蔵
陰、風なく穏やかなり。
朝からややこしいニュースを目にする。
左岸線の工事費が約1000億円増
要するに、
・左岸線の2期区間(海老江〜豊崎)で地盤の異常が判明、万博までの全通は困難という。
・万博期間、シャトルバスは仮設道路(トンネルではなく、その上の歩行者用道路?)を走ることになる。
・トンネルは工法を変更して、整備費1000億円増。
……というもの。
予算総額は、当初の1,162億が、途中で756億増額しているから、最終的に2,918億円になるが……そんなことはどうでもいい。
万博期間中に仮設道路(トンネルの上)をバスが走ると、その間、工期は遅れる。しかも工法再検討だから、2026年12月の完成なんて到底見込めない。
工事は延々とつづきそうで、わたくしが生きているうちの淀川散歩はもう無理だろう。
わたくしは万博なんて見に行く気は毛頭ない。淀川を眺めたいのである。嗚呼。
午後、晴れ間あり、散歩に出る。
貨物線工事現場から豊崎神社あたりまで。淀川へは行けず。
花のない季節である。公園にもぜんぜん見かけない。
3,000歩ほど歩いて帰ってきたら、ウチの玄関横の梅が見頃であった。
つい急ぎ足で出るから気づかなかったのである。
*
青い鳥ならぬ赤い花か。
3月3日(木) 穴蔵
晴れて暖なり。
穴蔵にて静かに机に向かう。たいしたことは出来ず。
一応マジメに生活しているのである。
・播州龍野が気になっていたが、相棒の某くんがクルマで往復して、実家の様子も見てくれた。
焼失はしていないようである。
・テレビで、あおり運転とかバイクの衝突とかの「衝撃映像」がよく流れるが、戦争の中継をほとんど見ないのはなぜか。
スマホは世界中に普及しているはずだが。
・半世紀近く関わってきた業界(SFにはあらず)で(ウチに似た業態の)某社が昨秋に経営破綻していたことをネットで知る。
ウチの事実上の事業終了(技術サービス部門は残してあるが)とほぼ同時期である。
破綻事由に「昨春からの新コロナ惨禍事態で…」「東南アジアでも感染が拡大し…」などとあるが、これは違うだろう。
終活の失敗例として、もう少し詳しく知りたくなる。事後の参考例だけど。
・テレビで「うめきた地下駅」(正規の駅名は「大阪」)の現状が報道公開された。
駅付近はレールの施設は終っているようだが、中津豊崎あたりはまだこれから。
新駅オープンまであと1年、急に興味が薄れてきた。完成時はさらにつまらないはず。いちばん面白い「廃墟」になるまで、数十年待たねばならぬからである。
このあたり9年前の景観がいちばんよかったものなあ。
……などと愚考しつつ、結局、終日穴蔵。
3月4日(金) 穴蔵
本日も晴れて暖なり。
穴蔵にてボケーーーーッと過ごす。
午後、少し曇ってきた。
近所を20分ほど散歩。
ウチのちょっと北側、豊崎第6架道橋あたりの線路の基礎工事が終って、いよいよレール施設の段階にきた。
(↓走行中の電車の手前にレールが施設される/つまり2.5メートルほど下に下される)
*
架道橋下の通路がまさにレールが敷かれる地表そのもの。西側(写真右側)の地下から上ってきた電車が、ここを通過して、東側の新御堂手前で、昔の高架に合流する。
新線路への切替は12月の予定だから、おそらく4〜5月にはこの通路も閉鎖されることになるだろう。
淀川方面への道はさらに遠くなる。嗚呼。
田辺青蛙『致死量の友だち』(二見書房)
田辺青蛙さんの新作長篇。
これは「怪談」ではなく、ホラーでありミステリーでもあるが……ともかく恐ろしくて、悪夢に苛まれる。
*
ひじりはクラスで酷いいじめにあっている。無視されるなんて生易しいものではない。蹴られる、弁当にゴミをふりかけ食べさせられる、汚物を舐めさせられる、カッターで傷つけられる……こんな事例が、よくぞここまでと思うくらい次々出てくる。教師は無視……どころか、「授業の邪魔」とまでいう。家庭では、父は不在がち、母は「出来が悪いから」と取り合わない。よくここまで酷い境遇が書けるものと、ただ恐ろしくなる。
そこにひそかに声をかけてくれたのが、普段は無口な長髪の美少女・夕実である。ひじりは彼女に惹かれる。彼女はクラスの誰にもわからぬように話を持ち掛けてくる。クラス全員を殺してしまおう……そこで開示される毒薬に関する議論も怖い。
そこで夕実はひじりの「覚悟のほど」を試すために、3つのテストを持ち掛ける。毒薬を盗み出す。つぎに毒薬を自分で調達する。さらに……
これらをクリアして、いよいよ実行という段階になった時、予想もしなかった事件が起きる。
ここまでて最初の1/6ほど。そして、ここまでだけでも、もう十分という以上に恐ろしいのである。
以下の展開については、惨劇といっていいのだが、ネタバレになるから書かない……というより、怖くて書けないというのが正直なところ。
お化けがでてくる怪談ではない。本質的には人間の恐ろしさである。
田辺さんには何度かお目にかかっている。気配りの細やかな優しい方である。
そんな方がここまで恐ろしい話を……というのがさらに……円城さん、無事でいてくださいよ。
3月5日(土) 穴蔵
本日も晴れて暖なり。
ほとんど穴蔵にて過ごす。たいしたことは出来ず。
外出は午後、ポーターとしてスーパーまで行き、液体重量物を運んだ程度。
たちまち夕刻。
専属料理人が「ぺらぺらのビフカツ」というのを作った。ビーフカミカツの小形とでもいうのか。
*
薄っぺらい分、ビールに合うのだとか。安ければよろしい。他に3皿。
お楽しみはこれだけだ。
3月6日(日) 穴蔵
本日も晴れて暖……と思ってたら、昼前に急に曇り、雨……10分ほどであがったが、あとは晴れたり曇ったり。
東北方向からの雲の動きが急である。
日曜で人出が多そうだから、本日も終日穴蔵でボケーーーッと過ごす。
YouTubeの傑作時代劇DAYに『大殺陣』がアップされているので30分ほど見る。「飛ばし見」できるのがありがたい。
池上金男・工藤栄一のコンビだから、「十二人の侍」よりはいいが、1年半ほど前に見た時と感想は変わらず、だな。
3月7日(月) 穴蔵
早朝晴れていたが、たちまち雲が増える。
外は寒いらしい。
終日穴蔵。
コタツで本を読んで過ごす。
……マンボウ延長だからではなく、穴蔵生活に体が慣れてしまったからである。
少しは歩かねばいかんのだが。
3月8日(火) 穴蔵/ウロウロ
晴れて暖。
一応マジメに机に向かうが……どうも集中できんなあ。
天気がいいので、午後、散歩に出る。
豊崎神社から本庄公園、中崎あたりを1時間ほど。
東公園の桜の蕾が膨らんでいる。開花まで2週間ほどか。
公園北側のタワマンが、1年で20階までのびた。28階建てだから、クレーン先端あたりまで達するか。
*
タワマンに住みたいとは思わないが、この中層の南側(だけ)は眺めがよさそうだ。
1年前は↓このように桜が満開であった。
* (2021.3.26)
気の毒なのは↑この写真右側のマンションの住人である。
今年の桜を目にすることもなく、早くも日陰住まいとなってしまった。可哀そうになあ。
3,000歩ほど歩いて帰館。また穴蔵にこもる。
この1週間ほど、テレビをほとんど見ていない。
もともとニュースとたまに映画を見るくらいが、ウクライナ関係が苦痛で、ニュースを見なくなった。
ネットでニュースを拾い読みしてたら……
・谷本盛雄(61)…北新地のクリニックで25人放火殺人…意識不明だった女性が7日死亡…26人殺人犯となった。
・末海征河(25)…5年前に19歳の女性を殺して若草山に投棄した男…やっと遺骨が発見されて殺人で起訴。
・光亮斗(20)と未成年2人…1日深夜に寝屋川で専門学校生を刺殺…7日、強盗殺人でやっと逮捕。大麻関係か?
県警府警諸君の健闘は認めるが、以下のやつらはどうなっているのか。
色々検索してみると、
・松尾留与…稲美町の放火殺人犯…は鑑定留置というから、まだまだ時間がかかりそうな。
・宮本浩志…天五のカラオケパブのママ殺人…こいつは1/25にやっと起訴されたらしいが、否認したまま。
・森本恭平…尼崎の元妻刺殺…これも1/21に起訴されたらしい。
ウクライナとオミクロンばかりで、気になるニュースはテレビでは皆目わからんと実感する。
3月9日(水) 穴蔵/ウロウロ
晴れて暖。
終日穴蔵……のつもりでいたが、外出の必要が生じて、外出。
専属料理人の体調がいまひとつで(ややこしい感染ではなく、昨日のワクチン接種の副反応)、買い物の代行である。
昼は弁当。
わたくしも料理はできないではない(10年ちょっと前は老母のためにマメに作った)し、家事分担を拒否する気もないが、ウチで料理だけは無理である。
冷蔵庫をゴソゴソするのを専属料理人が嫌がるし、調理器が多く(フライパンだけでも3,4枚重ねてある)どれを使えばいいのかわからないし、調味料やスパイスがやたら多くて、味の見当もつかない。
留守中に「ちょっと焼きソバ」なんて不可能なのである。
ということで、夜は簡単なメニューを作ってもらう。
ちょうど禁酒期間中なので、こういうもので十分。
夜…久しぶりにテレビでニュースを見ようかと思ったら、韓国の大統領選挙、大接戦で、今日中に結果がでることはなさそうである。
3月10日(木) 穴蔵
午前3時前に目が覚めてしまった。
韓国大統領選挙、午前4時頃にBSニュースが尹錫悦の当確を伝える。
僅差の大接戦だったらしいが、面白いのはここまで……つうか、この一瞬だけ。
文の投獄はまだ半年ほど先だろう。
テレビは切って、一応マジメに机に向かう(何か成果があったかは別)。
晴れて暖。
終日穴蔵……のつもりでいたが、外出の必要が生じて、外出。
専属料理人がまだ本調子でなく(熱はなく倦怠感だけらしいが)、買い物代行である。
午後、公園を斜めに抜けて翁豆腐往復。500歩ほどだけど。
時々、寄せ豆腐と木綿豆腐(これはわたくしの好み)を買いに行くだけなのに、豆腐のドーナツを貰ったりする。
正式には「大阪曽根崎翁豆腐」で、「大阪料理人御用達の老舗豆腐専門店」である。
業務用がメインだから、今はたいへんだろう。健闘を祈る。
花の少ない時期である。
帰路、西公園と市営住宅の隙間にタンポポが咲いているのに気づいた。
*
この程度のが新鮮に映るのだから困ったもの。
公園のはクローバーも含めて、市が隅から隅まで刈り取ってしまったからなあ。
播州龍野へもう2ヶ月以上行ってないから、こんな感覚になるのだろう。
3月11日(金) 穴蔵
晴れて暖。
専属料理人は復調したようである。こちらは出かける用事なし。
終日穴蔵。あれこれ読んで過ごす。
このところ毎日、本を片付けようとしているのだが、結局拾い読み(時に熟読)してしまい、1日10冊が限度である。
それも結局積み直すだけ。
高齢化で(というよりボケが進んで)、読んだはずが、忘れていることが多いからである。
嗚呼……と嘆くより、一生の楽しみが保証されていると考えるべきか。
少しは歩いた方がいいのだが、大阪の感染者、本日は4,959人。
漸減傾向とはいえ、5千人……第5波のピーク(3千人)より遥かに高い。
今人混みに出ると2年以上の辛抱がパーになりかねない。
土砂降りになって出ていく雨宿り
3月12日(土) 穴蔵/ウロウロ
晴れて暖。10時にはベランダは20℃になった。
やはり健康のためには歩かねばならぬ。
昼前、お代官様のいいつけに背いて、人の少ない道を散歩。
ジュンクドーを覗き、ヨドバシでサプライ品を購入のあと、大阪駅西へ。
うめきたの2期地区を南側から定点観測。
*
ここに来るのは去年6月以来である。
新駅オープン前だが、もうビル建設が始まっている。これはヒルトン系か阪神阪急系のホテルかな。
2024年に街びらき、2027年に完成というから、こんなスピードなのであろう。
スカイビルはもうすぐ掩蔽されてしまうだろう。だんだんつまらなくなってくる。
気になるのは、もう少し西の人骨1500体発掘現場。工事業者用の仮設建築で覆われている。ここの工事は最後の方か。
西へ歩いて西梅田一番踏切(ここは地下線路に切り替わると廃止される予定)を渡る。
*
線路に沿って西南方向に歩き、環状線福島駅北側の浄正橋踏切へ。
*
ここは地下化が完成しても残る。この区間だけは単線のまま。「はるか」や「くろしお」は、ここを通過して環状線に入る。
遥かな未来(2031年?)に「なにわ筋線」が開通すれば、大阪新駅〜中之島〜難波が地下でつながり、たぶん浄正橋踏切は廃止となるのだろう。
見たいのは新駅(地下)と浄正橋踏切(地上)の間にある「結節点」である。
どこかなんだろうけど、工事塀と高架と高速とJR施設に囲われていて、見物できる場所は見当たらない。
北へ歩き、プラザ跡へ。
西のタワマンは完成間近、手前のビル工事中。
小松左京事務所のあったあたりはもう確認できない。
スカイビル〜里山〜阪急中津と歩いて帰館。8,000歩を超えた。
午後は穴蔵にこもる。
YouTubeで『ジャコ萬と鉄』をやっているので久しぶり(58年ぶり)に見る。
感想は下記。
ジャコ萬と鉄
YouTube 【映画全編無料配信】で『ジャコ萬と鉄』(1964)を見る。
深作欣二監督、ジャコ萬は丹波哲郎、鉄は高倉健。脚本が谷口千吉と黒澤明。
リメイク作品がオリジナルを超えることはない。わたくしが見た限りではすべてそうだった。
「無法松の一生」から「十三人の刺客」まで、洋画では「恐怖の報酬」から「ウエストサイド物語」(このリメイクは見てないけど/たぶん見ないだろう)まで、全部そうだった。
「ジャコ萬」は珍しい例外作品。実はオリジナル(東宝版1949年、谷口千吉監督・三船敏郎主演)をまだ見ていないのである。脚本はともに谷口・黒澤だから、まったく同じものと思われる。
58年前、深作はすでに『白昼の無頼漢』『誇り高き挑戦』を撮っていて、すごい上昇期だった。
特に面白いと思ったのが2ヶ所。斧で木の根を掘り起こす場面、これは『シェーン』がヒントになったのではないか。もうひとつはラストシーン、港に健さんが降りていく背中を同サイズで追って、前方の船がズームアップされていくのに感心した。今回もやはり同じ場面が印象に残った。
……とここまで書いて、リメイク作品を見たのに、オリジナル未見をもう1本思い出した。
『どぶろくの辰』である。見たのは1962年の東宝作品(稲垣浩・三船敏郎)。
アクションものとして面白かったが、飯場で死んだインテリ(土屋嘉男)の身元を調べずに遺品を焼くシーンが印象的だった。これに似たな場面が『ジャコ萬と鉄』にも出てきたので思い出したのである(ジャコ萬では江原真二郎)。
「どぶろく」のオリジナルは1949年東宝で、田坂具隆監督・辰巳柳太郎主演、これも見ていない。
整理すると、
1949年6月 田坂『どぶろくの辰』(辰巳)
1949年7月 谷口『ジャコ萬と鉄』(三船)
1962年4月 稲垣『どぶろくの辰』(三船)
1964年2月 深作『ジャコ萬と鉄』(高倉)
「ジャコ萬」のDVDはあるが、「どぶろく」オリジナルはむつかしそうだ。シナリオを探してみるか。
ただ、リメイク版を先に見て、オリジナルが後というのは、わたくしの場合前例がないので、ちと迷うところだ。
と、類似場面をあげつらっているが、ケチをつけているわけではない。
岡本喜八の愚連隊シリーズには西部劇へのオマージュが色々(はっきりわかるように)出てくる。深作欣二の『白昼の無頼漢』にも「深夜+1」の殺し屋ランキングが出てきたり、ラストの紙幣乱舞は「現金に体を張れ」だろう。こんなのを探すのも大きな楽しみであった。
3月13日(日) 穴蔵
晴れて暖……と、このところこればっかり。
定刻午前4時に起床、室温20℃、外は14℃(一瞬見間違いかと思った)である。10時には20℃を超えた。
春と判断していいような。
日曜で人出も多いであろう。終日穴蔵。外出はポスト往復のみ。
花のない時期、集合住宅玄関脇の梅が満開であった。
*
桜の開花まで10日ほど。
今年も30年以上つづいた花見会は中止の連絡あり、寂しいことだが、いたし方あるまい。
もう程さんの料理は食べられないことだし……
3月14日(月) 穴蔵/ウロウロ
早寝したら午前2時に目が覚めてしまった。
寒くないので机に向かってたら、2時半ころに激しい雷雨。落ち着かぬことである。
午前4時頃に傘さしてゴミ出し(唯一の家事分担である)。
あとは穴蔵で過ごす。
テレビニュースはウクライナばかりで、極力見ないようにしているが、食事の時など、しかたない場合もある。
ウクライナ報道を見ていてつらいのは「共感疲労」だというネット記事あり。
相手のつらさへの「共感」が不安や苦痛、情緒的混乱を招く。看護職などにみられる症状というが……それだと、わたくしの場合は共感疲労ではないと思う。
時差7時間がもたらす報道の混乱、それと、こちらのイラチのせいだろう。むろん無関心なわけではない。
昼頃から晴れてきたので、午後、散歩に出る。
人の少ない北方向、久しぶりに新淀川大橋に上がる。
うちの近所で淀川の川面が眺められるのはここだけになった。
* *
左岸東側は、トランクルームだったビルが取り壊されて、豊崎ICの工事が本格化。
ここに豊崎換気塔と、新御堂筋を新大阪方面から来たシャトルバスが左岸線に入るループが作られる予定だが、万博に間に合うのかなあ。
ま、知ったことじゃないけど。
歩道を右岸まで歩いて引き返す。5,000歩を超えた。
3月15日(火) 穴蔵
早寝したら午前2時に目が覚めてしまった。
寒くないので机に向かってたら、2時45分に激しい雨。落ち着かぬことである。
……と、昨日とまるで同じパターン。気温は2時に室温21℃、ベランダは18℃で、こうなると着替える必要もなし。
昼間は晴れて暖。
終日穴蔵。たいして生産的な仕事はできず。
これではいかんので、午後、散歩に出る。公園であくびした程度だが。
*
桜の蕾、開花が近いのであった。
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