『マッドサイエンティストの手帳』643

●マッドサイエンティスト日記(2016年12月前半)


主な事件
 ・ライブ@DISH(4日)
 ・シンギュラリティ・サロン(10日)
 ・創サポ講義(10日)
 ・七回忌(11日)


12月1日(木) 穴蔵/ウロウロ
 もう師走なのであった。
 どんよりした空を眺めつつ、穴蔵にて本を読んで過ごす。
 昼、中崎町経由、天五まで歩く。
 玉一にて焼肉定食。
 体が野菜を欲しているのである。サラダ・ナムル・焼き野菜・スープにもやしどっさりと、野菜が多いのがいい。
 水分補給も怠りなし。
 ぶらぶら歩いて、13:30頃に帰館。
 あとはボケーーーーッとタドコロ状態で過ごす。
 夕刻、専属料理人から、夜遅く帰館するとメール。
 楽しき独居生活は本日で終わり。最後のコンビニ・メニューで軽くビール。
 早寝するのである。

12月2日(金) 穴蔵
 晴れた空。小春日和のようである。外出しないので、外の気温は実感できない。
 午前中、すこしはまじめに机に向かうのであった。
 午後は雑排水管洗浄工事があるため、待機しておらねばならぬ。
 断続的にテレビを見るが……ここ数日のオリンピック会場に関する報道は何であろうか。
 見るのも聞くのも嫌ですぐ切るから、よくわからんが、会場の設定だけで今からこの騒ぎ。
 リオ五輪がやっと終わって、あと4年は静かに過ごせると思ってたのによ。
 4年後には、ひと月ほど播州龍野の実家におれば、五輪騒ぎは通過してると思ってたのによ。
 こんな騒ぎがこの後4年も続くのであろうか。
 そもそも、わが最大の関心事、梅田貨物線の地下化工事、この総事業費が540億円といわれている。利用者数はボート・カヌーの競技人口の比ではなかろう。つまらん競技の会場に貨物線地下化と同桁の金をかけることはないぜ。
 今らかでも遅くない、東京五輪は返上できないものであろうか。
 ともかくおれはオリンピックなど見ず、静かに過ごしたいのである。
 などと思い悩むうち、雑排水管洗浄工事は15分ほどで終了。
 あとはタドコロ状態で過ごす。
 夜、専属料理人に色々並べてもらって晩酌。
  *
 イカと鰺の刺身、白身フライ、黒はんの焼いたん、サラダなどで、つまらんメニューだが、コンビニメニューよりは遙かによろしく、ビール、湯割り、たくさん飲んでしまった。
 寝る。

12月3日(土) 穴蔵/ウロウロ
 早寝したら午前3時に目が覚める。
 朝まで宮内悠介『月と太陽の盤』(光文社)を読む。またも新境地である。感想は別途。
 6時に起きて、普通の生活パターンに戻す。
 ニュース、まだ五輪会場がなんたらとかやっとる。
 五輪返上できぬものか。
 オリンピックで一番人気があるのはマラソンだろ。ありゃ普通の道を走っていて、観客席なんかない。ボートとかカヌーとかも、そこらの川でやり、堤防から見物すればいいだろうに。オモテナシが必要ならタコヤキの屋台でも出せばいいんだよ。
 東京が五輪なら、大阪は万博誘致とか騒ぎだしとる。テーマが「人類の健康・長寿への挑戦」……歌やんやないけど、笑ろてしまいますな。ボケ老人が長生きしすぎて困ってるのが人類のホンネというのによ。
 終日穴蔵。
 本日は快晴で「行楽日和」というが、わしゃ気分は梅雨空である。
 しかし長寿に挑戦するためには、少しは歩かねばならぬ。
 夕刻に近い午後、梅田はやめて、人の少なそうな淀川堤を長柄橋方向へ。
  *
 毛馬近くまで歩き、天八のスーパーで安ワインを買って帰館。5,379歩。
 夜は専属料理人に鯛のカルパッチョ、初冬パスタなど作ってもらって一杯。
 早寝するのである。

12月4日(日) ライブ@DISH
 晴れた空。
 昼前に出て心斎橋へ。
 鰻谷の「DISH」という小さなイタリアンの店でランチコンサート。
 河合良一カルテット。川合純一(bj)石野恵美子(p)村橋健(b)
 特別ゲストがイギリスから来日のジョン・リチャードソン(p)、島之内で演奏したのが4年前だから、月日の経つのは早いなあ。
  *
 河合さんとリチャードソンのデュオがいい。リチャードソンはクラシックの素養なしでイギリスからニューオリンズに渡ってピアノ修業した、ある意味で純粋NO培養ピアニスト、しかし、モダンな感覚もあり、ソロではビートルズ・ナンバーを演奏したり、ユニークである。
 河合さんとゴスペルやルイス・ナンバーを演っても、河合さんのクラがいつもとは別物になるのが面白い。
 遠く蓼科から参加の小中セツ子さん(「ジョージ・ルイス」などの訳者である)と同テーブル。色々と話しつつ15時半まで。
 料理はいまひとつだけどね。
 終われば、外は雨。
 傘はないけど、クレスタの地下まで50メートル、地下鉄中津からウチまでは100メートルで、どしゃ降りでなければ、傘はいらないのである。
 シャワー。
 夜は和風メニューでビール、湯割り。
 さあ、NHKで戦艦武蔵の特番を見るか。

12月5日(月) 穴蔵
 午前、穴蔵にて待機。
 10時頃からエアコンの取付工事。前のは16年間使い、移設するほどではなかったのである。
 1時間ほどで終了、試運転を行う。
 16年間の進化は恐ろしいものであるなあ。4個のセンサー(カメラ)が室内を監視して6枚の風向板を制御するのである。取説には「撮影機能はありません」と注記してある。
 本日は暖かく、まだありがたみは感じないが、穴蔵に閉じこもる日がさらに増えそうな。
 ということで、終日穴蔵。中津郵便局往復しただけ。
・ニュース雑感。
 博多のタクシー暴走事件。
 64歳の運ちゃんは浜口公園の便所で用を足した後、萬四郎通りを一直線に走って、原三信病院のラウンジに突入した。
 「公園の便所での用足し」と「暴走」に因果関係はあるのだろうか。
 この便所には既視感がある。
 近所の豊崎西公園西南角の便所によく似ているのである。
  *
 「ニャロメの木」の下にある「その便所」はタクの運ちゃんに人気があり、左側の道に便所利用のタクシーが停まることが多い。3台ほど並ぶこともある。
 浜口公園は大博通りに1本裏、こちらは城北公園通りの脇道で、立地も似ている。
 こちらで用足し後に暴走すれば、一直線に進んでおなじみ「豊崎第6架道橋」をくぐり抜けるが、その前に分離帯に衝突するだろう。それを避けるためにハンドルをわずか左に切ればホカ弁屋に突入である。そばにポストがあり、よく利用する。信号待ちでホカ弁屋の前にボケーーーーツと立っていることがある。用足し後の運ちゃんには気をつけねばならぬ。
 これは便所SFになるかな……などと愚考していたら、高井信ちゃんからSFハガジン別冊第3号が届いた。
 西秋生さんと安田五郎さんの追悼号で、あの伝説のショートショート「その便所」が収録されているではないか。類は便所を呼ぶ。

12月6日(火) 穴蔵
 終日穴蔵。
 エアコンは稼働させないが、室温21℃で、厚着しておれば居心地よく、出歩く気分にならない。
 資料を読んで過ごす。
 たちまち夕刻。
  *
 夜のメインはポテトとミンチのグラタン……といったら、専属料理人のいうに、材料が微妙に異なり、フランス語でなんたらかんたらという名称らしい。
 まあ、これはこれで結構な。理由ありワインを少しばかり……のつもりが、結構飲んでしまった。
 資料読みつつ、早寝する……つもり。

12月7日(水) 穴蔵/ウロウロ
 定刻午前4時に起きる。朝は冷え込むという予報だったが、午前5時、室温19℃、ベランダ8℃で、それほどでもなし。
 エアコン稼働させることもなく、穴蔵にて粛々と雑事。
 某府税事務所へ出向く用事が生じて、昼前に南森町の事務所へ出頭する。
 時々通る場所だが、こんな事務所には気づかなかった。「府税」というのはあまり払わないのだな。むろん払いたくもなし。
 某書類の提出のみ。
 あと、天二の交差点から天神橋筋商店街をぶらぶらと北上する。
 天満駅を過ぎたあたり。
 厄払いに昼ビールでもと思ったが、某カウンター店(ここの店名は明かさないが、天満周辺に詳しい人ならすぐわかるはず)は休みであった。
 すぐ近くの七福神(カレーもある方の店)で「レディース・セット」を食す。
  *
 ええおっさんがレディース・セットでもないのだが、串カツと小カレーのセットで、注文可。
 特別に好きなメニューでもないが、ここは生ビールが「1杯目100円」なのである。1杯だけなら、ランチメニューとしてはなかなかよろしい。
 中崎町をうろうろして14時過ぎに帰館。6,921歩となった。

12月8日(木) 穴蔵
 早寝したら午前2時頃に目が覚めた。
 なぜか関テレで『第九地区』をやっている。年末だから「第九」と勘違いして放映してるのかな。
 30分ほど見るが……うーん、夜更かししてる人にはいいかもしれんが、おれとしては、早朝から見る映画ではないな。
 まあ5年ほど前に見てることだし。
 二度寝。6時に起きる。
 晴。終日穴蔵にて雑事あれこれ。たちまち夕刻となった。
 書くことないので、晩酌をグルメレポート風に。
 専属料理人がイタリアン風(なのであろう)を並べる。
 ブロッコリと自家製ピクルス。体のため、ありがたくいただく。
  *
 ローストビーフのサラダでビール。うまっ。
  *
 メインは鶏の煮込み。大豆使用は和風にしたからとか。まあまあ。
  *
 理由ありワインを少しばかり。うまっ。
 専属料理人は白の方が合うのだとかいうが、おれはどちらかといえば赤の方がよろしい。
 近所のカンテのフランスパン。うまっ。
 まあ、うちで標準的メニューであった。
 早寝するのである。

12月9日(金) 穴蔵
 終日穴蔵。
 資料を読みメモをとって過ごす。
 夕刻に近い午後、朴弾劾……中継を見るが、16時、投票後の集計中で途切れてしまった。
 あほらしくなり、中津郵便局往復、帰ってきたら弾劾可決されていた。
 またしばらく騒がしいことであるなあ。

12月10日(土) シンギュラリティ・サロン/創サポ講義
 昼過ぎに出て、グラフロのナレッジ・キャピタルへ。
 松田卓也先生主宰の「シンギュラリティ・サロン」に行く。
 2年ほど前から開催されているこのサロン、2ヵ月前まで知らなかったのである。迂闊であった。
 過去のレポートを読むと、たいへんな議論が展開されていたのである。
 本日は塚本昌彦先生による『ポケモンGOからシン・ギュラリティへ』。
 塚本先生は著書『 』で16年前にポケモンGO状況を驚くべき精度で予見されていて、それをベースに今後の展開を語られる。
 GU生命体がフィジカル……  じつは、この世界、35年ほど前から夢想している作品(何人かにプロットをお見せしたとこがある)……情報化社会が行き着く原始アニミズムの世界というのに重なる気がするのである。
 ゲストに、さかき漣さん。『エクサスケールの少女』(徳間書店)の作者で、これは初の「シンギュラリティSF」ともいえる注目作である。
 松田・塚本・さかき3氏の鼎談もあり、まことに刺激的な会であった。
 夕刻、天満橋のエルおおさかへ。
 創サポ講義。
 問題作2篇。ともに時代小説で、まったく対照的な作品。おれが適任なのか迷うところだが……。
・有名な合戦で、すでに多くの作品で書かれている人物を主人公とする短編。こうなると、新学説か新解釈か人物像を大きく変えるかが勝負だが、忠誠心が少しずつ出世欲に変化して、それが「作戦」に影響していくという切り口が面白い。
・もう1篇は、無名ではないがあまり書かれていない戯作者の生涯を描く長編。評伝的に書くか物語としての構成を優先させるかが難しいところだが、作者は(さらに無名の)長男かに見た父親像という視点を選ぶ。おれは面白いと思うが、評価は別れるかもしれない。
 21時過ぎに帰館。遅めの晩酌。
 本日は刺激が多すぎて、ちょっと疲れた。
 明日から播州龍野行き、早寝するのである。

12月11日(日) 大阪→姫路→播州龍野
 午前8時前に出て、専属料理人と新快速で姫路に移動する。
 リュック背負ったご老人多し。播州赤穂からさらに日生へ向かうご一行らしい。眉村さんの聖地巡礼であろうか。
 こちらは姫路で降り、大手前公園を抜けて姫路城の東側へ。
  *
 昔、6年間、通い慣れたる道である。
 わが家の家族(母を除く全員)が通った学校のネキにある施設でセレモニー。
 近親者10名ほどが集合。
 亡母の七回忌である。
 あと、南東方向へ10分ほど歩き、商工会議所にあるレストラン「清交倶楽部」でささやかな会席。
 なかなか結構な。福亭で修業した板はんがいてはるとか。あくまでも噂ですが。
 ここから少し東へ歩けば米朝師匠の「生家」があるのだが、昼ビールとワインでしんどくなり、本日の聖地巡礼は見合わせる。
 姫路駅までゾロゾロ歩き、適当に解散。
 おれのみ姫新線で本竜野へ。
 まねき食品の弁当を買って実家へ。
 昼間に飲んだので、クルマは使用できず、買い物に行くのが面倒なのである。
 (播州龍野のクルマは維持が面倒で放棄しようか迷うが、なければ困るのも確かだなあ)
 実家の居間、室温9度。
 ストーブ点火、コタツにもぐり、幕の内で龍力を一杯。
 早寝するのである。

12月12日(月) 播州龍野→大阪
 午前2時に目が覚めた。
 6時間ほど熟睡だから、自然な目覚めなのであろう。
 ベッドの中で朝まで眉村卓『終幕のゆくえ』(双葉文庫)を読む。早朝から読むのがいいのかどうか、たいへんな老人小説集である。
 7時に起床し、活動開始。
 陋屋内の片づけ。大掃除は面倒だから来年以降に送る。
 タイムマシン格納庫にて相棒の某くんと打ち合わせ。中国関係、貨物の移動について連絡が途絶えたまま、年を越すのかどうか不明。困ったものだ。
 金融機関回り。
 龍野東端の自動車会社へ。クルマ(本年度は500キロ未満)について迷うが、結局保険はあと1年延長する。
 龍野公園に寄ってみるが、紅葉は終わりである。聚遠亭の裏庭、黒っぽい貧相な枯葉寸前の木ばかり、ざんないものである。
  *
 昼、飛行機雲がやたら多い。7、8本あり、機体が4機確認できる。
 龍野上空、こんなに過密だったかなあ。
 午後の電車で帰阪。

12月13日(火) 穴蔵
 朝から雨が降り続く。
 出歩く気分にならず、終日穴蔵にて、特に生産的な成果はあげられぬまま過ごす。
 いかんなあ。
 午後、某紙から『日本沈没』の頃の小松師匠について取材を受ける。
 60年代後半から70年代初めの小松さんの「活動」を目撃した人も少なくなってきたのだなあ。
 外は9℃と寒い日である。
 夜はキムチ鍋で湯割り。
・ニュース雑感。
 新今宮ホームの女性突き落とし犯・裴晃大の「(突き落としてない)力を込めて触ったら転落した」は名文句であるなあ。おれも電車内などで過剰に元気な坊ちゃんが活動してはったら「力を込めて撫でてあげる」ことにしよう。

12月14日(水) 穴蔵/おでんツンツン男を刑務所へ/某工事現場見物
 本日も午前3時前に目覚める。朝まで読書。生活パターンが1時間早くなったような。これはこれでよかろう。
 自宅にての朝食時、テレビで、アホがコンビニのおでんを「ツンツン」する動画というのを見てしまった。
 ネット見たら、「犯人」は名古屋の豊嶋**という男。被害を受けたのは「名古屋*****」のKマートということであろうか。
 おれは専属料理人の不在時に2度ほど近所のセブンイレブンでおでんを買ったことがある。
 気持ち悪くて、もう(残り少ない)一生、コンビニでおでんを買うことはあるまい。セブンイレブンへ行くこともない。少し近いミニストップで用が足りるからである。
 考えてみると、コンビニの「むき出し食品」はおでんだけではないか。
 鼻くそほじった男の指が突っく可能性のある食品を並べないことだ。コンビニでむきだし陳列の食品は買わない。
 気の毒だが、被害者は全国の「おでんを置いてるコンビニ全店」だな。
 一罰百戒、ともかくKマートは豊嶋**という男を訴えて刑務所にぶち込むべし。それやらないと、日本は中国みたいになるぜ。
 などと愚考しつつ、穴蔵にてボケーーーーーッとタドコロ状態で過ごす。
 タドコロと豊嶋、いい勝負か。
 午後、近所の集合住宅で耐震補強工事が進行中で、その見学会があり、見物に行く。
 外観にほとんど影響せず、低層階のポイント補強で大きな耐震効果が得られるという。
 検討に値するが、もう少し調べる必要がありそうな。
 北風強く、キンタマが波動関数の収縮を起こしてしまった。
 帰館後、風呂で暖めてキンタマを2個に戻してから晩酌。
 イタリアン系メニューで理由ありワインを少しばかり。
 早寝するのである。

※おおっ、コンビニのおでんつつき犯・常滑市大曽町5丁目の無職・豊島悠輔(28)は愛知県警に器物損壊と威力業務妨害の疑いで逮捕されている。被害を受けたのは常滑市のサークルKであったのか。詳報が待たれる。(12月15日朝)

12月15日(木) 穴蔵/常滑のツンツン男/岡崎の内田修先生
 定刻午前4時に起きる。ネットで「おでんツンツン男」逮捕を知る。
 豊島悠輔は常滑市在住らしい。一度行ってみたい町だ。
 おれはボンサラ時代(70年代末からの4、5年)、愛知県半田市へは2、30回出張している。織布工場が多く、現地の代理店の男が抜群に優秀で、多くのタイムマシン設置工事をまとめてくれた。
 いつも早朝に大阪を出て、名古屋から名鉄河和線の特急に乗り、半田に9時前に着き、夕刻に同じコースを引き返すパターンだった。
 半田市周辺はよく知っているが、知多半島の伊勢湾側には行ったことがない。常滑市には(そのユニークな市名もあって)一度行ってみたいと思っていた。
 春になったら、サークルK見物も兼ねて行ってみようかな。豊島悠輔の住居近くの「味覚の道」という街道(広域農道というらしいが)も面白そうではないか。
 愛知には、豊島悠輔とは正反対の人格者がおられた。
 ドクタージャズ・内田修先生の訃報をちょっと遅れて知る。
 12月11日、肺炎で亡くなられたらしい。87歳。本当に立派な人生だったと思う。ラブリーで森山威男ライブをカブリツキで聴いているとき、振り向けば後列に内田先生の笑顔があった。
 内田コレンションを見に、岡崎へは何度か行っている。
 名鉄沿線、また行ってみたいところが増えた。
 終日穴蔵。
 『ジャズが若かったころ』を再読する。


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