『マッドサイエンティストの手帳』465

●マッドサイエンティスト日記(2009年11月前半)


主な事件
 ・九州行き(2日)
 ・渋谷毅+立花泰彦(6日)
 ・Sunday@Jazz Club(8日)


11月1日(日) 穴蔵/火事場見物
 本日も定刻午前4時に気分良く目が覚めた。
 復調である。桂復朝……ってのはいないか。
 朝刊によれば、昨日、天五のガード下の焼肉屋「とみや」の火事で環状線が73本運休したという。
 JR天満の西側で、よく通る場所……それどころか、40年近く前からなじみの場所ではないか。
 こんなニュースを見ると野次馬としてはじっとしてられない。
 現場を見に行こうと、昼前に自転車で出かける。
 
 おお、片づけに大わらわのようである。
 この「とみや」はなじみの店ではない。
 「とみや」のすぐ南側に小さい焼肉屋があった。カウンターのみ10人ほど、大将ひとりで切り盛りしていた。ともかく安くて、タレが抜群に旨くて、72年頃から、焼肉といえばここだった。
 つまり「とみや」の南側の店が気に入っていたのである。
 その店名がどうしても思い出せない。
 老化である。
 その店が閉店してからは、天五で焼肉なら「玉一」の方になった。
 「とみや」も悪い店ではないと思う。がんばって再建してほしい。行かないけど。
 ということで「大一そば」で天ぷらうどんとジャンボいなりの昼飯。
 帰路……午前中快晴だったのが、昼頃に曇り、急に雨となった。
 ビショビショ……ではないけど、相当濡れてしまった。
 火事見舞いでなく野次馬として見物に行った天罰か。
 シャワーを浴びてバジャマに着替える。
 あとは穴蔵にて粛々と雑事にいそしむ。

11月2日(月) 穴蔵/ウロウロ/九州行き
 定刻4時に起床。
 終日穴蔵……といきたいが、休日の合間で月初、諸々の処理事項があって、昼前後、市内をウロウロ。
 青空書房にも寄る。
 86歳の坂本さんが何を思ったかブログ青空書房の青空を始めたので驚いたのだが、「私は携帯も使えまへんねん」
 どうやら入力はサポーターがいてはるらしい。
 それでも86歳のブロガーは(史上最高齢の108歳には及ばないけど)珍しい。
 午後、風が強くなり、自転車ではちと危ない。急に寒くなった。
 穴蔵に逃げ帰る。
 夕刻、歩いて梅田へ。
 ちょっと訳あって、「落語のごらく」の作者・橋本喬木さんと会い、「酒蔵九州」へ。
 
 阪急梅田・茶屋町口を西に出てすぐの路地にある小料理屋。
 ここはボンクラ・サラリーマン時代から毎日のように通っているのに、今まで気づかなかった。
 橋本さんが「落語のごらく」の中の一篇として紹介していたので気づいたのである。
 なんと「熱烈歓迎! SF作家・堀晃先生、三題噺作家・橋本喬木先生」の貼り紙。びっくりするなあ。
 カウンターのみ、10人も入れないような店で、なんとも騒がしい「大阪のおばちゃん」が切り盛りしている。「九州」とは前マスターが九州出身だったかららしい。
 カウンターに大皿の「家庭料理」がずらり。これを勝手に取る「バイキング方式」である。
 で、ビールで乾杯……の寸前に電話。
 某くんから。「富士通コンコード・ジャズ・フェスティバル2009のチケットが1枚余った。行ってくれへんか」
 んな、殺生な!
 なんとシンフォニーホールで18時30分から。まさに開演時間である。シンフォニーまでなら小走りで10分ほどの場所、ケン・ペプロフスキーが来ているのだが、これは断念せざるをえない。
 ということで、刺身、煮物、揚げ物などでビール、黒糖焼酎「朝日」。
 最後に特製の「なべ焼きうどん」が出てきたが、これは常連の某氏がわざわざ作ってくれたもので、メニューにはない。
 気がつけばずいぶん飲んでしまった。
 千鳥足で帰館。

11月3日(火) 穴蔵
 定刻4時に目が覚める。
 朝6時、「自宅」へ朝刊・朝食のために、だらしなき姿にて移動。
 晴れて風冷に雀の鳴く声頻(しきり)なり。
 終日穴蔵にて本を読んで過ごす。

11月4日(水) 穴蔵/ウロウロ
 天気晴朗なけど気乗りせず。
 朝から穴蔵にてボケーーーーッと過ごす。
 鬱ではなく、単に仕事をサボりたい気分である。
 天気がいいから昼前から自転車で出かけることにする。昨日は動いてないしね。
 北ヤードから西回りで、梅田界隈の工事状況を見て回る。
 工事中の大阪駅を眺め、中央郵便局から、桜橋。「Walty」「J.J.」「ジュンク堂」を覗く。
 梅田新道を東へ。
 御堂筋から阪急デパートを見る。
  *
 御堂筋北端は今後何十年(おれの生きている間)はこの眺めになるのだろうが、デザインも色も今ひとつ気に入らないなあ。
 対峙する南端の高島屋はまだ工事中だから、イメージがまだ固まらないが、いずれは南北で派手な市街戦をやらせてみたい。
 もう体力がないから、戦闘をメインに書くのは無理だが、阪急デパートが無惨に崩れて廃墟になった世界はぜひとも見たいものだ。
 ……などと夢想しつつ、南森町から天満宮へ。
 休日明けで天満宮は閑散としているが、繁盛亭の前にはえらい行列。整理券を持って入場待ちらしい。たいしたものだ。
 パワーアップしようと、近くの韓国料理店「慶州」で焼肉定食……悲惨の一言。嗚呼。
 オモテのメニュー写真と実物の落差がこんなに大きいのに巡り会ったのは30年ぶりではないか。
 元気な時の西回りコースだと、ここから大川左岸(桜宮側)を毛馬閘門まで走るのだが、ランチに落胆して意気消沈、梅田経由で穴蔵に戻る。
 あとは寝そべって、本を読んで過ごす。
 夜は湯豆腐・サンマ・アバラと大根の煮込みといった地味なメニューでビール少し。
 早寝するのである。

11月5日(木) 穴蔵
 終日穴蔵。
 気持ちを入れ替えて、少しは仕事もするのであった。いと少なしを。
 ややこしい事件が重なるなあ。
 鳥取で睡眠薬で3人を殺人?
 木嶋佳苗に較べると単純か、あるいは主犯級のヒモがいるか。解決は千葉よりも鳥取の方が早そうな予感。
 一方で、自殺死体が発見できないままと思ってた一橋達也が、整形して逃亡中。
 「逃げまくり型」と「開き直り型」の同時進行は、テレビのワイドショー諸君にとっては干天の慈雨であろうなあ。
 鳥取のホステスの顔(そこそこの美人と予想する)を楽しみにしつつ早寝するのである。
 可哀想に、ゴジラ松井のMVPなんてかすんでしまうよなあ。

11月6日(金) 穴蔵/元町/渋谷毅+立花泰彦
 終日穴蔵。
 少しは仕事もするのであった。いと少なしを。
 夕刻に這い出て、阪急で神戸に向かう。
 早めに出て、長田の「鉄人28号」を見ようかと思ったが、午後5時にはもう暗く、ライトアップしているかどうか未確認なので、後日とする。
 ライブハウスに向かう途中、軽くビール。
 元町付近では「穴門」の「金時」がいいのだが、ここはテーブル席で、混んだ時間にひとりでは入りにくい。
 少し西に歩くと、この通りが立ち呑み屋密集地帯であることに気づいた。
 
 元町商店街の北側の通り、元町駅の南側。
 ホルモンや串カツなど10軒ほどある。
 このような場合、迷うことはない。いちばん混んでいる店にする。
 「高千穂」でホルモン炒め250円と串カツ3本250円でビール。なかなか。
 さらに西へ少し歩いて、19時過ぎに「JUST IN TIME」へ。
 渋谷毅+立花泰彦のライブである。
 渋谷さんを聴くのは、アケタの店で4年前以来、立花さんにいたっては、阪神大震災の前に西宮の竹中酒店(だったと思う)で聴いて以来ではないかな。
 
 1ステージがそれぞれのソロ、2ステージがデュオ。曲名の紹介もオリジナル以外はほとんどなしという構成。モンクやエリントンのスタンダード中心に22時まで。
 いい雰囲気であった。
 余談ながら、「JUST IN TIME」のマスターの「暗さ」はたまらんなあ。この暗さはちょっとの年季で出せる雰囲気ではない。ぜひご一見を。
 ということで、帰路、電車の中で読んだ夕刊紙の記事に仰天。
 「鳥取の疑惑の睡眠薬連続死事件」について、昨日「ホステスだからそこそこの美人だろう」と予想したのだが、ゲンダイの記事によれば、とんでもない間違いであった。
 35歳にして子供が5人、ヒモらいしのも含めて、8畳一間に7人暮らし? しかも、背が低く、デブ、ブス、なにしろ「ジャヴァ・ザ・ハットそっくり」というのである。
 最大の謎は、そんなホステスのいるスナックになぜ客が入ったのか、ということになるなあ。
 悪夢にうなされそうな。

11月7日(土) 穴蔵/西中島〜新大阪
 本日も快晴である。
 午前中は穴蔵にて仕事以外の雑作業……CDや本の整理など。
 午後、専属料理人が新大阪にあるホームセンターへ行くというので、おれは自転車で行くことにする。
 十三大橋を渡り、淀川堤防を西中島南方方面へ。
 淀川を隔てた対岸(北側)で、30年前まで5年ほど住んでいた場所。
 河川敷公園は整備されておらず、ただの原っぱだった。
 よく散歩に来た河岸あたりには、ホームレス氏の立派な邸宅が立てられている。
  
 薪が積み上げられていて、冬の備えも怠りなしか。
 川面に面したデッキチェアの横には、流木に天狗の面をつけたオブジェが飾ってあって、なかなかのセンスである。
 番犬2匹放し飼い。
 今日みたいな小春日和に梅田を眺めて過ごすのは気分良さそうだ。家の主は不在のようだけど。
 西中島の昔の住居周辺を見学してから、新大阪のホームセンターへ。
 専属料理人の買った植木鉢用の土など5キロほどを自転車に積んで、柴島浄水場のネキを通過、長柄橋を渡って豊崎に戻る。
 要するにポーター役なのである。
 あれこれ2時間半、いい運動になった。
 ということで、夜は鉄板焼きでビール。
 いい気分になったところで西岡研介『襲撃 中田カウスの1000日戦争』(朝日新聞出版)を読み始める。感想は読後に。

11月8日(日) 穴蔵/Sunday@Jazz Club
 本日も好天なり。
 早朝から粛々と雑用。
 昼前に神戸からトンボちゃんがやってきた。ジャズ音源の「情報交換」のためである。
 天五までぶらぶら歩いて、寿司屋で軽く一杯。
 あと、いっしょにSunday at Jazz Clubの例会へ行く。
 本日のメインテーマはブルーノート傑作選。これは広いテーマである。今後も何回か行われる予定。稀覯盤のジャケット(実物)紹介も。
 
 トンボちゃんに紹介曲のうちどれくらい持ってるねんと訊いたら「全部持っている」といったが、「あ、ボビー・ハッチャーソンのは持ってない」とか。たいしたものだ。
 いや、こんな人がゾロゾロいるから、この世界は恐ろしい。
 おれは一杯飲みながら機嫌よく聴けたらいい派だもんね。
 ということで17時まで。
 帰館。
 軽くビール、湯割りを飲んで早寝するのである。

11月9日(月) 穴蔵
 終日穴蔵。あまり仕事はしないのであった。いかんなあ。
 夕刻、自転車でハチ往復。ジャズ音源の「情報交換」のためである。こればっかり。
 ちょうど10年前にあるコンテストで佳作に選んだSさんから、ある文学賞の新人賞(長篇エンターテインメント)を受賞したとの連絡をいただく。
 短い作品では色々なところで才気を発揮していた人である。
 もっと長い作品で勝負してほしいと思っていたのだが、なによりである。
 刊行時点で詳しく紹介することにしたい。
 ちょっと嬉しくなって、夜は盛大にビール。
 おれも少しは仕事しなきゃなあ。

11月10日(火) 穴蔵/岡本太郎・市原達也・森繁
 終日穴蔵。
 ニュースの多い日である。
●自宅で遅めの朝食とりつつテレビを見ていたら、“いい夫婦の日”がらみで「放送作家の鈴木おさむと、森三中の大島美幸夫妻がパートナー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた」という。
 鈴木おさむ氏がコラムで「女房は岡本太郎そっくり」と書いていたので気になっていたのだが、初めてその夫人を見た。なるほど似ている。太郎ちゃんの隠し子か?
 ま、どうでもよろしいが。
 昼は近所の「情熱うどん 讃州」でカレーうどんランチ800円。
 うまいのだが、これがもたれるようになってきた。老化である。
 日本橋の部品屋へ行くつもりだったが、天気が下り坂なのと、満腹で面倒になった。
 日本橋界隈に行けば、ひょっとしたら市橋達也が歩いているかも……つまり、木は森に隠せ、ね……と想像していたのである。
 午後は穴蔵にて寝そべって雑読。
 19時過ぎから自宅で晩酌。
 動かなかったから、腹も減らず、あまり食欲なし。湯割りチビチビ。
●と、19時30分にニュース番組にテロップ。大阪で市橋達也の身柄確保という。
 住之江のフェリーのりばで発見されたらしい。
 フェリーだったか。1000万、儲けそこねた。大阪にいるなら日本橋と思ったがなあ。
 湯割り追加してニュースを見ていたら、またテロップ。
●森繁久弥死去という。
 ニュースが色々と重なるなあ。
 黄海では北朝鮮船と韓国船の銃撃戦があったらしいが……どうなったのか。
 20時45分から犬あっち行けー((c)Paulゐのうへさん)のニュースを見る。
 市橋を載せたクルマが21時前に住之江署を出たという。新大阪へ向かい、新幹線で千葉へ移送というが、間に合うのか……と、21時10〜13分にサイレンが響いてくる。
 テレビの音かと思ったら、窓の外からである。どうやら新御堂筋(100メートル東)を市橋移送中らしい。
 21:20の最終「のぞみ」ならギリギリ間に合う時間だが。
 国民の興味は「整形後の顔」である。新幹線からの中継があるかなあ。
 と、21時40分に新大阪ホームの映像が流れる。黒い布をかぶせられている。府警、サービス悪いぞ。
 やはりさっきのサイレンは移送車だろう。最終に間に合ったらしい。東京着は23時45分。大量のマスゴミが東京駅に待機だろうが、起きてられそうにないなあ。
 22時前から報道ステーションをちょっと見るが、だいたいわかったらかもうええわ。
 ま、明日も雨だから、久しぶりにアホテレビのハシゴとしよう。
 寝る。

11月11日(水) 穴蔵
 雨ぞ降る。
 終日穴蔵。
 3時半に目が覚めて、4時頃からニュースをあれこれ。
 当然ながら市橋の逮捕から護送のばかり。
 朝刊を読んだ後、テレビを1時間ほど見るが、チャンネル変えても同じ内容ばかりで、たちまち飽きてしまった。
 後は本を読んだり、CDを聴いたり、少しは仕事をしようと机に向かって挫折したり。
 たちまち夕刻。
 晩酌。
 早寝するのである。

11月12日(木) 穴蔵/中之島科学研究所
 朝刊を見たら週刊文春の広告に鳥取の「35歳元ホステス●●●●●」とある。木嶋佳苗につづいてまた伏せ字かよ。
 ゴミ出しついでにコンビニで買ってきた。(ちなみに週刊新潮のタイトルは「鳥取のプレデター」と表記)
 鳥取の元ホステス「上田美由紀」……日刊ゲンダイでは11月6日に「“ジャヴァ・ザ・ハット”そっくり」と書いていたからどんなのかとグラビアを見たら、デブでブスは間違いないが、さすがにジャヴァほどではないわなあ。
 ジャヴァからプレデターへ。恐ろしいことではいい勝負だが。
 それにしても、市橋達也、木嶋佳苗、上田美由紀、島根の女子大生バラバラ殺人とネタは多いが、取材もたいへんだろうな、一件集中とはいかんだろうから。その分、記事は全体に散漫である。
 2日間動いてないので運動不足。
 昼過ぎに自転車で出て、東回りの巡回コースを走る。
 梅田で昼飯。
 桜橋〜玉江橋経由で市立科学館へ。
 ここの駐輪場にて、近くの仕事場から来たかんべむさし氏と物々交換を行う。
 おれは市立科学館へ。
 15時から中之島科学研究所の第1回コロキュウムである。
 本日の講演者は、
・高橋憲明所長「青少年の自発的な理化啓発活動」
 ……科学教育がらみで、市立科学館が関わっている「青少年のための科学の祭典」20年の歩みの総括。野外実演で20年間毎回「ドラム缶つぶし」を担当している人がいるとか。熱蒸気を充満させたドラム缶にホースで水をかけるやつだが、おれはまだ見たことがない。
・松田卓也先生「飛行機がなぜ飛ぶのかまだ分からない!? 科学における都市伝説」
 ……ニセ科学批判ではなく、教科書でも間違った(誤解を招きやすい)記述が多いテーマに関して「最近の論戦の成果」を踏まえての解説。こういうテーマになると、松田先生は切れ味鋭く、ともかく話が明解で面白い。
 17時まで。
 日暮れが早くなった。
 急速に暗くなるなにわ筋を北上、福島〜中津経由で帰館。
 お粗末な夕食……ビールを少し飲んで早寝するのである。

11月13日(金) 早朝エイリアン/穴蔵
 わ、空腹で、0時30分に目が覚めてしまった。
 昨夜のメニューが鶏のエサみたいなもので、ほとんど食べられず、ビール少し飲んで早寝したためである。
 雨は降ってないようだから、久しぶりに早朝グルメに出かける。
 午前1時は深夜で、早朝ではないか。
 久しぶりに天五屋へ。
 だんだん営業時間が早く(午後6時〜)なり、値上げがつづいて、もう早朝グルメの対象店ではなくなってしまったなあ。
 とうとつだが……
 ずっと前に書いたことがあるが、おれは「モノリス=麻雀牌」説をとなえている。牌が宇宙のあちこちを飛び交っていて、役が出来上がったところで、そこにいる種族が進化の階梯を上がっていくのである。偶然と必然、進化への意志、文明の崩壊、闘争と進化……すべては麻雀説で解き明かせる。
 次ぎに思いついたのが「エイリアン=ウナギの肝」説である。
 
 天五屋で肝吸いをいただきつつ、いつもエイリアンを想起する。
 エイリアンは腕から体内に侵入するのである。
 午前2時前に帰館、朝まで安眠。
 本日は集合住宅の雑配水管洗浄で、午前中は穴蔵にて待機しておかねばならぬ。
 10分もかからぬ作業だが、いつ来るかわからん予定というのは落ち着かないなあ。
 机に向かっていてもイライラして何もできない。
 カウスじゃないけど「やるんなら早よやってちょうだい」といいたくもなるよなあ。
 10時半に、やっと終了。
 あとは穴蔵にて、少しは仕事もするのであった。いと少なしを。
 晩飯。
 なんと豪華メニューである。昨日の反省か。贅沢過ぎるぜ、ったく。なんでこう落差が大きいのか。
 などと嘆きつつ盛大にビール、湯割り。
 明日は少し運動しようと思いつつ早寝するのである。

11月14日(土) 穴蔵/ウロウロ
 わっ……ここんとこ「わっ」ばっかりだな……午前2時に目が覚めてしまった。
 豪雨のような雨音によってである。
 雨は小降りになったようだが、あとは眠れず、ちょっと本を読んだり仮眠したり。
 そのまま午前中ダラダラ状態が続く。
 午後、朝日放送で特別番組『落語家初!!文化勲章 おめでとう米朝さん』を見る。これは関西だけの放映らしい。
 太閤園で一門の祝賀会があったらしい。その様子が放映される。
 おお、絹子夫人がソファにもたれたままだが、きちんとしゃべってはるではないか。
 月亭一門(代表格は八方師匠だが)も参加……なによりであります。
 SFでも誰か文化勲章を貰ってくれんかなあ。こういう宴会やりたいもの。手塚さん、星さん健在ならなあ。
 午後、晴れ上がって快晴。
 しばらく動いてなかったので、15時過ぎから自転車で走ることにする。
 淀川堤を上流へ。
 
 毛馬閘門の遺跡には晩秋の気配が漂っているのであった。
 毛馬閘門を渡って、蕪村の碑を通過、城東貨物線の鉄橋まで。
 大東町経由で天六へ引き返す。
 ワイルドバンチに寄って軽くビール。
 おっ、Sunday at Jazz Clubで顔見知りのN山さんが来ていて、お連れの方とジャズと映画に関して、ものすごく濃い話をしてはる。
 「ジャズ批評」に寄稿してはるO田さんと紹介していただく。
 しゃべってたら共通の知人と行きつけの店がゾロゾロ。世間は狭くて広いなあ。
 日暮れて帰館。
 疲れた。
 夜、本日は「まあまあのメニュー」でビール飲み、定刻22時に寝るのである。
 午前4時まで安眠できますように。

11月15日(日) 穴蔵/ウロウロ
 おっ、定刻午前4時に目が覚めた。
 気分よろしい。
 穴蔵にて、少しは仕事もするのであった。いと少なしを。
 釜山の射撃場火災のニュース、日本人犠牲者の数がやたら増えていく。
 ここ、知り合いで行ったのが何人かいそうな。
 雑居ビルの中とは意外だ。狭すぎるのではないかい。
 おれが実弾撃ったのはアメリカ南部で、ここは地下にあって、相当広かったと思う。
 バズーカなど撃ったのは北京郊外で、これは人民軍のアルバイト。すべて野外だった。
 釜山の射撃場は、歌舞伎町みたいな場所である。ちと、いや大いに怖い。
 阪急東通商店街に射撃場ができても、おれはいかんよ。
 大阪に作るなら、南港か舞洲がいいと思う。射撃自体は面白いものね。
 昼前に、本日は徒歩にて梅田をウロウロする。
 ロフト〜堂山町〜ツタヤ〜旭屋〜新梅田食道街。
 
 JR東側の横断歩道を渡ったところ、阪急コンコースにつながる通路が阪急百貨店の工事で閉鎖されたために、新梅田食道街の南端通路がえげつないごったがえしである。
 ふだんこの食道街に来ない人種までが流れ込んできた感じだ。2年間、この状態がつづくわけか。
 足が遠のくかもなあ。
 松葉屋で串カツ・ビールといきたかったが、昼間から混み合っている。
 紀伊国屋書店にて数冊仕入れ、かっぱ横丁の「つるまる饂飩」できつね+Xの昼飯。
 穴蔵に戻って、夕刻まで、本を読んで過ごす。
 晩酌。
 
 なんと串カツである! 松葉屋へいかなくてよかった。
 ↑写真のは最初のロットであって、以後続々。むろんキャベツやトマトもむさぼる。筑前煮もあるが、これは容器に詰めてもらう。明日からしばらく田舎行き、持っていくことにする。
 収監前の最後の晩餐である。
 そろそろ早寝。

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