『マッドサイエンティストの手帳』63
●マッドサイエンティスト日記(1998年5月後半)
主な事件
・内外で政変
1998年
5月16日(土)
6時過ぎ名古屋始発のひかりで帰宅午前8時の朝帰り。直ちに出社。しんどいことである。
5月17日(日)
某PR誌……などと伏せることはないか、タクミナの「ジョイント」用ショートショートを書く。大迫公成さんが企画していた頃からの連載で、もう4年になるのかな。
5月18日(月)
サラリーマン生活多忙。
5月19日(火)
シティクラブでソリトン編集会議。
5月20日(水)
6時始発のひかりで上京。木更津へ。巨大製鉄会社の関連会社、敷地の広大さに圧倒される。
夕方、東京に戻り、神田で中野晴行氏と1時間ほど雑談。深夜帰宅。インドネシア情勢、暴動は回避されたらしい。
5月21日(木)
雑用集中の日。午後10時やっと夕食。
スハルト辞任のニュース、しかし、後任は「同じ穴のムジナ」
5月22日(金)
まさかと思った、勤務先でインドネシア並の……(以下略)
夜、大融寺で桂千朝独演会。前座で桂歌々志くん「道具屋」を演じる。デビューから1年、着実に成長しているのだなあ。
5月23日(土)
世間は休日なれど自転車で出勤。雑用片づけ。
夜、梅田のロイヤルホースへ、中村葉子さんののCD発売記念ライブに行く。CD「ガーリッシュ」発売記念。
5月24日(日)
CDを聴きながらマンジョンの広報紙を作成。デジカメの写真入り。おだてられるとすぐこんな仕事を引き受けてしまう。
5月25日(月)
午後、松田聖子が歯医者と再婚したという「臨時ニュース」? 離婚が97年1月で、喫茶店にいたら「臨時ニュース」だもんだから、ペルーの突入かと驚いたものだったが、テレビの下劣さ、変わってないなあ。
アサヒネットで発作的にジャズサロンに「森山研」を立ち上げて本田竹廣トリオのCDのことを書いたら、某氏からメール。「幻のもう1枚」を持っているという。さすがに世の中には凄いひとがいる。
5月26日(火)
眼科で眼底検査。「まあ良くなっている」という見解で、レーザーによる治療の必要はなさそう。
5月27日(水)
東京出張の予定がややこしい事態で変更。ドタバタ。
5月28日(木)
あわただしく東京往復。成果なし。
5月29日(金)
森山威男さんの参加している「In a sentimental mood」を聴く。感涙。
5月30日(土)
自宅のプリンターを買い換える。BJ15ではさすがにまどろこしい。……といっても2万円以下のカラープリンターだが。
5月31日(日)
午後、梅田の旭屋に寄ったら椎名誠がサイン会をやっている。「黄金時代」である。熱血の純文学というのだが、五木寛之が昔「文学界」に書いたときもタイトルは「黄金時代」ではなかったっけ。自伝的小説というのはこうなるのであろうか。