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『マッドサイエンティストの手帳』41

●筒井伸輔展を見る

神戸・海文堂ギャラリー
 筒井伸輔展 1997.12.20〜29
 海文堂ギャラリー
 神戸市中央区元町通3−5−10
 TEL FAX :078−331−2467 1997年12月20日(土)

 早朝から播州龍野の実家に行く。午後、神戸方面に舞い戻る。
 「ルミナリエ」見物の諸君が多く、電車が結構混みあう。
 JR元町で大阪方面よりたどり着いた「ハチママ」と合流、筒井伸輔展会場へ17時到着。

 筒井伸輔氏の作品は、昆虫を中心とする得体の知れない「虫」を素材に蝋(ワックス)で表現する不思議な作品。「蝋画」という古典的な技法とは別の、まったく独自なものである。
 デジカメでうまく伝えられるか自信がないが、一点、作家の許可を得て掲載。

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 初日とあって、オープニング・パーティ。
 筒井康隆ご夫妻をはじめ、日高教授ご一家、ネット関係(高井信さんなど221メンバー、わがソリトンメンバーなど)、古くからの筒井党メンバー、さらに古くネオヌルの山本義弘さん、さらに古く旧ヌルの……は俺だけか……色々な参加者が多くて、楽しい雰囲気になった。

 「虫」素材が多いことから、日高先生の話がやたらエスカレートして、「作品に毛ジラミだけがない!」(ダニをモチーフとした作品はちゃんとあるのです!)とか「害虫版の干支……ダニ、シラミ、ノミ……を作れ」とか、なんやらわからん方向に進んでしまいました。
 下の写真は、作家・筒井伸輔氏と、参会者の記念写真。テーブル上のワインのみが目立つが、これは撮影者(堀)の視線がそちらにいったためである。

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 ということで、「蛾」が気に入って……ワックスは先に取られた……素描(?)を確保して上機嫌のハチママと、ルミナリエ見物に大阪方面から来た田舎者諸君で混みあう電車で梅田方面へ帰る。そして帰ってから書いたのがこれ。
 筒井伸輔展報告では、これがいちばん早いかな……。
 


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