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『マッドサイエンティストの手帳』133

●『わたくし 松河哲男です』展


WAKAO Yukikazu Gallery で松河哲男展


 中宮画廊で堀晃さんの個展など担当していた若尾さんが、老松通りに画廊をオープン、松河哲男さんの個展を開催中なので見に行った。

 『わたくし 松河哲男です』展
 1999年12月12日(日)〜18日(土)
  11:00〜18:00
  WAKAO Yukikazu Gallery
  大阪市北区西天満4-2-4 美術ビル2階
  電話 06−6365−5321
  「画廊通り」といわれる老松町通。

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 松河哲男さんは画家というよりデザイナーのようである。
 キャラクター商品の造形を得意としていて、こちらを「売り」にしたいような気配。
 ぼくには「立体的版画」みたいな「絵」が面白かった。
 ベニヤ板をパターンに従って切り抜き、着色して、再度はめ込んだという「版画」というよりも「板画」。たけしの番組でも紹介されたのだとか。

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 画廊という仕事がどんなものかについても聞く。目利きと商売人の狭間で微妙なバランスが必要みたい。現代的な造形家を育てるためには、クールなビジネス感覚も必要なんだなあ。がんばってください。


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