HORI AKIRA JALINET

『マッドサイエンティストの手帳』247

●Jeoff Bull Group at Mahogany Hall


 2002年8月18日(日) Mahogany Hallで、オーストラリアのジェフ・ブル・グループをゲストに迎えてのコンサートが開かれた。

 午後2時、心斎橋のマホガニーホールへ。
 オーストラリアのジェフ・ブルのグループが欧州ツアーの帰路、来日。このグループをゲストにマホガニーホール・コンサート。
 演奏順にニューオーリンズ・レッドビーンズ。
 ジェフ・ブル・グループ
 Geoff Bull(tp),John McCarthy(cl),Gary Walford(p),Paul Finnerty(bj),Lord Taylor(ds)の5人。
 むろん、ニューオリンズ・ラスカルズも。
 それにマホガーホール・ストンパーズの高居さん(tp)も参加。

 off off off
 上の写真は各バント、出演順。
 後半は色んな組み合わせのセッションになる。
 Geoff Bullは大阪ではおなじみで、もう数十回来日、今年だけでも4回目とか。
 John McCarthy(cl)は72歳のクラ。2度目の来日というが、聴くのは初めて。
 クラ・フィーチャーで懐かしい「If I had you」が聴かせた。風貌は哲学的である。
 メンバー中、文字通り「異彩を放っている」のがド派手なアロハを着たピアノのGary Walford。ともかく陽気な性格で、人気絶頂。赤い靴に真っ赤な靴下まで披露してくれた。
 off off off<
 赤い靴はいてたピアニスト
 異人さんだからそのまま行っちゃった
 ……なんちゃって。
 18時まで、休憩のビール時間も含めて4時間。
 最後にジェフ・ブルがオーストラリアのジャズ仲間について「交通事故や病気で、何人もが亡くなった」と、ちょっとしんみりしたスピーチ。ニューオリンズ・スタイルの葬送曲で、最終的には賑やかに終了。
 マホガニーホールの後ろにあるレンガの壁にゲストプレイヤーがそれぞれサイン。
 あと、約30人ほどでゾロゾロと日航ホテル地下の竹葉亭に移動。
 ゲストを中心に座敷で会席……これは壮観である。
  off
 ニューオリンズ・ラスカルズのファンクラブ「ODJC」(Original Dixieland Jazz Club)もホームページを開設しようという話が出る。
 ……が、どうもODJCは高齢化気味で(なにしろおれなんぞ、ここでは若輩者だからなあ)、マメに管理するスタッフが見あたらない。困ったものだ。なんとなく視線がおれに集中してきて「お前やれ」の圧力を感じる。やばいね、どうも。ラスカルズのページとなると、海外との交流が多いから、英文ページを充実させないといけない。おれの英語力ではちと無理なようである。
 しかし、ラスカルズをもっと紹介するページは必要(特に現在17枚まで出ているNOR-CDシリーズはもっとPRする必要がある)と思うので、わがHPに試作コーナーを作ってみることにした。
 ここ「ふるさとはニューオリンズ」ね。
 SFさぼって、ジャズの記事ばかりが増えるなあ……。
 恒例、世話人・住友さんの手締めで20時過ぎにお開きとなる。
 ともかく、暑い夏、久しぶりに楽しい日だった。


『マッドサイエンティストの手帳』メニューヘ [次回へ] [前回へ]

HomePage