「太陽風交点」事件全資料

20年の歳月を経て、今公開される「太陽風交点」事件全資料!
提訴から高裁判決まで、事件の全貌はここにある!



「太陽風交点」事件全資料

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 「太陽風交点」事件とは、
 1981年4月15日の東京地裁への提訴に始まり、
 1986年5月26日の東京高裁での控訴審判決が確定するまで、
 原告・早川書房と被告・堀晃、被告・徳間書店の間で、
 5年間にわたって争われた出版差止等請求事件です。

 本ホームページでは開設時(1996年)から、この事件の全資料を公開したいと準備を進めてきました。
 それは、この事件に関する長編手記(「宇宙法廷」ノート)と連動して進む予定でした。
 さらに、長編SF『宇宙法廷』と同時進行すればという構想までありました。

 しかし、資料は膨大で、テキスト化に多大の時間と労力を要します。
 OCRが普及し始めましたが、資料の大部分はタイプ印刷か手書きで、到底テキストに変換できるものではありません。
 その後、デジカメやスキャナー使用も検討しましたが、満足できるものではありません。
 そんな状態が10年近く(提訴から23年、控訴審判決からは18年以上!)、資料の整理がつかぬまま、本来の自分の仕事までが停滞してしまいました。

 最近、やっとドキュメント・スキャナーを導入。なんと10数年の懸案事項が1週間で片づきました。

 5年に及ぶ裁判の中で最もドラマティックかつ爆笑ものの展開を見せる「今岡清への反対尋問」(A052)や、今岡清と五十嵐敬喜に対する憎しみが生涯消えることのない原因となった「控訴審での準備書面」(A094)など、読みどころは無数にあります。
(2004.8.26 大安吉日)

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